- 生まれてきてくれた我が子のために、何かしてあげたいと考えている
- 絵本の読み聞かせに関心があるが、何を読んだらいいか分からない
- 赤ちゃんに絵本を読み聞かせる意味ってある?
- 赤ちゃんに読んであげると良い絵本が知りたい
上記のような悩みに応える記事になります。
僕には現在まもなく4歳になる娘がいます。先日幼稚園に入園しましたが、入園式は感動ものでした。
「うちの娘がこんなに大きくなってくれたかぁ・・・」と胸がいっぱいになりました。嬉しいですよね、我が子の成長をそばで感じられるって。
話は少し前に戻りますが、我が子は立ち上がって歩くようになるのは遅かったんですが、喋るのがとにかく早かったんです。1歳の半ばころには何となく単語を発したり、大人の言うことを何となく認識していました。
こうした子どもの日本語認知力の高さは、生まれた直後から絵本を読み聞かせていたことが功を奏したんじゃないかと僕は考えています。実際に早期の読み聞かせが子どもの言語能力の向上に有効だという研究結果もあるくらいですし、現状までの娘の成長ぶりを鑑みると一定の信ぴょう性はあるように思います。
そんなわけで今回は「0歳からの読み聞かせ」をテーマに、生まれたての赤ちゃんに読んで聞かせてあげたいおすすめ絵本をご紹介します。お子さんの将来を考えて絵本を読み聞かせてあげることは百利あって一害なしなので、ぜひこの機会に絵本の読み聞かせにチャレンジしてみてくださいね。
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そもそも赤ちゃんに読み聞かせる意味ってあるの?
そもそも気になるのは「0歳の赤ちゃんに絵本を読んであげることに意味があるのか?」ということでしょう。これは漠然と疑問に思うことだと思います。
基本的に僕は意味があると強く感じています。
0歳の時期において絵本の役割というのは「音を聴かせる」ことにあります。読み聞かせによってボキャブラリーを蓄積させていき、ある量を超えると一気に花開いて言語能力がぐんと伸びます。これは早ければ早いほど良いと言われているので、赤ちゃんだからといってまだ早いということはありません。
言葉を話せない乳児だからこそ、読み聞かせるのだと考えましょう。出来ないからこそやってみるというのは、大人も同じですよね。
一文字、一文字をしっかり読んであげましょう
乳児のころの読み聞かせで特に大切なことは、絵本に書かれていることを一文字、一文字ハッキリと聴かせてあげることです。
すべての音をハッキリと子どもに伝えることが絵本の意義ですから、意識的に文字を一音ずつしっかり発音することが大切です。
ちなみに絵本はスラスラ上手に読む必要はまったくありません。むしろスラスラ読む方が子どものためにならない可能性すらあります。上手に読もうとせず、一文字、一文字を丁寧にお子さんに伝えることに重きを置くようにしましょう
読み続けることでリアクションしてくれるように・・・!
最初のうちは「本当に意味なんてあるんだろうか・・・」と疑心暗鬼になりがちですが、お子さんのためと思って継続しましょう。
続けていると、ある日から絵本の書いていることに反応を示してくれるようになります!
絵本を選ぶポイントに「語感の良さ」が挙げられますが、まさにその語感の良さを感じる部分で「キャッ!キャッ!」と満面の笑みで応えてくれるんです。このリアクションにはホント感動しますよ。
継続は力なり。めげずに絵本の読み聞かせをしてあげれば、間違いなく何らかの変化がお子さんに現れるので、ぜひいろんな絵本を読んであげてくださいね。
では早速、次の項目から赤ちゃんへの読み聞かせに適した厳選絵本をご紹介していきましょう。
0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|だるまさんが
文句なしで一番おすすめしたい絵本です。続編の『だるまさんの』『だるまさんと』もありますが、やっぱり『だるまさんが』が断トツで子どもの反応がイイです。
かがくい ひろしさん著作のロングセラー絵本で、知らない人はいないほど現代では定番中の定番。
子どものリアクションが早いうちに見られる内容もグッドです!
すべてがちょうど良い
絵本の内容のボリューム感、語感、リズムなどが0歳からの読み聞かせにピッタリです。
「だ~る~ま~さ~ん~が~・・・」で始まるお話に興味をそそられる展開で、赤ちゃんの目と心をギュッと掴めること請け合い。
擬音の面白さがポイントで、「どてっ!」「ぷしゅ~!」「びろ~~ん!」と、お子さんが「キャッキャッ!」と喜ぶ顔が思い浮かぶようです。
ちなみに僕の娘も生後数か月ころから反応を示して、とっても楽しそうに絵本を見聞きしていました。
”赤色”が赤ちゃんにとって視覚的に良いのかも
赤ちゃんは視力がまだ弱く、大人と同じように見えていないことから色味のハッキリした原色が認識しやすいと言われています。
アンパンマンの配色などが典型的ですが、真っ赤なだるまさんは赤ちゃんにとって認識しやすいという狙いがあってのことかもしれませんね。
多くの子育てママさんに読まれているのも納得です。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|くっついた
読み聞かせと同時にお子さんとスキンシップをはかるなら、三浦太郎さんの『くっついた』が最適です。
お子さんと「くっついたぁ~」と頬ずりしたりして、愛情を注ぎながら読めるので母子一緒になって楽しめますよ。もちろんお父さんも笑
テンポが良いから子どもにもよく伝わる
「きんぎょさんときんぎょさんが・・・くっついた~!」と様々な動物さんがくっついちゃう内容の本作。
そのテンポ・リズムの良さは子どもにもしっかりと伝わります。
反応を示すようになると「くっついた~!」のところでニッコリ反応してくれるのが、たまりません。
極めてシンプルな内容なので、読み聞かせ始めの時期に特におすすめしたい一冊です。
最後にお父さんも登場するのが嬉しい
基本的に絵本は「母子」が前提であることは多いので、お父さんにはちょっと寂しいところ。
でも三浦太郎さんの絵本はお父さんの登場率が高いんです!パパには朗報!
家族三人で絵本の読み聞かせをするにはこれ以上ない作品です。ぜひお父さんも一緒に読み聞かせに参加してみては?
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|いないいないばあ
松谷みよ子さんの『いないいないばあ』は、日本絵本業界のクラシックになりつつある超・超・超ロングセラー&大定番の絵本です。
さすがは半世紀以上の時の洗礼に耐えた納得の内容で、子どもの喜ぶ顔がたくさん見られる良書です。
「いないいないばあ」の愉快さは鉄板
子どもってどうして「いないいないばあ」が好きなんでしょうか。そう思わされるほど、子どもの食いつきが良いです。
ページをめくるたびに「いない いない・・・ ばぁ!」が繰り返されるシンプルなものですが、子どもはその度にニコニコ笑ってくれます。
読み聞かせてあげてる立場なのに、子どもの笑顔を見ていると何だか自分のために読んでるんじゃないかと錯覚するほど笑
想像をかきたてるしたたかさも感じさせる内容
楽しい中にも学びがある。良い絵本にはそういった含みがあるものもあります。この絵本はまさにそんな一冊。
内容は「いないいない」と「ばぁ!」の部分を別に掲載しています。ページをめくらないと「ばぁ!」が出ないわけですが、これが子どもの想像力をかきたてます。
次は何が起こるのは推測するんですよ、子どもって。ページをめくる前に笑いだしたり「ばぁ~」って言ったりし始めたら、しめたもの。お子さんは絵本から何かを感じ取っている証拠ですよ。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|ぴょーん
松岡達英さんの『ぴょーん』は、自然科学のイラストを描く松岡さんが手がける絵本シリーズ「はじめてのぼうけん」の最初の作品。
ページをめくるごとに色んな動物が「ぴょーん」と飛び跳ねる様は、とってもユーモアに溢れています。もちろんこういう動きは子どもたちは大好き。
きっとあなたのお子さんも気に入るはずですよ。うちの娘はページをめくるとともに「ぴょーん」となん語で喋って笑ってました。
つい体が動いちゃう面白さ
リズミカルに展開されるユーモラスな動物がぴょんと跳ねるシーンが面白くて、つい大人も体を伸ばして「ぴょーん!」と言いたくなってしまう魅力に溢れた絵本です。
「ぴょーん」という擬音がまた子どもの感性をくすぐるんでしょうね。ページがめくれるのを待ちきれずに「ぴょーん!」とフライングする子が多いと聞きます笑
一緒に飛び跳ねてしまうのは絵本の世界に入り込んでいる証拠で、読み聞かせが功を奏している良い兆候です。その作用を生み出してくれる本作は、やはり良書ということなのでしょう。
登場する生き物が愛らしくもリアル
松岡さんの生き物の描写は可愛らしさを醸し出しつつ、リアルに描写している部分があるのも魅力。
生き物とはこういうもの。そんなことを何となくでもイラストを通して学べるのは、子どもにとって良い機会になります。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|もいもい
『もいもい』は東京大学の科学的研究を通じて作られた絵本で、今回ご紹介する中では特異な絵本ですが、赤ちゃんには凄まじい効果を発揮します。
「あかちゃんの目をくぎづけにしたのはこの絵でした」と表紙にありますが、まさにこの通りで文字通り「くぎづけ」です。
赤ちゃんにしか分からない独特な面白さ
正直言って大人にはこの絵本の良さが分かりません笑
でも赤ちゃんには分かるというか、とっても興味を引く要素が散りばめられているんでしょうね。とにかく目線はずっと本に向かい続けます。
興味を持って本を眺めてもらえるから親としては嬉しいです。
0歳だからこそ読み聞かせたい内容
これから絵本をたくさん読んであげるぞ!そんな意気込みのスタートダッシュをサポートしてくれる絵本が『もいもい』です。
赤ちゃんの「もいもい」に対する熱量はすさまじいです。だから絵本に慣れ親しんでくれるきっかけになります。これが絵本の読み聞かせのベースになって、習慣化されていくと考えると素晴らしい作品ですね。
「もい もい」「むいむい ぽっ」不思議なワードが並ぶ内容を試行錯誤しながら読むことは、大人にとっても良い教育なのかもしれません。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|しろくまちゃんのほっとけーき
おいしそうな香りがしてきそうな『しろくまちゃんのほっとけーき』は、出版から半世紀ほど経つ名作で、多くのママさんに支持されている一冊。
ホットケーキを中心に描かれるストーリーは、子どもの情操教育にも適した側面があるように思います。
ほっとけーきは多くのことを教えてくれます
このお話はしろくまちゃんがホットケーキを作ってお友達と仲良く食べるという内容ですが、その過程の随所に学びが隠れています。
手伝いながらホットケーキを作ること、ホットケーキが出来上がっていく様、お友達とホットケーキのおいしさを共有すること。これらの瞬間、瞬間に喜びや楽しさが溢れています。子どもはこの過程を見聞きしながら、しろくまちゃんの気持ちにシンクロするんです。すると頭の中でロールプレイをしてくれるので、あたかも実際にホットケーキを作っているように感じたり、お友達と一緒に食べているように感じたりするから、とても高度な作用が生まれるんですね。
すぐに読み終わる類の絵本ではないんですが、ずっと興味津々で最後まで聞いていてくれるのは、やっぱり夢中になっている証なのかなと思います。
ほっとけーきが焼きあがるまでの擬音が素敵
赤ちゃんにとってはホットケーキを焼く際の擬音が楽しいようで、ホットケーキを焼いている2ページは、特に盛り上がりを見せるシーンです。
「ぽたあん」「ぴちぴちぴち」「ぷつぷつ」「ぺたん」「ふくふく」と多くの擬音でホットケーキが焼けるまでを表現。
子どもは擬音が大好物ですから、しっかり食いついてくれます。擬音は脳の発達を促してくれるので、一石二鳥です。
読後感も絶妙で、子どもとホットケーキのようにほっこりするには最適な絵本ですよ。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|どんどこももんちゃん
我が子の姿を重ねたくなる愛らしさに溢れる、ももんちゃんが主役の『どんどこももんちゃん』です。
「なんだろ、なんだろ・・・?」テンポよく展開されるお話についつい子どもも心惹かれていく、そんな絵本です。
軽快なリズムがクセになる
「どんどこ どんどこ どんどこ どんどこ」とひた走るももんちゃんのリズムが子どもだけじゃなく、大人をも虜にします。
「どんどこ」のリズムに合わせてお話が進行していくので、とても読みやすく子どもも食い入るようにももんちゃんの動向を注視します。
語感やリズム感の良い絵本は子どもの日本語認知力を養います。『どんどこももんちゃん』は子どもの言語力を育むファーストステップに適していると思いますよ。
お話の終わりにはほっこりタイムが待ってます
お話の最後にはつい親がほっこりしてしまう展開が待っています。ももんちゃんの笑顔が愛らしいんですよね。お子さんとハグしたくなること必至です!
心が温まるストーリーというのも、良質な絵本にとっては欠かせませんね。
少なくとも1~2歳ころまでお子さんと楽しめる素敵な一冊です。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|おふとんかけたら
最初にご紹介した「だるまさんが」の著者である、かがくい ひろしさんの『おふとんかけたら』も今や名作として知られます。
『だるまさんが』同様にテンポが良く、子どもも一緒になって擬音を楽しめる作品ですよ。
キャラクターそれぞれの擬音が可愛らしい
様々なキャラクターが床についていて、お布団をかけるとどうなるか・・・?とページをめくっていく内容ですが、そのオチを表現する擬音が子どもの心を鷲掴みにします。
傾向として子どもは一定のリズムを繰り返すことや、語感をくすぐる音が大好き。それらをしっかり踏まえつつ、ユーモラスに表現しているのが本作。
間違いなく子どもの日本語認知力を養うことに貢献できる一冊に挙げられるでしょう。
「おやすみなさい」の締めは就寝前におすすめ
最後は「おやすみなさい」で締められる本作。うちでは寝る前によく読み聞かせていました。
0歳からそうして読み聞かせていたので、4歳目前の未だに「この本を読んだら寝ようね」が通用しているので助かってます笑
絵本の内容と実生活をシンクロさせて読むのも面白い絵本の扱い方だと思いますよ。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|おやおや、おやさい
表紙から既にユーモアに満ち満ちてますよね、楽しそうです。
石津ちひろさん(文)と山村浩二さん(絵)の著作『おやおや、おやさい』は、表紙のユーモアさの期待を裏切らない言葉遊びが巧みな絵本です。
ダジャレ?回文?言葉遊びが楽しい
「りっぱな パセリは つっぱしる」「そろり そろり セロリは はしる」などクスッと笑える洒落の効いた文章目白押しで、子どもも笑顔に。
ダジャレっていうと「オジサン」みたいなイメージが良くないと思うんですけど、ダジャレって実は子どもにとっては良い言葉遊びというか言語トレーニングだと思うんです。
言葉の同音に敏感になる気がしてますね。うちの娘は喋りたてのころから似通った言葉の音によく反応して「この言葉、あの言葉に似てるね」って教えてくれていました。
『おやおや、おやさい』が織り成す言葉遊びの子どもに与える影響は、思いのほか大きいと思いますよ。おすすめです。
ほっこりストーリーは大人もツボ
マラソンが題材の絵本ですが、よくよく絵を見てみるとストーリーがあるんですよね。本筋の文章には何ら絡まない部分だったりするんですが、そういう些細なところが面白い!
そういうところにも目が向かうような子どもになってほしいと親としては思います。
個人的には「はくさい」が好きですね。照れ屋な彼の結末にちょっぴり笑えます。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|はらぺこあおむし
世界中で愛されているエリック・カールさんの代表作『はらぺこあおむし』は、月齢的にはまったく赤ちゃんとは相容れないと思いがちですが、実は秘策があるんです。
後ほどご紹介しましょう。
触ってよし、眺めて良し、読んで良し
『はらぺこあおむし』は小さなあおむしが蝶になる過程を描いたお話ですが、ストーリーが月齢相応の絵本に比べて長く「赤ちゃんには早いのでは・・・?」と思いがちです。
ストーリー自体を伝えるのは早いかもしれませんが、『はらぺこあおむし』の強みは他にもあるんです。
絵本にはフルーツの絵に穴が開いたページがあって、ここが赤ちゃんや小さな子を魅了するんですよ。指を穴にスポスポ入れてみたり、ページをめくっては戻しめくっては戻しを繰り返します。絵本に慣れ親しむという点では優れた仕組みだと思います。
またエリック・カールさん独自の色彩感覚も魅力の一つです。カラフルな絵に子どもは心を弾ませます。色味の良さから絵本に没頭する子もいるので、色の刺激を与えるには最良の一冊といえます。
もちろん小さなあおむしが大きな蝶に成長していく様を描いたストーリーも素晴らしいです!
赤ちゃんには歌を聴かせてあげると効果的
『はらぺこあおむし』の文章が歌になっているのをご存知でしょうか?
秘策とはこのことで、実は『はらぺこあおむし』は歌って読める絵本なんです!なので赤ちゃんには歌から聴かせ始めるのもOK。赤ちゃんは何やら陽気な音楽に笑顔で応えてくれますよ。
もちろん初めから絵本を読み聞かせてあげても効果的です。
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0歳から読み聞かせたいおすすめ絵本|まとめ
「【0歳からの読み聞かせ】赤ちゃんにおすすめの絵本|早いうちから読み聞かせてあげると日本語の発達がホント早い!」と題して、0歳のころから読み聞かせてあげてほしい、赤ちゃんにおすすめの絵本10冊をご紹介してきました。
幼いころからの読み聞かせは、子どもの将来への最高の投資
ちょっと現実的な物のいい方をしてしまいましたが、僕は読み聞かせを子どもの将来の生きる力を育む一助になると信じて行ってきました。その効果は現時点では大きくあったと感じています。
日本語認知力を高めることは国語力の向上につながります。国語力はあらゆる学問の基礎となるものです。つまり国語力さえあれば言っていることが理解できる。あとは解決の方法論を自ら模索するだけです。こうしたプロセスを根底から担っているのが日本語認知力というわけですね。
早いうちに読み聞かせを日常の当たり前にしてあげると、2~3歳には子どもの方から積極的に「絵本読んで!」とせがんできます。そうしたら後は子どもの意欲に合わせて絵本を読んであげればOK!早くから読み聞かせておいてよかったと心から思えるはずです。
赤ちゃんに読んであげたい絵本の最低条件
赤ちゃんのための絵本を選ぶ際に最も大切なことは「語感」と「リズム」です。この時期は日本語の基本的な感覚を養うべきなので、絵本の内容以上に言葉の持つ表情や聴きやすさや認識しやすさに配慮されたテンポに重きを置きましょう。
素晴らしい絵本は数え切れないほど存在しますが、それゆえに迷ってしまうこともあります。そんな時はきっかけとしてご紹介した10冊から思い思いに選んでお子さんに読み聞かせてほしいと思います。
この記事があなたとあなたのお子さんにとって、読み聞かせの良い機会となりますように。