イヤーピース

【茶楽音人 SpinFit CP100レビュー】耳穴に合わせて動く!?独自のフィット感が心地良いおすすめイヤーピース

2019年6月5日 情報更新しました。

茶楽音人(さらうんど)のSpinFitというイヤーピースをご存知でしょうか。

「夜露死苦」みたいなメーカー名が胡散臭さ満点ですが、れっきとした音響メーカーです笑

SpinFitはイヤーピース愛好家の中でもファンが多いイヤーピースの一つで、先日「イヤーピースのおすすめ記事」でも厳選6種に挙げさせてもらっていました。

そこで今回は確かな品質と独自性を兼ね備えてるけれど、あまり知られていない茶楽音人のSpinFit「CP100」をレビューしたいと思います!

 

2サイズが同梱されたパッケージ商品が登場!

ついにSpinfit初となる2サイズが一緒にパッケージされた商品「CP360」が登場しました!

正直サイズは十人十色だけに購入して装着しないとフィット感が確かめられず、購入サイズを誤ると別サイズを再購入・・・という残念な結果になりがちでした。でも「CP360」なら「SS/S」「S/M」「M/L」の2サイズセットで購入できるから比較的安心して買えるようになりました。

ノズルタイプもCP100同様、コンプライ200に相当する3.6mmの内径なので幅広い市販イヤホンに対応します。

「CP360」の性質は「CP100」同様なので、サイズ選びに迷ったときは「CP360」を選択しましょう!より高確率でジャストフィットなイヤーピースに出会えると思いますよ。




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個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|茶楽音人とは

茶楽音人の公式サイト・トップページ

茶楽音人(さらうんど)」は、音響関連の独自技術に秀でた「音茶楽株式会社」と秀逸な設計製造技術を持つ「TTR株式会社」が共同で立ち上げたイヤホンブランドです。

 

茶楽音人の「Donguriシリーズ」というカナル型イヤホンなどに採用されている、音茶楽株式会社の音響特許技術「トルネード・イコライザー方式」の音質には定評があります。

僕もハイレゾ対応の「Co-Donguri Balance(ソナーブラック)」を持っていて、音質にも満足しているんですが、和を感じさせる色合いも独特で好きなんですよ。

 

茶楽音人のCo-Donguri Balance(ソナーブラック)

ちなみに「Co-Donguri Balance(ソナーブラック)」は、国内最大級のオーディオビジュアルアワードVGPを受賞したこともあって、音質は折り紙つきです。

 

こうした技術に定評のある茶楽音人のイヤーピース「SpinFit」も、もちろん確かな技術に裏打ちされたクオリティがある逸品です。

これまで知らなかったなら、実にもったいない!

ぜひこの機会に「SpinFit」の魅力に触れてみてくださいね!

 

個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|「CP100」の概要

茶楽音人「SpinFit CP-100」商品パッケージ

茶楽音人のイヤーピース「SpinFit CP100」

SpinFitは2009年に香港で誕生したイヤーピースブランドで、高品質なシリコン素材を使用し、360度回転する内軸が特徴的な一品です。

今回はSpinFitシリーズの中でもスタンダードな「CP100」についてレビューしていきます。

 

SpinFit「CP100」の基本情報

まずは「CP100」の基本的なスペックなどまとめたので、見てみましょう。

製品名 茶楽音人
SpinFit CP100
価格 1,080円(税込)
タイプ(素材) シリコン
形状(フランジ) シングル
ノズルタイプ 100
(コンプライ200サイズに相当)
ダクト口径 φ4.00mm
サイズ展開 SS/S/M/L

ちなみに商品にはイヤーピースが2セット(4個)入っているので、1セットあたり540円になります。

一概に比較できませんがイヤーピースに定評のあるコンプライ製で1セット470円ほど、final製だと1セット255円くらいで購入できると考えると、SpinFit「CP100」はちょっと贅沢なイヤーピースと言えますね。

 

SpinFit「CP100」本体のサイズ

SpinFitが展開している4種類のサイズ(SS/S/M/L)を表にまとめたので、購入時の参考にしてもらえれば嬉しいです。

SpinFit「CP100」のサイズ一覧表と合わせてご覧ください。

SSサイズ Sサイズ Mサイズ Lサイズ
A幅 (mm) 3.8 3.8 3.8 3.8
B幅 (mm) 9.99 11 12.33 13.57
C幅 (mm) 9.5 9.5 9.5 9.9

A幅はイヤホンのノズル挿入部分の幅にあたります。SpinFitの3.8mmは「コンプライ200サイズ」に相当します。

イヤーピースのノズルタイプが手持ちのイヤホンと合っているか確認したい場合は、コンプライ公式サイトの対応表が役に立つので参照してみてください。

>>コンプライのイヤーピース対応表|COMPLY公式サイト

 

B幅についてはSpinFitが12.33mmに対して、コンプライTs-200の同様のサイズ(M)で13.31±0.50mmと一回り小さくなっていることから、SpinFitのサイズ感は「平均または若干小さめ」といったところだと思います。

 

SpinFit「CP100」のカラー展開

SpinFit「CP100」ではサイズに応じて内軸のカラーが異なっています。

一目でサイズが分かる利便性にも一役買っていますが、カラフルな色味は純粋に目に楽しいですね。

SpinFit「CP100」のカラーはサイズごとに異なります。

SSサイズはパープル、Sサイズはホワイト、Mはレッド、そしてLがイエローになっていますよ。

 

個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|特徴

SpinFit「CP100」の特徴

概要の冒頭でお伝えしたようにSpinFit最大の特徴は360度自由に動く軸部分にあります。

 

特許技術が生み出す独特なフィット感

SpinFit「CP100」の3Dクッション構造によるバネ感。

SpinFitの軸を押してみるとバネのように沈んだり戻ったりするんですが、通常イヤーピースはこのように動くことはありません。

 

SpinFit「CP100」の3Dクッション構造は内軸の根元あたりにくびれ加工が施されています。

これが特許技術の「3Dクッション構造」で、ノズルを挿入する軸の根元にくびれ加工が施されています

 

spinfitの3Dクッション構造

この独自構造が従来品では対応できなかった耳の奥の大きなカーブにもピタッとフィットして、独特のフィット感を生み出します。

ちなみにこの構造は耳への装着感だけでなく、音質にも影響を与えているので、後ほどご紹介しましょう。

 

特許技術だけあって、360度自由自在に動いて耳穴に柔軟にフィットする「3Dクッション構造」は茶楽音人のSpinFitだけの専売特許です!

他のイヤーピースでは味わえない独特なフィット感は”病みつきもの”ですよ。

 

個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|装着感

SpinFit「CP100」とJPRiDE「model 708」

「3Dクッション構造」のおかげもあって、装着感は非常に軽やかですよ。

 

謳い文句に違わぬ自然な着け心地

比較的スリムな形状と柔らかいシリコン素材、そして柔軟に動いてフィットする「3Dクッション構造」のおかげで、装着時はとてもスムーズに耳穴に入ってきます。

フォームタイプのコンプライ製イヤーピースの場合は、多少押し込むような印象がありますが、この感覚とは対照的ですね。

 

圧迫感もないから長時間装着しても疲れない

圧迫感も感じず自然な着け心地なので、長時間装着していても耳にかかる負担は大きくありません。

実際にSpinFit「CP100」を3時間ほど装着してみましたが、耳に疲労は感じませんでした。

軽やかで自然な着け心地にこだわりたい方に最適なイヤーピースといえますね。

 

個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|音質

結論から言うと、音質については比較的軽快で透明感のあるサウンドになる印象です。

今回SpinFit「CP100」の音質テストをするにあたっては、イヤホンにはBluetoothイヤホンのJPRiDE「model 708」、プレーヤーにはiPhone Xを使用しました。

特別な機材は用いていないので、市民感覚に適ったテストができたかなと思います。

 

ちなみにJPRiDE「model 708」は4,000円弱の低価格帯としては極限のハイスペックで高コスパなBluetoothイヤホンとして定評があります。詳しいレビュー記事もあるので、お得に最高な音を楽しみたい方はチェックしてみてください。

>>【JPRiDE model 708レビュー】完全防水&8.5時間再生のiPhone・android対応Bluetoothイヤホンがコスパ最強説

JPRiDE model 708(ロングケーブル)【高音質コーデックAAC・APT-X対応】
JPRiDE(ジェイピーライド)

 

クリアな中音域~高音域

SpinFitの「3Dクッション構造」と薄めのシリコンボディによる絶妙な装着感が中音域を最大限に活かしています。

高音域も伸びやかかつ鮮明な印象で、中音域から高音域にかけての音色は爽快感すら覚えます。

 

低音は引き締まった印象

低音域についてもSpinFit独自のチューニングを感じられ、タイトに引き締まったような低音を感じることができます。

低音域に力強さを与えることに定評のあるコンプライのイヤーピースと聞き比べると、より明確にタイト感が伝わります。

 

動画の音は控えめに聴こえる

映画館で体感するサラウンドシステムのような音の臨場感や奥行きを感じたい場合、SpinFit「CP100」は最適ではない印象を受けました。

音がこざっぱりしてるといいますか、もうちょっと音に肉厚感が欲しいんですよね。

あっさりしていて演者のセリフにフォーカスするなら良い音質を届けてくれると思いますが、迫力のある映像を臨場感満点のサウンドで観るなら、僕的にはコンプライ「Ts-200」かfinal「Eタイプ」をおすすめします。

 

特にポップスに最適なサウンド

一方で音楽鑑賞の場合、SpinFitのクリアサウンドは秀逸です。

重低音のおとなしさと相容れない楽曲はさておき、どんな音楽も歓びをもって聴けるオールラウンダーな音を提供してくれます。

特に強みである中音域を活かしてボーカル中心のポップスなどを聴くと、SpinFit「CP100」の良さを実感できると思います。

 

個性派イヤーピース 茶楽音人 SpinFit|まとめ

茶楽音人SpinFit「CP100」レビュー

「【茶楽音人 SpinFit CP100レビュー】耳穴に合わせて動く!?独自のフィット感が心地良いおすすめイヤーピース」と題して、茶楽音人のSpinFit「CP100」のレビューをお送りしました。

 

ストレスフリーな装着感が秀逸!

SpinFit「CP100」最大の特徴は、特許技術「3Dクッション構造」だからこそ実現可能な独自の装着感にあります。

長時間視聴にもストレスフリーなイヤーピースとしては、唯一無二の絶対的存在感があります。

競合メーカーであるコンプライやfinalにも無い独自の価値がSpinFit「CP100」にはありますよ。

 

サイズ選びに困っているなら「CP360」

「CP360」なら2サイズが一つのパッケージで販売されているので良心的です。

性能などは「CP100」と変わらず良好なので、サイズ選びで失敗したくない方には特におすすめ!

 

実力派イヤーピースは他にもあります!

茶楽音人のSpinFitがイヤーピースの全てではありません。コンプライ、final、SONY、クリスタルラインオーディオなど他にも実力派イヤーピースが存在します。

そうした選んでも損をしない実力派イヤーピースを一挙にご紹介する記事を公開しています!

茶楽音人のSpinFit「CP100」の購入に踏ん切りのつかなかったあなたは、他のブランドもチェックすると納得いく買物ができると思いますよ。

どれを取っても損はしないラインナップになっているので、興味のある方はぜひ!

【2019年版】イヤーピース選びに迷ったらコレ!!初心者必見のおすすめイヤーピース6選

 

したっけ、チャンス(@jdkachi)でした。

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