モバイル性&充電性能の良いとこ取りモバイルバッテリー
「抜群の携帯性」と「PD対応急速充電」は現代のモバイルバッテリー利用シーンにおいて押さえておきたい必須性能。これを絶妙なさじ加減で両立させたモバイルバッテリーがこのほど登場しました。
それが日本発のバッテリーメーカーCheeroの「Power Plus 5 Stick」です。
モバイル性に秀でたモデルとして好評を博した先代「Power Plus 3 Stick」から格段の進化を遂げた「Power Plus 5 Stick」の特徴は次の通りです。
「Power Plus 5 Stick」の特徴
- 最大18Wの高出力
- PD対応USB-Cポート&USB-Aポートの2ポートを搭載
- 2ポート合計18Wの出力数で2台同時充電も可能
- わずか126gの超軽量ボディ
- 手のひらサイズの超コンパクトさ(120×27×25mm)
- バッテリー残量を表示できるデジタルインジケーター搭載
- 最新大型スマホを1回フル充電できるバッテリー容量(5000mAh)
これだけ小さいサイズでPD対応最大18Wの高出力を実現させたモバイルバッテリーは恐らく業界初。
5000mAhとバッテリー容量は控えめですが、大型スマホを1回フル充電させることができるので、普段使いにはちょうど良いサイズ感です。
では早速、「秀逸なモバイル性」と「高い充電性能」を高い次元で両立させたスティック型モバイルバッテリー、Cheero「Power Plus 5 Stick」について見ていきましょう。
本記事の内容
Cheero Power Plus 5 Stickレビュー|製品スペック
まずは「Power Plus 5 Stick」のスペックをチェックしてみましょう。
バッテリー容量 | 5000mAh / 18.5Wh |
入力ポート | USB-C |
出力ポート | USB-A×1 USB-C×1 |
USB-C入力 | 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A 最大18W |
USB-C出力 (Power Delivery) |
5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A 最大18W |
USB-A出力 | 5V=2.4A 最大12W |
サイズ | 約120×27×25mm |
重量 | 約126g |
保証 | メーカー1年保証 |
飛行機への機内持ち込み可能です
現在のところ国内線・国際線ともにバッテリー容量160Wh未満のモバイルバッテリー持ち込みが可能です。Cheero「Power Plus 5 Stick」はバッテリー容量18.5Whなので問題なく機内に持ち込むことができます。
ちなみに国内線ではモバイルバッテリーの持込個数の制限は100Wh未満なら無制限、100~160Wh未満は最大2個と定められています。
国際線の持込個数は各社で規定が異なるので、ご利用になる航空会社の規定を確認してみましょう。
Cheero Power Plus 5 Stickレビュー|優れているポイント
ここでは特に「Power Plus 5 Stick」が優れているポイントをご紹介します。
最大18Wのパワフル出力性能
PD対応USB-Cポートを備え、最大出力18Wを誇ります。
iPhone 11 Pro MAXなどの最新大型スマホを30分で50%程度チャージすることができる急速充電が行えるので、充電性能はパーフェクトです。
USB-C&USB-Aの2ポート搭載
さらに「Power Plus 5 Stick」はUSB-Aポートも搭載して2ポート体制を敷いているので、2台のデバイスを同時充電することもできます。
最大出力は2ポート合計18Wと比較的高出力なので、同時充電の利用価値は十分ありますよ。
超小型軽量な本体サイズ
全長わずか12cmで約3cm角のボディは非常にコンパクト。持ち運びには一切困りません。
最大18Wの高出力性能を誇りながら、同時にこれだけの省サイズを実現させた信頼するに足るモバイルバッテリーは存在しません。
まさに唯一無二の存在感を放っています。
バッテリー容量は5000mAh
モバイル性を重視した結果としてバッテリー容量は5000mAhと控えめですが、それでも最新の大型スマホを1回フル充電させることができる容量なので、人によっては必要十分かもしれません。
ちょっとした普段使いならちょうど良いサイズ感。ポケットに忍ばせられるほど小さいボディなので、常備しておいても煩わしさを感じさせませんよ。
バッテリー残量を表示するデジタルインジケーター
目で見てバッテリー残量を確認できるデジタルインジケーターが搭載されています。
バッテリー本体充電中の蓄電具合もリアルタイムで反映されるので、何気に重宝しますよ。
Cheero Power Plus 5 Stickレビュー|外観・付属品
外観
非常にシンプルでコンパクトな印象のCheero「Power Plus 5 Stick」。
わずかにザラッとした本体表面がリッチな印象を与えます。
角の部分のキラリと光るダイヤモンドカット加工がリッチ感を引き立てていますね。
本体角の丸みを帯びたデザインは、非常に手に馴染んで持ちやすく感じます。
アルミ素材で無機質感全開ですが、この丸みが温かさを感じさせますね。
まさに手のひらサイズ。
手に持ってみると、この小ささを実感します。
iPhone Xと並べても、このミニマム感。
充電ポートは上にUSB-Cポート、下にUSB-Aポートを配しています。
本体充電や急速充電を行う際は、上のUSB-Cポートを使います。
バッテリー残量を表示するデジタルインジケーターは本体天面に搭載。
バッテリー側面にある「電源ボタン」を押すことで現在のバッテリー残量が表示される仕組みになっています。
バッテリー残量は、このように表示されます。
かなり鮮明に表示されるので、見にくいと感じることはないでしょう。
そして何といっても軽いです。わずか126g。

この「軽さ」とコンパクトな「サイズ感」、「持ちやすいデザイン」が相まって、モバイル性の高さをビシビシ感じるモバイルバッテリー。
モバイル性で右に出る製品は皆無。バッテリー容量を度外視できるなら、かなり魅力的に映ります。
付属品
「Power Plus 5 Stick」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- USB-C & USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- 保証書(1年保証)
iPhoneユーザーは急速充電対応の充電ケーブルを購入しましょう
iPhoneユーザーの場合、iPhone付属の充電ケーブルを使っても充電そのものはUSB-Aポートで可能ですが、PD対応の急速充電は行えません。
そのため18Wの高出力を活かした急速充電を行いたい場合は「USB-C & Lightningケーブル」を別途購入しましょう。
僕は耐久性が高くてケーブルも比較的柔軟に作られていて使い勝手が良いAnker「PowerLine+ II USB-C & ライトニングケーブル」を使っています。バッテリー関連の世界的リーディングカンパニーであるAnker製なので安心して使えますよ。

Cheero Power Plus 5 Stickレビュー|使ってみて感じたこと
とにかく軽くて持ち運びが楽チンすぎる
二本指でつまんで持てるくらい軽いです。
スペック的に「○○グラムだから軽い」とか「○○センチだからコンパクト」とかって簡単に言っちゃえるんですが、実際に使ってみるとスペックから感じられる印象以上にモバイル性を高く感じます。
とにかく持ち運びが”気楽”なんですよね。持ち運ぶのに躊躇が要らないというか、間髪入れずにササッと持ち運ぶことを選択してる自分が居るんですよ。
この感覚ってこれまでのモバイルバッテリーではAnker「Powercore Slim 5000」以来の感覚かもしれないですね。
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最近は高性能化に開発が寄っていて重量は増すばかりですからねぇ・・・。
それゆえこの手の製品は貴重だと思いました。
インジケーターはあると何かと便利
インジケーターで1%単位でバッテリー残量が見れる機能は意外な恩恵?があって、バッテリーを充電しようという意識が比較的強く芽生えるんですよ。
だから「充電し忘れてた!!」っていうアクシデントが少なくなった気がしています。
ちょくちょくボタンを押しては「あと残量どれくらいかなぁ~」とか、スマホ充電中にインジケーターを見て「あと40%か・・・」とチェックして残量を意識するんですね。
自分が普段必要とする電力の総量を推量することにも役立って、何気にインジケーターは気に入ってます。
このサイズ感でPD急速充電は反則な使い心地
これだけ小さいサイズのモバイルバッテリーで最大18W出力なんて、時代はもうPD急速充電がスタンダードになりつつあると感じますね。
僕はボディバッグの中で「Power Plus 5 Stick」とPD対応充電ケーブルをセットで忍ばせておいて、スマホをボディバッグに仕舞う都度、カバンの中でチャージさせる細々チャージで活用しています。たった30分の充電でスマホを50%近くチャージする超高速充電だから、こんなチマチマ使っていても十分なチャージが行えるんですよ。
数分の充電で5~6%とかチャージされるから、いくらスマホを使い倒してもなかなかバッテリーが減りません。
このバッテリーを持って旅行にはまだ出掛けたことはありませんが、そういうシーンでもかなり重宝する予感がします。
ちょうど写真のような感じでバッテリーと充電器を入れておいて、必要に応じてスマホをバッグの中に入れてケーブルを接続して充電しているイメージですね。
僕はフットワークを軽くしていたいタイプなので、5Lボディバッグの中に急速充電環境を構築できる「Power Plus 5 Stick」のようなモバイルバッテリーはホント重宝しています。
これで三千円以下ってお買い得すぎます・・・
これでAmazon価格2,680円なんですから、ホント割安だと思います。
僕はバッテリー容量4倍の上位モデル「Power Plus 5 Premium」も同時購入したんですが、これもナント6,280円とリーズナブル。同じ20000mAh&PD対応の他社製品に比べても割安感があって、かなりお買い得だと思いますね。
余談ですがcheero「Power Plus 5 Premium」は20000hAmの大容量モバイルバッテリーとしては最強です。
気になる方はぜひ下記の記事をチェックしてみてくださいね。
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大阪に本社を置く日本企業の製品ということもあって何となく安心感がありますし、そもそもCheeroは業界でも信頼性が高いメーカーなので迷いなく購入できるのもポイントでしょう。
【実測】バッテリー本体の充電所要時間
本体付属の充電ケーブルとPD対応急速充電器(最大30Wの出力性能)を使って、バッテリー本体の充電所要時間をまとめました。
バッテリー充電量 | 所要時間 |
25% | 15分 |
50% | 35分 |
75% | 1時間 |
100% | 1時間40分 |
あくまで参考値ですが、5000mAhクラスとしては十分な速度でチャージできることが分かりました。
この速度を出すには別売のPD対応急速充電器が必要になりますが、それでもこれだけ速いスピードが出せるなら買う価値はあると思いますね。
ちなみにこの機会に購入を検討するなら、Anker「PowerPort Speed 1 PD30」がコスパ良好です。
MacBook Proなどの大電力が必要なデバイスを充電しないのであれば、これで十分。二千円と割安なのもポイント。
【実測】「Power Plus 5 Stick」の電流・電圧を計測してみました
「Power Plus 5 Stick」の急速充電性能を数値的に検証すべく、実際に「Power Plus 5 Stick」の充電時に流れる電流・電圧を計測してみました。
今回は家庭用コンセントに挿して使う「PD対応急速充電器」と「USB-C & Lightningケーブル」を使って行う急速充電と比較して、「Power Plus 5 Stick」の電流・電圧を確認しました。
実測結果は次のようになりました。
USB-Cポート充電時の電流・電圧実測結果
- 「PD対応急速充電器」
- 電圧8.87V×電流1.89A=電力約16.8W
- 「Power Plus 5 Stick」
- 電圧9.13V×電流1.93A=電力約17.6W
なんとCheero「Power Plus 5 Stick」はコンセントから給電を受ける急速充電器以上の出力数を記録しました。
今回はiPhone Xを充電テストに使用したので最大出力は18Wが理論値の上限ですが、「Power Plus 5 Stick」はその理論値に迫る17.6Wをマーク。
今回の実測テストを介して「Power Plus 5 Stick」が申し分のない充電性能を有していることを明確に知ることができました。

Cheero Power Plus 5 Stickレビュー|まとめ
「【⚡Cheero Power Plus 5 Stickレビュー】わずか126gの超軽量小型!PD対応18W急速充電もできて蓄電残量もデジタル表示で分かるUSB-Cモバイルバッテリー」と題して、モバイル性と充電性能を高い次元で両立させたPD急速充電対応のモバイルバッテリー、Cheero「Power Plus 5 Stick」について紹介してきました。
モバイル性&充電性能の高さを重視するならベストバイ
圧倒的な小型軽量さと最大18Wの高出力によるPD急速充電の二つを、これほど高い次元で実現させた製品は存在しません。
デジタルインジケーター搭載で何気に使い勝手も良好。デザインも卒のない美しさが伴っています。
携帯性に優れ、高い充電性能を誇るモバイルバッテリーを探しているのであれば、Cheero「Power Plus 5 Stick」はまさにベストバイな製品と言えます。
大型スマホのフル充電1回分に相当するバッテリー容量5000mAhを許容できるのであれば、購入を迷う理由は見当たらないでしょう。

この記事があなたのニーズに合致したモバイルバッテリー獲得の一助になれば、嬉しく思います。
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