ISOファイルをDVDに焼く方法を徹底解説!!
フリーソフト「DVD Shrink」や高性能コピーソフト「VideoProc Converter」などを用いてDVDを丸ごとコピーすると”ISO”というファイル形式で書き出されます。
そうして作成したISO形式のDVDデータを空のDVD-ROMに焼く(コピーする/ライティングする)方法について、本記事ではご紹介していきます。
なおDVDをISO形式の動画ファイルに変換する方法については、下記の記事で詳しく解説していますよ。
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【23年版】DVDコピーに最適な無料&有料ソフトは?
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関連記事【22年版DVDコピー方法】セル&レンタルDVDの処理方法を網羅的にご紹介!
基本的に無料でDVDは焼けます
セル&レンタルDVDの内容をコピーする場合、特に強力なコピーガードが施されているDVDについては有料の高性能コピーソフトを用いる必要が生じる一方、ISO形式に変換したDVDデータをDVD-ROMに焼く際は、ほぼ100%無料ソフトウェアで行うことが可能です。
たまにエラーになることがありますが、そんなときに使える高性能ライティングソフトも併せてご紹介するので、本記事さえ読めばDVDの焼き方を一通りマスターできるでしょう。
では早速、ISOファイルを空のDVD-ROMに焼く方法について詳しく見ていきましょう。
MP4形式の動画ファイルを空のDVD-ROMに焼く方法
ちなみにMP4形式の動画ファイルを空のDVD-ROMに焼くことも可能です。
セル&レンタルDVDのようにDVDメニュー機能を付けてオリジナルDVDを作成できるので、興味のある方は下記の記事をチェックしてみましょう。
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【決定版】DVD Flickの使い方|MP4ファイルをDVDに書き込む
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関連記事【DVD Flickの使い方】MP4などの動画データをメニュー機能付きでDVD-Rに焼ける!無料で使えるDVDオーサリングソフト「DVD Flick」の使い方
本記事の内容
ISOファイルをDVDに書き込む方法のバリエーション
ここではまずISOファイルを空のDVD-ROMに焼く方法のバリエーションについて、簡単に解説していきます。
今回ご紹介するオススメの焼き方は、下記の3種類です。
「Windows標準搭載機能」で焼く
これは標準でWindowsパソコンに備わっている機能を使ってDVDを焼く方法です。
実はWindowsは「Windows7」以降、ISOファイルをDVDに書き込むライティング機能が標準搭載されるようになったため、Win7以降のWindowsパソコンであれば、特別なソフトを使わずにDVDを焼くことができます。
つまりWin7以降のパソコンを持っていれば、お金をかけることなくDVDが焼けますよ!
>>「Windows標準搭載機能」を使った焼き方をチェックする
「ImgBurn」で焼く
この方法は無料で使えるライティングソフト「ImgBurn」を使ってDVDを焼く方法になります。
以前は「DVD Decrypter」というソフトが定番の無料ライティングソフトでしたが、2005年に開発が中止になり、今ではライティング機能が正常に作動しなくなってしまいました。
そのため今は「DVD Decrypter」の代わりとして「ImgBurn」を用いるのが一般的になっています。
ちなみに「ImgBurn」と「DVD Decrypter」の制作者は同じ人物なので、どこか使っていて安心感があります。
「Windows標準搭載機能」でDVDが焼けなかった場合の代替策
一概にWindows標準搭載のライティング機能と比較できるものではありませんが、Windows標準搭載機能でDVDを焼くことができなかった場合の次の一手として「ImgBurn」で焼く方法を知っておくといいでしょう。
「WinX DVD Copy Pro」で焼く
最後にご紹介する方法は、これまでご紹介した2つの方法では焼けない場合に重宝する”最後の砦”的な高機能ソフト「WinX DVD Copy Pro」を使ってDVDを焼く方法です。
このソフトは有料というだけあってそのライティング性能は他の手段とは段違いの精度で行えます。
ただDVDを焼くことは他の無料ソフトでも一応行えるので、「WinX DVD Copy Pro」はあくまで最後の手段として用いるのがオススメです。
>>「WinX DVD Copy Pro」を使った焼き方をチェックする
【方法1】「Windows標準搭載機能」で焼く
ここではWindows7以降のOSに標準搭載されているライティング機能を使ってDVDを焼く方法について解説していきます。
以下ではWindows10を用いて解説していますが、Win10以前のOSをご利用の方にとっても参考になるはずです。
ISOファイルを選択して、書き込みを開始する
早速DVDのISOファイルが保存されているフォルダを開いて、ISOファイルを選択しましょう。
するとウインドウ上部のメニューに「ディスクイメージツール」と表示されます。
「ディスクイメージツール」をクリックすると「書き込み」という項目が新たに表示されるので、クリックしましょう。
「Windowsディスクイメージ書き込みツール」というウインドウが新たに立ち上がったら、あとはDVDドライブに空のDVD-ROMを入れて「書き込み」ボタンをクリックすればOK。
右クリックで開くメニューからも操作可能
実はISOファイルを直接右クリックして展開されるメニューにある「ディスクイメージの書き込み」という項目をクリックするだけでも、「Windowsディスクイメージ書き込みツール」を表示させることができます。
この方法はWin7~Win10まで幅広く使えますよ。
ライティング作業が完了するまで待つ
状態欄に「書き込み可能なディスクにディスクイメージを書き込んでいます...」と表示されたら、あとはライティング作業が完了するまでしばらく待ちましょう。
状態欄に「ディスクイメージはディスクに正常に書き込まれました」と表示されたら、「閉じる」ボタンをクリックしてライティング作業を完了させましょう。
これでWindowsに標準搭載されているライティング機能を使ってDVDを焼く方法の解説は以上です。
【方法2】「ImgBurn」で焼く
ここでは無料で使えるライティングソフト「ImgBurn」を使ってDVDを焼く方法について解説していきます。
「ImgBurn」をダウンロードする
まずは下記のサイトにアクセスして「ImgBurn」を無料ダウンロードしましょう。
>>ImgBurnをダウンロードする|softpedia.com
アクセスしたページを下へスクロールさせると「DOWNLOAD」と書かれたボタンがあるので、これをクリックしましょう。
上のような画面が表示されたら「Softpedia Mirror」と書かれた部分をクリックします。
するとページが遷移して、自動的に「IgmBurn」のダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了するまでしばらく待ちましょう。
「ImgBurn」をインストールする
ダウンロードした「SetupImgBurn_2.5.8.0.exe」というファイルを開いて、「ImgBurn」をパソコンにインストールしましょう。
セットアップ画面が表示されたら「Next」をクリックします。
ソフトのライセンスに関する許諾を求められる画面が表示されます。
「I accept the terms of the License Agreement(=同意します)」と書かれた横にあるチェックボックスにチェックを入れて、「Next」ボタンをクリックしましょう。
続いてコンポーネントの選択画面が表示されますが、設定変更の必要はありません。
最初の状態のまま「Next」をクリックしましょう。
「ImgBurn」のインストール先を指定する画面が表示されます。
「ImgBurn」を日本語表記に設定変更する際にソフトのインストール先を把握しておく必要があるので、ここでしっかり控えておきましょう。
ここも特に設定変更の必要はないので、最初の状態のまま「Next」をクリックしましょう。
この操作画面も基本的にこのままでOKなので、「Next」をクリックしましょう。
ソフトの最新版がリリースされているか、定期的にチェックしたいか尋ねる表示がされますが、ソフトは常に最新に保っておいた方がセキュリティ面で安心なので「はい」をクリックしておきましょう。
「Completing the ImgBurn Setup Wizard」と表示されたら、インストール完了です。
「Finish」ボタンを押して、作業を終了させましょう。
「ImgBurn」を日本語表示に切り替える
「ImgBurn」を日本語表示に切り替えるには、日本語化ファイルを用意する必要があります。
下記のサイトにアクセスして、無料ダウンロードしましょう。
>>ImgBurn 2.5.8.0 日本語化ファイル 第2版|日本語化工房
「ImgBurn 2.5.8.0 日本語化ファイル 第2版」と書かれたリンクをクリックするとダウンロードが始まりますよ。
ダウンロードした「imgburn2580_jp2.zip」はそのままではファイルにアクセスできないので、ファイルを右クリックしてメニューを開き、「解凍」から任意の場所に解凍しましょう。
特にこだわらないのであれば「デスクトップに解凍」でOKです。
解凍されると「imgburn2580_jp2」というフォルダが開かれます。
その中にある「Japanese.lng」というファイルを「ImgBurn」のフォルダ内に移動させます。
「Japanese.lng」ファイルの移動先は「ImgBurn」のフォルダ内にある「Languages」フォルダになります。
ソフトをインストールする際にインストール先を変更していなければ「C:/Program Files (x86)/ImgBurn/Languages」という場所にあるはずです。
「ImgBurn」のインストール先へのアクセス方法が分からない方は、まずWindowsボタンを押しながら「E」キーを押してエクスプローラーを表示させましょう。
そして上の画像の赤く囲われた部分に「C:/Program Files (x86)/ImgBurn/Languages」をそのままコピー&ペーストして「Enter」キーを押せば、「Languages」フォルダが表示されますよ。
「Languages」フォルダに先ほどの「Japanese.lng」ファイルをクリック&ドラッグで移動させましょう。
上の画像のように「Languages」フォルダに「Japanese.lng」ファイルがあればOKです。
デスクトップ上にある「ImgBurn」のアイコンをクリックして、ソフトを起動させてみましょう。
上の画像のように日本語表記されていれば、日本語化は完了です。
「ImgBurn」でISOファイルの書き込みを開始する
まず「イメージファイルをディスクに書き込み」をクリックしましょう。
ISOファイルをDVD-ROMに焼くための操作画面が表示されたら、まずはISOファイルを指定するために「入力元」と書かれた欄にあるフォルダマークをクリックしましょう。
ファイルを指定する画面が表示されたら、目当てのISOファイルを選択して「開く」ボタンをクリックしましょう。
操作画面の「入力元」欄にISOファイルの情報が記載されていればOKです。
あとは空のDVD-ROMをドライブにセットすれば準備OKです。
ライティング開始ボタンをクリックして、書き込み作業を始めましょう。
この画面が表示されたら、あとはライティング作業完了まで待つだけです。
作業完了後はDVD-ROMを取り出して、パソコンやレコーダーで再生可能かチェックしてみましょう。
これで「ImgBurn」を使ってDVDを焼く方法の解説は以上です。
【方法3】「WinX DVD Copy Pro」で焼く
最後は無料で行える方法では焼けないケースで重宝する高性能ソフト「WinX DVD Copy Pro」を使ってDVDを焼く方法について解説していきます。
「WinX DVD Copy Pro」をダウンロードする
「WinX DVD Copy Pro」は有料ソフトなので、まずは下記のサイトでソフトを購入しましょう。
>>「WinX DVD Copy Pro」購入ページ|WinX DVD Copy Pro公式サイト
「WinX DVD Copy Pro」には無料版もありますが、機能制限がかかっていてDVDを焼く機能を十分に使えないので、製品版を購入することをおすすめします。
「WinX DVD Copy Pro」をインストールする
「winx-dvd-copy-pro.exe」というファイルをダウンロードできたら、クリックして開きましょう。
まずセットアップに使用する言語を選択しましょう。
ここでは「日本語」を選択します。
ソフトのセットアップ画面が表示されたら「次へ」をクリックしましょう。
「同意する」をチェックして「次へ」ボタンをクリックします。
ソフトのインストール先は基本的に初期設定のままでOKなので、そのまま「次へ」をクリックしましょう。
ここも基本的に変更する必要はないので、このまま「次へ」をクリックしましょう。
ここも初期設定の状態で問題ないので、「次へ」をクリックしましょう。
これまでの設定内容に間違いがないか確認できたら「インストール」ボタンをクリックしましょう。
インストール作業が終わると「WinX DVD Copy Pro セットアップウィザードの完了」という画面が表示されたら、あとは再起動するだけです。
インストールを完了するためにはパソコンの再起動が必要なので、可能であればすぐに再起動することをおすすめします。
再起動が終了したら、「WinX DVD Copy Pro」のインストールは完了になります。
「WinX DVD Copy Pro」でISOファイルの書き込みを開始する
パソコンを再起動するとデスクトップ上に「WinX DVD Copy Pro」というアイコンが表示されています。
このアイコンをクリックして「WinX DVD Copy Pro」を起動させましょう。
「WinX DVD Copy Pro」の操作画面が表示されたら、左側のメニューにある「DVDバーナー」をクリックしましょう。
続いてDVDに焼くISOファイルを指定するために、「ISO」と書かれたボタンをクリックしましょう。
ISOファイルを指定する画面が表示されたら、ファイルを指定して「開く」ボタンをクリックします。
指定したISOファイルが「イメージソース」と書かれた真横の欄に表示されていることを確認しましょう。
あとは空のDVD-ROMをドライブにセットして、操作画面右下の「Run」ボタンをクリックすればOK。
これでライティング作業が始まります。
ライティング作業中の表示が出たら、完了までしばらく待ちましょう。
「Job Finished!」と表示されたら、「OK」ボタンを押してライティング作業を完了させましょう。
これで「WinX DVD Copy Pro」を使ってDVDを焼く方法の解説は以上です。
ISOファイルをDVDに書き込む方法|まとめ
「ISOファイルをDVDに書き込む方法|空のDVDに焼く」と題して、Windows標準搭載のライティング機能から無料ソフト・有料ソフトまで幅広いDVDライティング方法について、詳しく解説してきました。
やってみるとライティング作業はとっても簡単!
ISOファイルをDVD-ROMに焼く作業は、実際にやってみると非常にシンプルです。
しかもカンタン操作で利用できる優れたフリーソフトを使えば、初心者でもストレスなくDVDを焼けるのが嬉しいですよね!
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