【⚡TNTOR 超薄型モバイルバッテリーTN-10PDレビュー】10000mAhクラス最薄最軽量で携帯性抜群！最大18WのPD急速充電対応のコスパ最強モバイルバッテリー

10000mAhクラス最高の薄さ＆軽さを実現

先日当サイトでも紹介した超薄型5000mAhモバイルバッテリーTNTOR「WT-550」が無名メーカーにも関わらずかなり好評だったことは、僕の中で記憶に新しいところです。

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そんなTNTORが今回はバッテリー容量２倍の10000mAhクラスでモバイル性に秀でた製品を投入してきました。それが「TN-10PD」です。

TNTOR TN-10PD

軽量小型なモバイルバッテリー製品に定評のあるTNTORが今回リリースした10000mAhクラスのバッテリー「TN-10PD」の特徴は、下記の通りです。

 

 

モバイルバッテリー市場の先駆者Ankerのバッテリー性能に匹敵する充電性能を備え、さらに販売価格を抑えてコスパを極限まで高めているところはTNTORだからこそ実現できる業でしょう。

バッテリー容量も10000mAhと十分。PDによる急速充電性能もAnkerと同じ出力数がはじき出されているので、製品として全く見劣りを感じません。

 

では早速、10000mAh最高の薄さ・軽さを備えたPD対応高コスパモバイルバッテリーTNTOR「TN-10PD」について詳しく見ていきましょう。

 

本記事の内容

 

TNTOR TN-10PDレビュー｜製品スペック

まずは「TN-10PD」のスペックをチェックしておきましょう。

 

バッテリー容量	10000mAh / 38.5Wh
入力ポート	USB-C micro USB
出力ポート	USB-C×1 USB-A×1
USB-C入力	5V=2A / 9V=2A / 12V=1.5A
micro USB入力	5V=2A / 9V=2A / 12V=1.5A
USB-C出力 (Power Delivery)	5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A 最大18W
USB-A出力	5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A 最大18W
サイズ	130×67×10mm
重量	176g （公式情報：175g）

 

飛行機への機内持ち込み可能です

現在のところ国内線・国際線ともにバッテリー容量160Wh未満のモバイルバッテリー持ち込みが可能です。TNTOR「TN-10PD」はバッテリー容量38.5Whなので問題なく機内に持ち込むことができます。

ちなみに国内線ではモバイルバッテリーの持込個数の制限は100Wh未満なら無制限、100～160Wh未満は最大２個と定められています。

 

TNTOR TN-10PDレビュー｜優れているポイント

ここでは特に「TN-10PD」が優れているポイントをご紹介します。

 

10000mAhクラスで世界最小最軽量級

わずか10mmの薄さ・わずか176gの重さが最大の特徴です。

TNTOR自身は”世界最小最軽量”と明確に謳っていませんが、実用性を伴った10000mAhモバイルバッテリー製品としては世界最小最軽量と言っていいと思います。

 

Anker製品と比較してもその小ささは圧倒的

Anker PowerCore Slim 10000 PD

Ankerから同時期にリリースされた10000mAhクラスのPD対応モバイルバッテリー「PowerCore Slim 10000 PD」と比べると、TNTOR「TN-10PD」がいかにコンパクトか分かります。

 

本体サイズ	TNTOR TN-10PD	Anker PowerCore Slim 10000 PD
長さ	130mm	149mm
幅	67mm	68mm
厚さ	10mm	14mm
重量	176g	212g
バッテリー容量 (mAh)	10000mAh

 

長さ・幅・厚さといったサイズ感、重量いずれもTNTOR「TN-10PD」の方が優れていますね。

「PowerCore Slim 10000 PD」はバッテリーモバイラーの間で大人気を博した製品ですが、TNTOR「TN-10PD」の方が性能・本体サイズすべてにおいて上を行っています。

それだけに「TN-10PD」は知る人ぞ知る秀逸モバイルバッテリーと言えそうです。

 

PD急速充電に対応

PD対応USB-Cポートを搭載し、最大18Wの高出力で急速充電を行うことができます。

スマホであればiPhone純正5Wアダプタの約2.4倍も速く充電することが可能ですよ。

（充電性能のテストは記事の後半に掲載しています）

 

バッテリー本体も急速充電に対応

「TN-10PD」はUSB-C・micro USBともに18Wの急速充電に対応しているのでバッテリー本体も急速充電可能です。

本体フル充電まで約3.5時間と10000mAhのバッテリー容量としては、まずまず悪くない数字です。

 

リーズナブルな価格

先に紹介したAnker「PowerCore Slim 10000 PD」よりも千円ほど安い価格も魅力です。

メーカー名さえ気にしなければ、非常にコスパの高い10000mAhクラスのモバイルバッテリーが手に入りますよ。

 

TNTOR TN-10PDレビュー｜外観・付属品

外観

シルバーとブラックの差し色が際立つバッテリー本体。

 

メタリック調のボディが美しいですね。

決して高級な印象を与えるわけではないんですが、卒なく品質の高さを演出できているように思いますね。

最近のTNTOR製品は一昔前のクオリティから一段ステップアップした感があります。

 

さすが世界最小最軽量クラスのモバイルバッテリー。

このコンパクトさで10000mAhは嬉しいですね。

 

側面に配されたポートは左からUSB-A（出力のみ）、USB-C（出入力）、micro USB（入力のみ）となっています。

 

本体側面にボタンが搭載されていて、これを押すことでLEDインジケーターが点灯。バッテリー残量を確認することができます。

 

バッテリー残量を４点の白色LEDで把握できます。

 

 

スマホなどを急速充電している際には、グリーンのLEDライトが点灯します。

 

付属品

「TN-10PD」の付属品は次の通りです。

 

 

TNTOR「TN-10PD」唯一の欠点は、付属品が心許ないことでしょう。USB-C & USB-C充電ケーブルさえ入っていません。

付属の充電ケーブルはちょっと短いですし、iPhone・androidいずれの場合も急速充電させるには対応するUSB-C充電ケーブルを用意する必要があります。

スマホやタブレットを急速充電させたい方は、対応デバイス別に下記の充電ケーブルの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

USB-C対応デバイス向けのおすすめ充電ケーブル

android端末をはじめUSB-C対応デバイス向けにおすすめの充電ケーブルは、Anker「PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル」です。

充電ケーブルの品質が良く信頼性も高いので買って後悔することがなく、付属の専用ポーチが収納に便利で持ち運びに重宝します。

高耐久ナイロンを採用しているので耐久性も折り紙付きの高コスパ充電ケーブルですよ。

 

iOSデバイス向けのおすすめ充電ケーブル

iPhone・iPadなどLigntning端子に対応したデバイス向けには、Anker「PowerLine+ II USB-C ＆ ライトニング ケーブル」がおすすめです。

 

 

安価な旧型「PowerLine II USB-C ＆ ライトニング ケーブル」もありますが、耐久性が高くないことやケーブルが硬くて使いづらいので、実用性の観点からおすすめしません。

上の画像を見てもらうと分かるように、旧型の方は柔軟性が乏しいのでキレイに弧を描けません。これは実用性にもろに影響してくるので、やはり新型の「PowerLine+ II USB-C ＆ ライトニング ケーブル」がおすすめですね。

 

TNTOR TN-10PDレビュー｜使ってみて感じたこと

持ち運びに最高の優位性を発揮

そのサイズ感が最大の魅力である「TN-10PD」ですが、持ち歩いているとサイズ感もさることながら、軽さが際立ちます。

競合製品Anker「PowerCore Slim 10000 PD」は約212gである一方、「TN-10PD」は176gとさらに36g軽いことになり、この17％軽量化されたボディの差は思いのほか実感させられますよ。

 

とはいえ、サイズ感も間違いなく秀逸

もちろんコンパクトな本体サイズもかさばる印象がなく素晴らしいです。

iPhone Xと重ねてみても、この薄さ。実際に持ってみると、数字の差ほど厚さに違いは感じません。

とにかく薄いってことは間違いないですねw 携帯性は疑いの余地なく最高です。

 

すき間時間でできるスマホ急速充電が便利すぎ

このサイズ感の一方で、充電性能にも抜かりが無く高性能。信頼のブランド・Anker製とまったく変わりません。

「TN-10PD」の出力性能ならiPhoneを30分で約50％チャージすることができます。

ちょっとしたすき間時間でもかなりのチャージが行えるので、急速充電はホント日常的に大活躍しますね。

このサイズ感ならカバンの中でも使えるから、いつでもどこでも場所を選ばずラピッドチャージできてしまいます。

 

充電時間はちょっと長いかも・・・

公表値では3.5時間でフル充電可能ということですが、僕が実測したところ4.5時間ほどかかることが分かりました。

競合製品であるAnker「PowerCore Slim 10000 PD」も４時間ほどフル充電に時間を要するので、これが大きな劣位性に繋がるとは思いませんが、それでも時間が掛かる方だと思います。

この点は購入前によくよく考えておきましょう！

 

高性能で割安。もう10000mAhはこれでいいんじゃない？

大手メーカーAnkerに負けない充電性能を誇っていながら、価格は千円もリーズナブル。もう10000mAhクラスのモバイルバッテリーはコレで決まりじゃないかと思いますね。

問題は”メーカー名”と”急速充電ケーブルの不足”、”充電時間が長め”ということでしょう。

これらを度外視できるなら、もうモバイルバッテリー選びに迷う理由はないと思いますねぇ・・・。

 

「TN-10PD」の電流・電圧を実測してみました

「TN-10PD」の急速充電性能を数値的に検証すべく、実際に充電時に流れる電流・電圧を計測してみました。

 

USB-Cポートの検証

まずはUSB-Cポートから検証しましょう。

ここではAnkerの競合製品「PowerCore Slim 10000 PD」の充電性能と比較したいと思います。

なお充電する端末はiPhone X、使用する充電ケーブルはAnker「PowerLine+ II USB-C ＆ ライトニング ケーブル」です。

 

実測結果は次のようになりました。

 

なんとTNTOR「TN-10PD」がAnkerを上回る出力数をマークしました。

スマホの急速充電に必要な電力は18Wと言われているので、TNTORは（瞬間的にですが）それを超える電力を供給できていることになります。

この数値からTNTORのUSB-Cポート急速充電は確かな充電性能を持っていることが分かりました。

 

USB-Aポートの検証

続いてUSB-Aポートの検証です。

ここでも使用するデバイスは同様ですが、充電ケーブルはiPhone付属の純正充電ケーブルを使用します。

 

実測結果は次のようになりました。

 

USB-AポートでもTNTORはAnkerの出力を上回る結果に。

スマホの場合は5Vでの充電になるので、最大出力は約12W。その理論値にTNTORの充電性能はかなり迫る数字を叩き出した格好ですね。素晴らしい充電性能。

USB-Cポート同様、USB-Aポートの充電性能も確かなことが今回の検証で分かりました。

 

TNTOR TN-10PDレビュー｜まとめ

「【⚡TNTOR 超薄型モバイルバッテリーTN-10PDレビュー】10000mAhクラス最薄最軽量で携帯性抜群！最大18WのPD急速充電対応のコスパ最強モバイルバッテリー」と題して、世界最小最軽量クラスの10000mAhでPD対応急速充電も行える高コスパモバイルバッテリー、TNTOR「TN-10PD」について紹介してきました。

 

高コスパ10000mAhなら「TN-10PD」が最適解！

超薄型軽量でモバイル性抜群の本体サイズ、Ankerと同等の急速充電性能。

そしてAnkerよりも千円ほど安いリーズナブルな価格。

ブランド名を度外視すれば、現在販売されている10000mAhモバイルバッテリーで最もコスパの高い製品と言っていいでしょう。

実用性重視でコスパの良いモバイルバッテリーをお探しの方に自信を持っておすすめできる逸品です。

 

「TN-10PD」が気になり始めているのであれば、ぜひ一度AmazonのTNTOR商品ページで詳細をチェックしてみましょう。あなたの心に刺さる何か新たな魅力が見つかるかもしれません。

TNTOR「TN-10PD」商品詳細ページ｜Amazon.co.jp

 

この記事があなたにとって最適なモバイルバッテリー選びの一助になれば、嬉しく思います。

 

iPhoneを急速充電する方法とは？

iPhoneはiPhone8から急速充電に対応していますが、付属品では急速充電を行うことはかないません。iPhoneを急速充電するには「高出力充電器」と「USB-C - Lightningケーブル」を用意する必要があります。

具体的な充電方法やおすすめの充電器・ケーブルについては、下記の記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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