デビュー以来、国内外で多くの活躍を見せる日本を代表するバンド
デビュー以来、その唯一無二の存在感・世界観を引っさげて今でも全世界を魅力し続けている実力派ロックバンド「L'Arc-en-Ciel」。
ボーカル・ハイドの圧倒的かつ独特な歌唱力は聴く人の心を掴んで離さない魅力に満ちています。日本に留まらず海外でも人気を博している理由が分かりますね。
1991年にバンド結成後、紆余曲折を経て1994年メジャーデビュー
1991年、大阪市でtetsuyaが中心となって「L'Arc-en-Ciel」が結成。グループ名の意味はフランス語で「虹」を意味している。
tetsuya(ベース)、hyde(ボーカル)、hiro(ギター)、pero(ドラム)の4人でスタートしたラルクは結成後、活動拠点としていた難波ロケッツでファーストライブは対バン形式だったものの100人以上を動員。その4か月ほどあとに行ったワンマンライブでは300人以上を動員するなど、インディーズバンドとしては圧倒的な存在感を示していた。
その後は圧倒的人気を誇っていたもののメンバー脱退などの紆余曲折を経て、1997年初頭まで続くtetsu、hyde、ken(ギター)、sakura(ドラム)の4人体制となり1993年のファーストアルバム『DUNE』をリリース。このアルバムはオリコンインディーズアルバム週間チャートで首位を獲得し、インディーズシーンにおける人気を不動のものとした。
1994年7月にはビデオシングル『眠りによせて』でメジャーデビューを果たし、同月にセカンドアルバム『Tierra』で本格的にメジャーレーベルでの活動を開始。その後の活動も順調でサードアルバム『heavenly』を引っさげて行った初の日本武道館公演を成功させ、4枚目のアルバム『True』はバンド前期の集大成といえる作品になりメジャーデビュー初のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得、110週連続ランクインという偉業を達成するに至った。
ドラム担当sakuraの逮捕、一時バンド活動が休止するもドーム公演で完全復活を果たす
メジャーデビュー後、順風満帆の活動を行っていたラルクのヒット街道まっしぐらな状況を一変させたのが1997年2月のドラマーsakuraの覚せい剤取締法違反による逮捕。これによりバンドは全ての活動を白紙にし、シングル・アルバムなどの関連する作品の出荷を停止。バンド自身も活動休止を余儀なくされた。
その後ドラマーyukihiroがサポートドラムとして参加して収録された、バンド再出発の象徴となったシングル『虹』をリリース。これが初動30万枚、累計70万枚のスマッシュヒットを果たし、バンド史上最高初動・最高売上を記録。同年に行われたバンド初の銅鏡ドーム公演も大成功させて活動休止以前を上回る爆発的人気を得た。
1998年1月には正式にyukihiroがメンバー加入し、現在に続くバンド体制が確立。その直後にリリースされたシングル『winter fall』は初めてオリコンシングルチャート首位を獲得。その後は全国ツアーを挟んで、『HONEY』『花葬』『浸食~lose control~』『sonw drop』『forbidden lover』など立て続けに発表、全シングルがオリコン年間シングルランキングTOP30入りする快挙を成し遂げた。
また6枚目のアルバム『ark』、7枚目のアルバム『ray』を同時リリースし合計初動300万枚以上、合計600万枚いじょうのセールスを記録。これらのアルバムは日本だけに留まらず、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどアジア諸国でもリリースされ、後のラルク海外進出の足掛かりになった。
2001年にメンバーそれぞれが個人活動を開始、一部で解散が囁かれる
自己最大規模の野外ツアーの敢行、8枚目のスタジオアルバム『REAL』やバンド初のベストアルバム『Clicked Singles Best 13』のリリースなど日本音楽シーンを牽引する活動を見せたラルクだったが、2001年9月リリースのシングル『Spirit dreams inside -another dream-』を皮切りにバンドメンバーがそれぞれ個別に活動を開始。公式発表がないまま、事実上2度目のバンド休止状態に入った。
一部では解散説が囁かれ、事実hydeがバンド脱退を考えていたことやtetsuyaがバンド環境の改善を図っていたことなどが後になって明らかにされている。
2003年にバンド活動再開、完全復活し現在に至る活躍を見せる
事実上のバンド活動休止から約2年半後に行われたライブ「Shibuya Seven days 2003」は解散ライブになるのではなにかと囁かれていたが、ライブ最終日に翌年の活動予定を発表して解散説を一蹴した。
その発表通り2年5か月ぶりとなるシングル『READY STEADY GO』のリリースを皮切りに本格的に活動再開。
数多くのタイアップ曲を発表、自身初のヨーロッパ好演を成功させ、2012年にはアメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで日本人ミュージシャン初とはる単独ライブが行われた。
充電期間のようなバンド休止期間を挟んで、現在の世界的活躍を見せるに至っている。
今回はそんな紆余曲折を経て、今もなお圧倒的な存在感をもって魅力的な楽曲を世に提供し続けているラルクアンシエルのおすすめ曲を厳選してご紹介します。長いキャリアを持つラルクだからこそ世代ごとに印象は異なりますが、どの世代にとっても魅力のある稀有なバンド。これを機会に新しい楽曲が見つかるかもしれませんよ。
では早速L'Arc-en-Cielの珠玉の楽曲たちを紹介していきましょう。
本記事の内容
L'Arc-en-Cielおすすめの名曲|アルバム編
まずはL'Arc-en-Cielがこれまでリリースしたアルバムの中で、特におすすめしたい3枚を厳選してご紹介します。
12枚ものアルバムをリリース、40作品を超えるシングルをリリースしてきた中から選ぶのは至難の業ですが、まずこの3枚を聴けばラルクの概要が掴めると思いますよ。
『HEART』(1998年)
まずおすすめしたいのは5枚目のスタジオアルバム『HEART』。ドラマーsakuraの覚せい剤騒動による活動休止明けを飾った『虹』を含むファン満場一致の名盤です。
活動休止明けということで特別な思い入れをもって制作されたバンド名を冠した『虹』や、冬を代表する名曲として認知されている『winter fall』などを擁する間違いのない内容。
ラルク特有の美しい楽曲に触れるには最適ですよ。
『HEART』トラックリスト
- LORELEY
- winter fall
- Singin' in the Rain
- Shout at the Devil
- 虹 (Album Version)
- birth!
- Promised land
- fate
- milky way
- あなた
『ray』(1999年)
6枚目のアルバム『ark』と同時リリースされた7枚目のアルバム『ray』も珠玉のナンバー揃いの一枚です。
3シングル同時リリースで当時話題になった『HONEY』『花葬』『浸食 ~lose control~』の3タイトルが収録されたアルバムでもあります。
恐らく最も日本の音楽シーンに置いてラルク熱が高まりを見せていたころの作品ですね。これらの曲に懐かしさを感じる30代・40代の方は多いのではないでしょうか。
『ray』トラックリスト
- 死の灰
- It’s the end
- HONEY
- Sell my soul
- snow drop(ray mix)
- L’heure
- 花葬
- 浸食~lose control~
- trick
- いばらの涙
- the silver shining
『BUTTERFLY』(2012年)
比較的最近のラルクアンシエルを知るなら12枚目のアルバム『BUTTERFLY』が最適でしょう。
時代の変化に適用する部分がありながらも、核となるラルクは変わらず在る。そんなことを再確認できる楽曲ラインナップになっています。
前作から4年以上の歳月が流れていることもあって、シングルカットされた楽曲が多く、CMなどに起用されていたことから聴いたことがある曲が多いのもこのアルバムの特徴ですね。
『BUTTERFLY』トラックリスト
- CHASE
- X X X
- Bye Bye
- GOOD LUCK MY WAY -BUTTERFLY Ver.-
- BLESS
- shade of season
- DRINK IT DOWN
- wild flower
- SHINE
- NEXUS 4
- 未来世界
L'Arc-en-Cielおすすめの名曲|シングル・人気曲編
ここではラルクの楽曲の中で一般的に人気の高いシングル曲をご紹介します。
良曲が数多いだけにここに掲載する以外にも素晴らしい曲は多く存在します、一つの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
『虹』(『HEART』収録)
「これぞラルク」と言わしめるカタルシス全開の楽曲。
切ないギターサウンド、じわりと盛り上がりを見せるメロディに魅了されること請け合いなナンバー。
ラルクが音楽シーンのトップランナーに躍り出るきっかけにもなった思い入れのある楽曲でもあります。
『HONEY』(『ray』収録)
ラルク史上最大のヒット作で123万枚のリリースを記録したお化けナンバー。
この曲がラルクの代表曲と考える方も多くいるほど、数多くの人に認知された名曲。
『浸食 ~lose control~』(『ray』収録)
『HONEY』と同時にリリースされた『浸食 ~lose control~』も外せない楽曲でしょう。
『HONEY』とはまったく違った作風で、この一曲の中でドラマが展開されていくオペラ的な印象を受けます。
hydeがradioheadから音楽的影響を受けたと語っていますが、この曲は特にRadiohead色を強く感じますね。
『NEO UNIVERSE』(『REAL』収録)
資生堂「ピエヌ」のCMに起用されたことから耳にした覚えのある方も多い楽曲。
寂しげな印象を見せながらも透明感があって気持ちよく、それでいてドラマチック。
ラルクだからこそ表現できる世界観ですね。
『READY STEADY GO』(『SMILE』収録)
キャッチーな音作りに定評のあるtetsuyaが作曲を手掛けた楽曲で、一時は解散を囁かれた活動休止期間明けにリリースされました。
冒頭のギターサウンドから疾走感全開!聴いていて気持ちよくならざるを得ないメロディは超キャッチー。
hydeとメンバーのコーラスの掛け合いがまた秀逸で、聴いていてどんどん気持ちが高まっていくのが分かります。
これが活動休止明け一発目のナンバーだったわけで、この曲を通じてラルクの帰還を感じられたファンは本当に幸せだったと思いますね。
L'Arc-en-Cielおすすめの名曲|まとめ
「【🎵L'Arc-en-Cielを聴く】全楽曲&MVサブスク解禁!!ラルクアンシエルのおすすめ名曲まとめ|人気曲やアルバムを音楽ストリーミングサービスで聴き放題」と題して、バンド結成以来、国内外のリスナーの心を掴んで離さない独自の世界観が持ち味の日本を代表するロックバンド「L'Arc-en-Ciel」について紹介してきました。
日本の音楽文化を世界に発信する数少ない旗手
現在ラルクアンシエルの海外における人気ぶりは、下手すると日本国内の比ではないほどになっています。
6枚目のアルバム『ark』、7枚目のアルバム『ray』の同時リリースを皮切りに世界進出を首尾よく果たした彼らの音楽は世界の人々に愛されています。
幾度の解散危機を乗り越えて、その度にパワフルになって帰ってきたラルクアンシエルは今やアンストッパブルな雰囲気すら漂わせる唯一無二のバンドとなりました。
今回サブスク全面解禁をきっかけに、ぜひラルクの珠玉の楽曲たちに触れて彼らを感じてみてくださいね。
僕はサブスク解禁をきっかけに再びラルクを聴き始めました。とにかく『HONEY』とか『虹』とか懐かし過ぎる!!
ちなみに個人的には、一時幻のシングルと言われた「るろうに剣心」のタイアップ曲だった『the Fourth Avenue Cafe』が大好きです。
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【25年4月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
25年4月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
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