Windows10の拡張機能を使ってHEIF画像を閲覧する方法
本記事の想定読者
- iPhoneで撮影した画像が「.heif」「.heic」形式で「????」ってなっている
- そもそも「HEIF」ってなに?
- HEIF形式の画像をWindows10で見たいけど、それは可能?
- Windows10でHEIF画像を閲覧できるようにする方法が知りたい
- HEIF画像をサクッとJPG形式に変換する方法についても教えてほしい
HEIF形式の画像は扱いにくい!!
「HEIF(ヒーフ)」とは、High Efficiency Image File Formatの頭文字を取った言葉で、特有の方式でデータサイズが圧縮された画像ファイル形式です。
元の画像の高画質さを維持しながらJPG形式の約50%のファイルサイズに圧縮できることがメリットですが、その一方で互換性に難があるのが気になるところです。
ちなみに「HEIC(ヘイク)」High Efficiency Image Containerという形式もHEIFと同義と考えて差し支えありません。
なおiPhoneがiOS11にアップデートされて以降、iPhoneのカメラで撮影すると基本的に画像はHEIF形式が採用されるようになりました。
Win10の拡張機能をインストールするのが、閲覧の手っ取り早い方法
Windows10でHEIF画像を閲覧するなら拡張機能をインストールするのが最も簡単な方法でしょう。
拡張機能はマイクロソフトがMicrosoft Storeで提供している公式ソフトウェアで、もちろん無料で利用することが可能です。
HEIF画像をWindows10で見る方法をまるっと解説!
本記事では、HEIF(HEIC)形式の画像をWindows10で閲覧する方法について、解説していきます。
またHEIF画像を取り扱いしやすいJPG形式に変換する方法についてもご紹介しましょう。
本記事の内容
HEIF画像拡張機能をインストールする|インストール方法
ここではHEIF形式の画像をWindows10搭載パソコンで閲覧する方法について解説していきます。
Windows10の拡張機能をインストールして閲覧する
通常Windows10ではHEIF形式の画像を開くことができないので、マイクロソフトが無償提供している「HEIF画像拡張機能」という拡張機能をインストールして対処しましょう。
「HEIF画像拡張機能」のインストールは、下記リンクから行えます。
上記リンクにアクセスするとマイクロソフトのホームページにある「HEIF画像拡張機能」をダウンロードできるページに遷移します。
まずは「入手」ボタンをクリックしましょう。
続いて「Microsoft Storeで開きますか?」と聞かれるので「Microsoft Storeで開く」をクリックします。
Microsoft Storeが開かれたら、「入手」ボタンをクリックして「HEIF画像拡張機能」を無料ダウンロードしましょう。
(僕は既に機能をインストールしていたので、上の画像では「入手」ボタンが表示されていません)
インストール後はHEIF画像をクリックするだけで見ることができるようになるはずです。
なぜか閲覧できないトラブルが発生・・・
あくまで僕の場合ですが、上記でご紹介した「HEIF画像拡張機能」をインストールしても、なぜかHEIF画像を閲覧することができませんでした。
色々と原因を調べてみましたが、問題を解消できるような答えは見つからず・・・。
上記の方法がWindows10でHEIF画像を見る一般的な方法ですが、僕のようなケースもあり得ると思うので、以下では僕が偶然発見したメチャ便利な無料ソフトを使ったHEIF画像の閲覧方法をご紹介したいと思います。
HEIF画像拡張機能をインストールする|拡張機能の代替手段
ここではWindows10の拡張機能に代わってHEIF画像を閲覧できるようにする優良ソフトウェアの概要や閲覧方法について、解説していきます。
さらにHEIF形式の画像を取り扱いしやすいJPG形式に変換する方法についてもご紹介していきますよ。
無料で使えるソフト「DearMob iPhoneマネージャー」
「DearMob iPhoneマネージャー」とは、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスのデータを簡単かつ安全に管理できる無料/有料ソフトウェアです(Win/Mac対応)。
iOSデバイスのデータの取扱いに関する数多くの機能を持っていますが、その中にHEIF形式の画像をWindows10上で閲覧したり、JPG形式に変換する機能も含まれています。
オンラインサービスのデメリットをまるっとフォロー
「DearMob iPhoneマネージャー」は、オンラインサービスで見られるような下記のデメリットがありません。
- 一度に処理できる容量(≒画像の枚数)に限界がある
- 画像の変換処理スピードが遅い
- 撮影時に施した加工が無効化されてしまう
- プライベートな写真を無料サービスにアップロードする危険性
これらのデメリットが無いので、ありのままの画像を超速でJPG形式に変換することが可能です。
iTunes代わりの管理ソフトとして使える
本記事の目的であるHEIF画像の閲覧やJPG形式への変換以外にも、様々な用途に利用できる「DearMob iPhoneマネージャー」は、iTunesの代わりにピッタリなソフトでもあります。
例えば、次のようなことも行えますよ。
DearMob iPhoneマネージャーでできること
- Live Photoを画像・動画に変換できる
- iPhoneに入っている画像・動画をパソコンに自由に転送できる(劣化させません!)
- 音楽を管理できる
- ワンクリックでiPhoneのバックアップを作成できる(機種変更のときに便利!)
- すべての個人情報を安全に管理(ファイル暗号化で強固なセキュリティ)
- iPhoneを簡単操作でUSBメモリー(外部記憶媒体)化できる
挙げればキリがないほど多くの機能が搭載されている「DearMob iPhoneマネージャー」は、HEIF画像の閲覧・変換だけでなく、iTunes代わりの管理ソフトとしても優秀なソフトと言っていいでしょう。
HEIF画像の閲覧・変換方法
ここからは「DearMob iPhoneマネージャー無料版」を使ってHEIF形式の画像を閲覧したりJPG形式に変換する方法について、解説していきます。
なお「DearMob iPhoneマネージャー無料版」は、下記ページからダウンロードすることができますよ(Win/Mac対応)。
>>無料版「DearMob iPhoneマネージャー」をダウンロードする
iPhoneをパソコンに接続する&ソフトを立ち上げる
まずはiPhoneをパソコンにUSB接続させましょう。
これは「DearMob iPhoneマネージャー」の立ち上げと前後しても、特に問題はありません。
続いて「DearMob iPhoneマネージャー」を立ち上げましょう。
「写真転送」「音楽管理」「ビデオ&映画」「バックアップ」などの項目が並んだトップ画面が表示されたらOKです。
HEIF画像を閲覧・JPG形式に変換する
まずはソフトのトップ画面にある「写真転送」をクリックしましょう。
すると「写真をロードしています。」と表示されるので、読み込みが終わるまでしばらく待ちましょう。
読み込みが終わると操作画面上に、iPhoneに収められた画像が一覧表示されます。
左側には、「カメラ」アプリのモードや「写真」アプリのアルバムごとにカテゴライズされた項目が一覧表示されていて、右側には選択したカテゴリ内にある画像データのサムネイルが期間ごとに表示されます。
あとはカテゴリや期間を頼りに、変換したい画像をクリックで選択していきましょう。
選択し終わったら、操作画面上部にある「エクスポート」から「HEICをJPGにエクスポート」を選択しましょう。
なおHEIF画像を閲覧する方法は、既に表示されているサムネイル画像をダブルクリックするだけです。
無料版の場合、ソフトの動作はポイント制で行う仕様になっているので、指定した動作に必要なポイント数と現在のポイント残高が表示されます。
内容を確認のうえ「次へ進む」ボタンをクリックしましょう。
「エクスポートしています。」と表示されたら、処理が終わるまでしばらく待ちましょう。
処理が終わると「完了!」と表示されて、変換された画像の保存先が別ウィンドウで表示されます。
「完了!」と書かれた画面を閉じるには、右上のバツマークをクリックすればOKです。
以上が「DearMob iPhoneマネージャー無料版」を用いたHEIF画像の閲覧・変換方法になります。
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HEIF画像拡張機能をインストールする|まとめ
「【HEIF画像拡張機能をインストールする】HEIF・HEIC形式の画像閲覧に必須!?Windows10にHEIF画像拡張機能をインストールする方法」と題して、HEIF形式の画像をWindows10に拡張機能をインストールして閲覧する方法と、拡張機能の代替策として利用できる無料ソフトウェアを使って閲覧・JPG形式への変換を行う方法について、詳しく解説してきました。
拡張機能がダメなら、DearMob iPhoneマネージャーで解決!
本記事で最初にご紹介した「HEIF画像拡張機能」をインストールして閲覧するのが、Windows10でHEIF画像を見る一般的な方法です。
ただ僕のように上手くいかない場合もあるので、そんなときは無料ソフト「DearMob iPhoneマネージャー」を使うといいでしょう。
かんたん操作で迷わず使うことができると思いますし、何よりJPG画像に一発変換できるっていうのが魅力ですね。
フリーソフトということで多少の制限はありますが「DearMob iPhoneマネージャー」は完全無料で利用できるので、とりあえず無料ダウンロードしてその利用価値をチェックしてみてもいいかもしれません。
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