DVDの動画コンテンツをiPhoneに同期して視聴する方法
macOS Catalina / Big Surを使っているMacユーザーの方へ
macOS Catalina / Big SurではiTunesが廃止されたため、動画ファイルの同期方法が変更になっています。
そのため当該OSを使用中のMacユーザーの方は、下記の記事を参照してほしいと思います。
関連記事【Mac版DVDをiPhoneにコピーして観る】DVDをコピーしてスマホに取り込む方法|macOS Catalina/Big Sur以降はiTunesの代わりにTVを使って同期!
DVDってiPhoneに入れて見れるの?
DVDデータをリッピング・エンコードするソフトと「iTunes」を使えば簡単に行えます。
DVDだけでなくYouTube動画もHDクオリティでダウンロードしてiPhoneに取り込めば、通信量フリーで高画質動画を視聴できるので、スマホに動画を同期して見る方法はかなり利用価値高いですよ。
今回は強力なコピーガードを持ったDVDタイトルも難なく処理できる「VideoProc Converter」というソフトを使って、DVDデータをiPhoneに取り込む方法を解説していきます。
本記事ではWindowsの操作画面で解説していますが、Macも操作方法はまったく同じなので、Macユーザーの方もぜひ参考にしてくださいね。
では早速、DVDをiPhoneに入れて視聴する方法について具体的に見ていきましょう。
本記事の内容
「VideoProc Converter」無料版をインストールする
まずはDVDデータをiPhoneに適した動画形式に変換してくれる「VIdeoProc Converter」無料版をインストールすることから始めましょう。
VideoProc Converterをダウンロードする
まずは「VideoProc Converter」無料版をダウンロードしましょう。
Windows版・Mac版とも下記リンクからダウンロードできます。
>>無料版「VideoProc Converter」をダウンロードする【Win版】
>>無料版「VideoProc Converter」をダウンロードする【Mac版】
ダウンロードすることに不安を感じる方は、ぜひ下記の記事を参照して「VideoProc Converter」が怪しいソフトではないことを知ってほしいと思います。
関連リンク【VideoProcの安全性】VideoProcは安心・安全に使えるリッピングソフト!ウイルス感染の心配無用な高性能DVDリッピングソフトの使い方
VideoProc Converterをインストールする
ファイルをダウンロードできたらファイルをダブルクリックで開いて、ソフトのインストール画面を表示させます。
「同意する」にチェックを入れて「インストール」をクリックします。
しばらく待って「インストールが完了しました。」と表示されたらインストール完了です。
早速「今すぐ起動」を押してVideoProc Converterを立ち上げましょう。
DVDデータをmp4形式に変換する
ここからはインストールした「VideoProc Converter」を使って、DVDの動画データをiPhoneに取り込んで視聴するのに最適なデータ形式に変換する手順について、解説していきます。
DVDデータを分析する
「VideoProc Converter」が立ち上がったら、トップメニューの左から2番目の項目「DVD」をクリックします。
操作画面上部に「ディスク」と書かれたメニューがあるので、これをクリック。
DVDをコピーして作成したISOファイルからmp4形式に変換したい場合は、「ディスク」の並びにある「ISO」をクリックしましょう。
新たにメニューが開かれますが、基本的に何もいじらなくてOK。
このまま「完了」を選択しましょう。
「分析中、少々お待ちください」という表示が出るので、少し待ちましょう。
分析が完了すると、DVDの中身が一覧表示されますよ。
処理したい動画データを選択する
DVDの本編動画をiPhoneに取り込んで観たい場合は、表示された状態(特定のタイトルにチェックが入った状態)のままでOKです。
「VideoProc Converter」側で自動的にDVDの本編を分析して適切なタイトルにチェックを入れてくれているので大丈夫です。
仮に本編の特定部分だけを動画データ化させたい場合は、自動選択されたタイトルの並びにある「チャプター」をクリックして特定のチャプターだけにチェックを入れましょう。
なお基本的に「選ばれたチャプターを動画一本に結合する」「全てのチャプターを選択する」の2つにはチェックが入っています。
処理したい動画データの設定をする
ここで動画データの細かい設定を行っていきます。
作成する動画データの形式を指定する
ここでiPhoneに適した動画データの出力形式を指定します。
まずは操作画面下の「ビデオ」タブをクリックします。
出力形式の一覧が「ビデオ」に属するものに変わりましたね。
この中から「MP4 H264」と書かれたものをチョイスします。
「MP4 H264」が青く表示されたら選択された状態なのでOKです。
「デバイス」タブを開くと「iPhone H264」という形式が存在しますが、画質やデータ容量など基本的に「MP4 H264」と変わりません。
そのため紛らわしさを回避する意味でも、iPhone向けデータ変換には統一的に「MP4 H264」を選択するのが無難です。
音声・字幕を設定する
まずは動画データの音声を指定しましょう。
タイトルごとに表示されている音声データを指定する部分をクリックします。
するとデータに含まれる言語が一覧表示されるので、必要な言語にチェックを入れます。
例えば「English」「Japanese」を両方選択してもOK。
再生時に音声切り替えすることが可能です。
各言語の横に6ch(チャンネル)とありますが、同じ言語で複数チャンネルがある場合は、なるべく大きな数字のものを選択すればいいと思います。
ドルビーデジタルなどのサラウンドシステムで音を鳴らす場合、このチャンネル数が多い方が臨場感のあるサウンドを聴けます。
逆にサラウンドシステムがない場合は音を再生機側で最適化してくれるので多チャンネルの音声データで処理したからと言って音が鳴らないわけではないので安心してください。
続いて字幕を指定しましょう。
音声を指定するメニューの隣にあるプルダウンメニューで字幕を指定します。
クリックするとデータに含まれる字幕が一覧表示されるので、お好みの言語にチェックを入れましょう。
動画データの処理を開始する
処理する動画データを選択して各種設定を終えたら、操作画面右下にある「RUN」ボタンをクリックしましょう。
「ビデオを変換しています」と表示されたら、あとは処理が終わるのを待つだけです。
DVDの内容にも寄りますが、時間が掛かるのでしばらく放っておきましょう。
処理が終わると自動的にデータ保存先のフォルダが開かれて、その中にiPhone向けのデータ形式に変換されたDVD動画データが入っています。
処理が途中で中断されてしまった場合の対処法
ディズニー作品のDVDが代表的ですが、一部のDVDにはかなり強力なコピーガードが施されています。
これに弾かれてしまうと「処理ができませんでした」という表示が出てきて、動画データの処理を中断してしまいます。
そんな時はDVDデータを分析する際、DVDディスクのファイルシステムタイプという項目で「強制ISO」を選択してみましょう。
あとの操作は既にご紹介した手順と同じように踏めばOK。
これで今度は最後まで処理を行ってくれるはずです。
次の工程では、この動画データを使ってiPhoneとの同期を行います。
【余談】動画データは大きいのでストレージ不足にご注意を
動画データはMP4形式でも1本約1GBほどあるので、かなりストレージを圧迫します。
こうした作業を繰り返しているとパソコンのストレージ容量に余裕がなくなってくるのも時間の問題。
そんなときはサクッと外付けハードディスクを購入すれば、一挙に問題解決です。
コンパクトさで選ぶ
容量とサイズ感を両取りするならBuffalo(バッファロー)のポータブルハードディスク「HD-PCFS1.0U3-BBA」がおすすめです。
1TB(約1,000GB)のストレージ容量があるので、MP4形式の圧縮された映画データなら1000本は保存できますよ。
手のひらサイズで150gと軽量小型なので持ち運びやすく、置き場所に困らない点もナイスです。
コスパで選ぶ
ハードディスク容量と価格のコスパの良さで選ぶなら、同じくBuffaloの置き型外付けハードディスク「HD-AD2U3」がイチオシです。
Amazon限定の高コスパモデルでストレージ容量が2TB(約2,000GB)もあるので、MP4形式の映画なら約2000本の保存が可能です。
持ち運びには不便ですが、容量の豊富さと良心的価格のバランスが良いのでコスパ抜群ですよ。
変換したmp4ファイルをiTunesに取り込む
ここからはDVD動画データを変換して作成したmp4ファイルをiPhoneに取り込むまでの手順について、解説していきます。
mp4ファイルをiTunesに登録する
まずはパソコン版「iTunes」を立ち上げましょう。
立ち上がったら「ムービー」のライブラリを表示させましょう。
画面左上にあるプルダウンメニューをクリックして「ムービー」を選択すればOKです。
先ほどDVDデータ処理後に開かれたフォルダにあるDVD動画データをクリック&ドラッグして、iTunes上のムービーに持っていきます。
「リンク」とマウスポインタ周辺に表示されたら、動画データをドロップしましょう。
すると「ホームビデオ」という項目にドロップした動画データが表示されます。
これでiTunesへの動画データの取り込み(登録)は完了です。
これまでに「ホームビデオ」に該当する何らかの動画データをiTunes上に登録したことがある方の場合は、画面左のライブラリに「ホームビデオ」と表記があるはずです。
その場合は「ホームビデオ」を選択して、その中に処理したDVD動画データを放り込みましょう。
iPhoneにmp4動画ファイルを取り込む
iTunesにmp4ファイルを登録したら、続いてiPhoneをパソコンに接続してmp4ファイルを取り込みましょう。
iTunes上にiPhoneマークが表示されたら、これをクリックしてiPhoneの設定画面を開きます。
画面左にある「ムービー」をクリックします。
すると先ほど登録したDVD動画データの名前が表示されます。
「ムービーを同期」にチェックを入れた上で、先ほど登録したDVD動画データにチェックマークを入れて、画面右下「適用」をクリックしましょう。
あとは同期が完了するのを待つだけです。
iPhoneでmp4形式の動画を見る
ここからはiTunesに登録したmp4動画ファイルをiPhoneで再生する方法について、解説していきます。
公式サプリ「TV」で視聴する
まずiPhoneに購入当初から入っている公式アプリ「TV」をタップして立ち上げましょう。
現行以前のiOSでは公式アプリ「ビデオ」が、上記の「TV」アプリに当たります。
画面下の「ライブラリ」タブをタップすると「ホームビデオ」という表記があります。
これをタップします。
すると先ほどiTunes経由で同期したDVD動画データがあるはずです。
この動画データ名をタップしましょう。
動画個別のメニュー画面に移ったら、あとは「再生」と書かれた部分をタップすれば再生開始です。
これでいつでもDVDの動画データをiPhoneで楽しむことができますよ。
ここまで作業お疲れさまでした!
DVDを丸ごとコピーする方法
実は「VideoProc Converter」を使うと、DVDプレーヤーなどで視聴する際に使用できるメニュー機能が使える状態を維持したまま、DVDデータを丸ごとコピーすることができます。
(「ISO」というデータ形式でDVDをコピーします)
やり方は非常に簡単で、DVDデータ処理の形式を「ISO」にするだけです。
DVDを分析したら、操作画面下の「バックアップ」タブをクリックして、その中にある「ISO」というデータ形式を選択するだけです。
あとは「RUN」を押すだけでOK。処理が終わるまで待ちましょう。
なお処理されたISOデータは、MP4データが保存されたフォルダと同じ場所に保存されます。
ISO形式の動画データの再生方法
ISO形式のデータは、動画データを再生するメディアプレーヤーを使って再生することができます。
Windowsパソコンで言うところの「Windows Media Player」ですね。
もちろんDVDならではのメニュー機能が使え、チャプター選択・字幕設定・特典映像の再生などが行えますよ。
ちなみに僕は無料で使える「VLC メディアプレーヤー」というプレーヤーを使っています。
上の動画は実際にVLCメディアプレーヤーでISOデータを再生している様子を映したものです。
ちなみに上のパソコン画面の動画キャプチャも「VideoProc Converter」で撮影したものです。
もしどんなメディアプレーヤーを使ったらいいか宛てがない方は、検討してみてはいかがでしょうか。
高機能で直感的に使える操作性の高さがポイントです。
VLCメディアプレーヤーの使い方に関する記事も公開しているので、気になる方は要チェック!
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VLCメディアプレーヤーの使い方|DVDデータの再生方法
続きを見る
DVDをiPhoneにコピーして観る方法|まとめ
「【DVDをiPhoneにコピーして観る】DVDリッピング~データ変換・スマホに取り込む方法|コピーガード解除、MP4・ISOのパソコン保存もVideoProcなら簡単!」と題して、DVDの動画データをiPhoneに取り込んで視聴する方法について紹介してきました。
DVDデータをiPhoneに入れて動画ライフを豊かにしましょう!
DVDデータをiPhoneに入れて動画を観る方法は、動画配信サービスなどを使うことに比べて煩雑ではありますが、非常にコストを抑えて動画を楽しむことができます。
通信環境やデータ通信量を気にすることなく、好きなタイミングで視聴できる点はこの方法の大きなメリットかなぁと思いますね。
特にDVDデータを簡単かつスピーディーに処理するなら、今回使った「VideoProc Converter」は直感的に使えて、コピーガードに邪魔されずに確実に処理が行えるのでおすすめです。
個人的にはYouTube動画を一気にダウンロードしてiPhoneに取り込んだり、合法的なDVDコピーを行ったりとかなり重宝しています。
この手のソフトとしては1か月あたり340円で使えるあたりも良心的。
ぜひこの機会にDVDデータをiPhoneに入れる傍ら、無料版で「VideoProc」の良さにも触れてほしいと思います。
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【DVDの合法的コピー方法】リッピング・データ変換は不要!コピーガード解除しない完全合法でDVD動画データをPC・iPhoneに保存する方法|VideoProcで簡単
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厳選したDVDコピーソフトを一挙公開
DVDをコピーするソフトは多種多様なものがありますが、正直どれを選んだらよいのか悩ましいところ。
そこでコピーガードを突破する高い性能や使いやすさなどを考慮したDVDコピーソフトを厳選してまとめた記事を公開しました。
この記事を参考にすれば、あなたに適したDVDコピーソフトが見つかるはずです!
関連リンク【22年版】DVDコピーソフトまとめ|コピーガード解除して保存
ちなみに各DVDコピーソフトを用いて、強力なコピーガード性能を持つディズニー・ピクサー作品をコピーできるか実際にテストした結果を掲載した記事も公開中です。
関連リンク【DVDコピー実証実験:ピクサー編】レンタルDVDをDVDコピーソフトで処理可能か検証!コピーガード解除可能なタイトル一覧|Windows10・Mac対応
DVD Shrinkの使い方を分かりやすく解説!
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関連リンク「【DVD Shrinkの使い方】無料ダウンロードしてレンタルDVDを完全コピー!DVD ShrinkでDVDをiso保存する方法|インストール方法や代替ソフトもご紹介」
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