【⚡Anker USB Type C-Lightning充電ケーブル新旧比較レビュー】Anker Powerline2とPowerline+2の違いは？｜iPhone急速充電に必須なライトニングケーブル

上記のようなお悩みを抱えた方に向けた記事になります。

 

iPhoneの急速充電は通常の２倍以上速い！！

実はiPhoneはiPhone8の登場を皮切りに高速充電に対応するようになりました。詳しくはiPhoneの高速充電方法についてまとめた別記事を参照してほしいと思いますが、結論から言って「USB-C-Lightningケーブル」と「29W程度の電力供給が可能な充電器」があれば、iPhone付属の「５W USB電源アダプタ」に比べて２倍以上の速度でチャージすることが可能になります。

 

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つまりケーブルと充電器を新調する必要があるわけですね。

そこで僕がおすすめしているケーブルがAnker「PowerLine II USB-C ＆ ライトニングケーブル」なんですが、実は先日新たに「PowerLine+ II USB-C ＆ ライトニングケーブル」なるものが発表されました。

 

 

高耐久性がセールスポイントのようですが、それ以外の特長は今ひとつ伝わってきません。即ち旧型との違いが耐久性以外に分からないんです。なのに価格が401円も違う（公式サイト比較）。Why？

僕としてはその違いがメチャクチャ気になってしまい、またちょうどType-C-Lightningケーブルが欲しかったこともあったので、この場を借りて旧型と比較してみることにしました。

ぜひこの記事を参考にあなたにとって最適な方のケーブルを手に入れてほしいと思います。

 

本記事の内容

 

Anker Powerline II USB-C&ライトニングケーブル比較
公式情報から分かること

まずは公式発表されている情報　を「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」で比較してみましょう。

とはいってもさほど情報量は多くないので、一覧表にまとめてみました。

 

	Powerline+ II USB-C&ライトニング （新型）	Powerline II USB-C&ライトニング （旧型）
耐久性	一般的なケーブルの30倍以上 (３万回の折り曲げテストをクリア)	一般的なケーブルの12倍 (1.2万回の折り曲げテストをクリア)
Power Delivery対応	〇	〇
Apple MFi認証	〇	〇
付属品	結束バンド
製品ラインナップ	0.9m （ブラック・レッド）	0.9m/1.8m （ブラック・ホワイト）

 

まとめたところで公式情報に有益な情報はありませんでした。結局耐久性に違いがあることだけですね笑

 

新旧ケーブルのサイズ実測値

なおサイズや重量は実測したところ公式情報と異なり、次のような結果でした。

	Powerline+ II USB-C&ライトニング （新型）	Powerline II USB-C&ライトニング （旧型）
サイズ	全長：93.5cm コード部分のみ：86cm	全長：94cm コード部分のみ：87.5cm
重量	29g	28g

 

おおよその計測なのでほぼ同じと言えます。

コードの付け根部分から測った長さの違いは、端子部分に施された保護加工の形状によるものです。
結局オフィシャルな情報によって違いはよく分からなかったので、続いて実際に使ってみて感じたことをお伝えしたいと思います。

 

 

Anker Powerline II USB-C&ライトニングケーブル比較
実際に使って感じた新旧ケーブルの違い

公式情報にあたってみましたが、結局使用感で「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」の違いを判断する必要があることが分かりましたね。

ここでは僕が実際に新型・旧型の両方を実際に使ってみて感じた長所・短所についてお伝えしたいと思います。

 

新型の方がケーブルに柔軟性がある

新型の方が旧型よりも柔らかくてまとまりが良いので、何かと扱いやすく感じるのが最も旧型と異なるポイントだと感じています。

クルッと円形に束ねた上記画像を見れば一目瞭然ですが、新型はキレイに弧を描いていますが、旧型は柔軟性に乏しいので歪でカクカクしています。

 

新型の方がグリップ感があって抜き差し時の安定性が高い

新型の端子を保護する加工はゴツゴツした起伏が無くシュッとスリムなので、指でつまみやすく十分なグリップ感が得られます。

また保護加工された部分が包帯でグルグル巻きにして固められたようにしっかりしているので、ケーブルを抜き差しするときの安定感が旧型よりも遥かに高いですよ。

 

新型の端子付け根のケーブル断線防止加工が素晴らしい

耐久性に絡む部分ですが、新型においてはケーブル付け根部分に負担が集中しないように断線防止加工がされているので、ケーブル類が最も断線しやすい端子根本の断線を最大限防止できる構造になっています。

さすが高耐久を謳っているだけのことはありますね。

 

【検証済】新型・旧型の充電性能に差はなし

「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」の充電性能の違いについて検証してみましたが、結論から言って有意な差はありませんでした。

iPhoneのバッテリー残量20％の状態から30分間の充電を行ったところ、いずれのケーブルも＋49％前後の充電量になりました。３回ずつ行ったので間違いないと思います。

 

【デメリット】結束バンドを動かしづらい

新型を使っていて不便に感じたのは、付属の結束バンドを巻いた状態でスライドさせて動かすことが困難だったことです。

新型はケーブル表面に耐久性の高いナイロン素材を使っていることが原因ですね。

結束バンドを決まった位置に固定させておけば困りませんが、人によっては気になるポイントかもしれないので念のためご注意ください。

 

【余談】ケーブルバイト、使えます

 

余談ですがiPhoneの純正充電ケーブルに装着できるケーブルバイトですが、「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」どちらにも装着させることができました。

・・・ちょっと強引ですかね笑

 

 

Anker Powerline II USB-C&ライトニングケーブル比較｜まとめ

「【⚡Anker USB TypeC充電ケーブル新旧比較レビュー】Anker Powerline2とPowerline+2の違いは？｜iPhone急速充電に必須なライトニングケーブル」と題して、iPhoneを急速充電する際に欠かせないUSB Type-Cケーブル「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」の違いについて解説してきました。

 

新型と旧型はどっちが買い？？

結局のところ「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」「Powerline II USB-C&ライトニングケーブル（旧型）」どっちが買いなのかってことですが、僕は「Powerline+ II USB-C&ライトニングケーブル（新型）」の方をおすすめします。

ここで今一度、耐久性が高い点について考えてみましょう。

 

高耐久性には401円の価値が・・・ある！

耐久性からどれくらいケーブルを使い続けられそうか考えてみましょう。

仮に１日あたり30回ほどケーブルを折り曲げるとします。旧型の耐久性1.2万回、新型の耐久性は３万回なのでそれぞれ30回で割ると、旧型は400日、新型は1000日になります。つまり旧型は１年ちょっと、新型は３年近く持つ計算ですね。

この2.5倍の耐久性に差額401円の価値があるかと言われれば、僕はあると思います。なにせ旧型が使えなくなっても新型はまだ１年以上は使えるはずですから。使えなくなった旧型はまた同じものを買うとすれば1,599円かかるわけで、新型の2,000円を大きく超えるコストを支払う羽目になってしまいますから損ですよね。

まぁ、こんな風に小難しく考える必要はなくて、要するに新型の方が旧型の2.5倍も長持ちするんだから新型の方が長く使える分だけお得だよね！ってことですね。

 

デスク周りで使うだけの方なら旧型の方がお得かも・・・？

ケーブルを屋外に携帯して使う頻度が少なくて基本的にデスクに置きっぱなしという方であれば、耐久性は度外視して割安な旧型を選んでもアリなんじゃないかなぁとは思います。

もちろんお金に糸目をつけないのであれば新型を買う方がいいに決まっていますが笑

 

この記事がUSB Type-C - Lightningケーブル選びの助けになれば嬉しく思います。

 

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