DVDデータはiPhone・iPadに入れて視聴できる!
動画配信サービスは膨大な映像作品が定額見放題になる非常に便利なサービスですが、作品数には”抜け”があります。それゆえ僕は動画配信サービスを3つほど契約していますが、これとは別に「ツタヤディスカス」という宅配レンタルサービスを併用しています。あのツタヤの品揃えの中から好きなDVDを郵送で届けてもらえるサービスで、豊富なラインナップを誇るので動画配信サービスをフォローするサブサービスに最適、僕自身とても重宝しています。
DVDデータをエンコードしてiPhone/iPadに取り込む
DVDそのものをレンタルないし購入して見ている方にとって、それらの動画データをiPhoneやiPadで見られるようにすることは有意義だと思います。
そこで今回はISO形式のデータにリッピングしたDVDデータをMP4形式にデータ変換(エンコード)させて、iPhoneやiPadに取り込んで視聴する方法を備忘録的に記しておきたいと思います。
DVDデータをISO形式にリッピングする方法については別記事に載せているので、ご興味のある方は目を通して見てください。
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【DVDコピー方法・完全無料】レンタルDVDを無料でコピーしてパソコンに永久保存する方法|フリーソフトDVD Shrinkの機能的限界と代替手段も解説
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本記事の内容
そもそも”エンコード”って?
そもそも”エンコード”とは、Wikipediaから引用すると下記のようなことを指します。
アナログ信号やデジタルデータに特定の方法で、後に元の(あるいは類似の)信号またはデータに戻せるような変換を加えること。
特にコンピュータ分野では、音声や動画などをコーデックを用いて圧縮することを言う。
Wikipediaより引用
今回の趣旨に沿って説明するなら、要するにDVDデータをiPhoneやiPadで再生・視聴するのに最適なデータ形式に変えることですね。
DVDデータをiPhoneに取り込むまでに必要なもの
ここではDVDデータをエンコードしてiPhoneに取り込んで再生するまでの作業に欠かせないものを挙げておきます。
- エンコーダ(エンコードするためのソフト・無料)
- iTunes
まずDVDデータをエンコードするためにはエンコーダと呼ばれるデータ変換ソフトが必要です。無料で使えるソフトがあるのでお金は一切かかりません。
次にエンコードしたMP4形式の動画データをiPhoneに取り込むためにはiTunesが必要になります。これはiPhoneをお使いの方なら基本的にお持ちだと思います。これも無料で手に入るソフトですね。
おすすめのエンコーダ
本記事では「Handbrake」というフリーソフトをおすすめエンコーダとしてご紹介します。無料ですが、知る人ぞ知る定番エンコーダなので安心して使えますよ。
日本語版Handbrakeのダウンロードは下記からどうぞ。
Handbrakeのインストール方法
まずHandbrake 日本語版 (Ver.0.9.4)からソフトを無料ダウンロードしましょう。
ダウンロードした「HandBrake-0.9.4jp-r2-Win_GUI.exe」をダブルクリックしましょう。
Handbrakeのセットアップ画面が表示されたら「次へ」をクリックします。
ライセンス契約内容に目を通したら「同意する」をクリックします。
「参照」ボタンを押してHandbrakeのインストール先を指定したら「インストール」をクリックしましょう。
特に要望がなければ最初に設定されていた状態のまま「インストール」を押してもOKです。
これでHandbrakeのインストールは完了です。
すぐにソフトを起動させたい場合は「Handbrake日本語版 0.9.4を実行」にチェックを入れて「完了」をクリックしましょう。
Handbrakeの初期設定
インストール直後はエンコードしたデータの保存先が未設定なので、指定する必要があります。
メニュー「ツール」から「オプション設定」をクリックして、Handbrakeオプション設定画面を開きましょう。
「出力ファイル」の項目にある「デフォルトの保存先」を「参照」をクリックして指定しましょう。
指定先にこだわりがないのであればデスクトップを指定するといいと思います。
これでエンコードの準備が整いました。
DVDデータのエンコード方法
ここからは「Handbrake」を使ったエンコード方法について具体的に解説していきます。
DVDデータのエンコード手順
なおここで使用するDVDデータはISO形式で、DVD Shrinkという無料のリッピングソフトで作成しています。
リッピングソフト「DVD Shrink」を使ったDVDデータのISOデータ作成方法については特集記事があるので、よかったらチェックしてみてくださいね。
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【DVDコピー方法・完全無料】レンタルDVDを無料でコピーしてパソコンに永久保存する方法|フリーソフトDVD Shrinkの機能的限界と代替手段も解説
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1.Handbrakeを起動させてDVDデータを開く
まずはHandrakeを起動させましょう。
立ち上がったら「変換元」をクリックして「動画ファイル」を選択します。
パソコンに保存されているDVDのリッピングデータ(ISO形式)を選択して「開く」をクリックしましょう。
「変換元」にDVDデータのタイトルが表示されていたらOKです。
2.音声・字幕データを設定する
音声データを設定する
まず「音声」タブをクリックして音声データの設定を行いましょう。
既に設定されているソース「自動」をクリックしたうえで、「ソース」と表記された部分下のプルダウンメニューをクリックします。
今回は日本語の音声を選択したいので「2.Japanese (AC3) (5.1ch)」をクリックしましょう。
設定されているソースに「2.Japanese (AC3) (5.1ch)」と書かれていれば設定完了です。
字幕データを設定する
必要に応じて字幕データの設定も行いましょう。ここでは日本語字幕をデータに入れてみたいと思います。
まず「字幕」タブをクリックして字幕データの設定画面を開きましょう。
「Foreign Audio Search (Bitmap」と書かれたプルダウンメニューをクリックして展開すると、DVDデータに収められている字幕データ一覧が出てきます。その中で「Japanese」と書かれているデータを見つけて選択しましょう。
同一言語の字幕データが2種類以上含まれている場合があります。その時は全ての字幕データを登録しておくのが無難です。
選択したら「追加」をクリックして設定に組み込みます。
設定画面に「2.Japanese (Bitmap)」と表記されていればOKです。
ただしこの状態では字幕データが常に表示される”焼き込み”が行わてしまうので、続いて”焼き込み”の解除を行います。
設定した「2.Japanese (Bitmap)」をクリックして選択状態にしたうえで、「焼き込み」のチェックマークをクリックして外しましょう。
設定した「2.Japanese (Bitmap)」の焼き込み状態が「Yes」から「No」に変わっていれば焼き込み設定は解除されていますよ。
3.データ変換を開始する
あとは「変換開始」をクリックしてエンコードを開始しましょう。
エンコードを開始すると黒地に白字で処理の進捗状況を示すウインドウが表示されます。進捗状況が100%になるまで待ちましょう。
進捗状況が100%になるとエンコードが自動的に終了して先ほどのウインドウが消えます。するとデータ保存先にMP4データが出来上がっているので確認してみましょう。
データをクリックしてデータ名末尾(拡張子)が「.m4v」であればOK!無事にMP4形式の動画データファイルに変換できたことになります。
「Handbrake」のエンコード性能の限界
「Handbrake」はとても優れた無料ソフトですが、そのエンコード性能は完璧ではありません。
例えば「DVD Shrink」でコピーしたDVDデータの9割以上は処理できる印象ですが、一部のデータに関してはエラーが発生することがあります。エラーが生じたデータに関しては、もはや「Handbrake」で処理することはできないので、より高性能なソフトに切り替えるしかありません。
あらゆるDVDデータをmp4形式に変換する有料ソフト
仮にエラーが生じてしまい、それでも何としてもデータを変換させたいのであれば、僕は高性能・多機能・割安価格と三拍子が揃っている”神ソフト”「VideoProc」への切り替えをおすすめします。
ほぼエラーが生じない高い処理性能を有するので信頼性が高く、mp4形式へのデータ変換も非常にスムーズ。
しかもDVDから直接mp4形式にデータ変換可能なので、手間要らず!1時間以上は時短できるので、時短術としてもおすすめですよ。

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「VideoProc」を使ってDVDコピーする方法を分かりやすく解説した記事も公開中なので、安心して使い始められますよ!
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次の項目では、出来上がったMP4データをiPhoneに取り込んむ手順について解説していきましょう。
MP4動画データをiPhoneに取り込む方法
ここからは「iTunes」を使ってiPhoneにMP4動画データを取り込む方法について具体的に解説していきます。
MP4動画データをiPhoneに取り込む手順
1.iTunesを起動させる
まずはiTunesを起動させましょう。
もしiTunesを持っていない場合は、下記からダウンロードしましょう。無料で落とせますよ。
2.MP4動画データをiTunesに登録する
iTunesが起動したらライブラリを「ムービー」に切り替えましょう。
「ムービー」に切り替えたら、DVDデータをエンコードしたMP4動画データをクリック&ドラッグでiTunesに放り込みましょう。
上の動画のように動画データの上でクリックして、クリックしたままiTunesの中にドラッグで持っていきましょう。「リンク」とマウスポインタ近くに表示されたらクリック状態を解除してドロップすればOK。
iTunesにMP4動画データをドロップすることで左側のメニュー一覧に「ホームビデオ」が表示されるようになります。「ホームビデオ」をクリックすれば、先ほどiTunesに入れた動画データが見つかります。
これでMP4データのiTunesへの登録は完了です。
3.iPhoneをパソコンにつないで動画データを同期する
続いてiPhoneをパソコンに接続してiTunes側で認識されるのを待ちましょう。iPhoneのアイコンが表示されたら、アイコンをクリックしましょう。
すると接続したiPhoneの管理画面が表示されるので、左の設定項目「ムービー」をクリックして動画の管理画面を表示させましょう。
「ムービーを同期」にチェックを入れて、先ほど入れた動画データにもチェックを入れて、右下の「適用」をクリックしましょう。iTunesとiPhoneの同期が始まります。
同期が終わったらMP4動画データのiPhoneへの取り込み完了です!
あとはApple公式アプリ「ビデオ」を使えば、同期した動画データがいつでも見れますよ。
最新のiOSだと公式アプリ「TV」で見れます!
DVDデータを変換してiPhone/iPadに取り込む方法|まとめ
「【DVDをiPhone/iPadに取り込む方法】無料でISO化させたDVD動画データをMP4変換してスマホ・タブレットで再生する方法」と題して、DVDデータをエンコードしてMP4動画データに変換した後、iTunes経由でiPhoneやiPadにDVD動画データを取り込む方法について解説してきました。
早速「Handbrake」を使ってDVDをiPhoneに入れてみましょう!
「Handbrake」さえパソコンにインストールすれば、初心者の方でも比較的簡単にiPhoneにDVD動画を入れられることが分かりましたね。
ぜひこの機会に「Handbrake」を使ったDVDデータのmp4変換にチャレンジしてほしいと思います。
そして万が一、mp4変換作業中にエラーが発生したら、高性能・多機能・割安価格と三拍子揃った「VideoProc」の導入して再チャレンジしましょう。
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ホームビデオの動画データなどもiPhoneに取り込めますよ
今回はDVDデータを例として取り上げましたが、ハンディカムなどで撮った動画データをiPhoneに取り込む場合にも応用できます。やり方はまったく同じで、Handbrakeで動画データを開いて処理するだけでMP4形式の動画データに変換してくれますよ。僕もSONYのハンディカムで撮った動画をiPadに入れて友人などに見せているので間違いありません。
さらにiPhone・iPadに「HDMIケーブル」と「HDMI変換ケーブル」を組み合わせれば、外部ディスプレイに動画を流せます。友人宅のテレビなどにつないで動画をシェアすることもできるので、かなりおすすめです。
iPhoneに入っている動画をテレビなどの外部ディスプレイで見る方法をまとめた記事もあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
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ちなみに各DVDコピーソフトを用いて、強力なコピーガード性能を持つディズニー・ピクサー作品をコピーできるか実際にテストした結果を掲載した記事も公開中です。
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「DVD Shrink」の使い方については、下の解説記事をチェック!
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