徹底的にコスパを追求したMpow製ワイヤレスヘッドホン
昨今ではBluetoothイヤホン業界が活況を迎えていますが、その中でもコストパフォーマンスに定評があるメーカーと言えばMpow(エムポー)です。
これまで数多くの高コスパイヤホンを輩出してきた同社が、今回はBluetoothヘッドホンで攻勢を仕掛けてきました。
それがMpow「H7」です。
驚きの販売価格3,999円では説明がつかないハイクオリティさを有する「H7」の特徴は下記の通りです。
「Mpow H7」の特徴
- 40mm高磁力ネオジウムドライバーを採用
- 最大15時間連続再生可能なバッテリー
- 音の遅延・ズレを最小限に抑えた無線接続性能
- 3.5mmオーディオケーブルによる有線接続も可能
- 低反発イヤークッション採用で良好な着け心地
アンダー4,000円でこのスペック、この使用感は完全に価格合理性を欠いた高コスパヘッドホンと言わざるを得ません。
少しでも安価に良質なワイヤレスヘッドホンを探しているなら、Mpow「H7」が有力な候補になることは間違いないと思いますよ。
では早速、Mpowが放つ超高コスパBluetoothヘッドホン「H7」について、詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
Mpow H7レビュー|製品情報
まずはMpow「H7」のスペックについてザッと見てみましょう。
スペック
サイズ | H190×W185×D45mm |
重量 | 約246g |
充電用ポート | Micro-USB |
Bluetooth規格 | Ver.4.1 |
ドライバー | 40mmネオジウムドライバー |
オーディオ端子 | 3.5mm |
連続再生時間 | 約15時間 |
フル充電所要時間 | 約180分 |
対応コーデック | SBC |
付属品 |
|
保証 | 12か月メーカー保証 |
スペックからは伺えないコスパ感が魅力
上記スペック表を一見すると、取り立てて注目するようなスペックは見受けられません。
ただ実際の音質・使用感を体験すると、「H7」の真価が分かります。
三千円という価格では考えられない40mmドライバーから奏でられるサウンド、そしてエルゴノミクスデザインを踏襲した装着感は要チェックですよ!
Mpow H7レビュー|優れているポイント
ここでは特に「H7」が優れているポイントに注目してみましょう。
40mm高磁力ネオジウムドライバーを搭載
迫力の音量・音圧とクリアなサウンドを実現させる40mmネオジウムドライバーを採用しています。
三千円を切る価格帯としては十分過ぎる高音質が実現しています。
15時間連続再生可能なバッテリー性能
最大15時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載しています。
なおハンズフリー通話の場合は最大18時間の通話が可能です。
約3時間の充電でフルチャージ可能
また「H7」は約3時間の充電でフルチャージさせることが可能です。
安定したBluetooth接続
「H7」はBluetooth4.0規格による安定した無線接続を実現させています。
極めて音の遅延やズレが生じにくくなっていて、動画視聴も難なくこなすことができます。
有線接続にも対応
また「H7」は3.5mmイヤホンジャックを搭載しているので、オーディオケーブルを用いた有線接続でも音楽を楽しむことができます。
3.5mmオーディオケーブルは付属しているので、必要に応じて無線・有線を使い分けることが可能です。
低反発イヤークッション
長時間の装着でも耳が疲れにくい低反発イヤークッションが採用されています。
人間工学に基づいた機構と相まって、完全に価格不相応な上々のフィット感が得られますよ。
Mpow H7レビュー|外観・付属品
外観
基本に忠実なシンプルデザインが印象的なMpow「H7」。
ロゴをあしらったハウジング部分には、ザラッとした特殊加工が施されていて、良いアクセントになっています。
ハウジング右側に各ボタンが配置されています。
3.5mmイヤホンジャック・micro-USB端子も並んでいますね。
反対側から見ると、こんな感じです。
低反発イヤークッションは、この肉厚感。実に1.7cmほどあります。
装着感の良好さに大きく寄与してくれることは、言うまでもありませんね。
頭の大きさに合わせてスライドするアジャスターも十分な可動域が確保されていますよ。
頭頂部にも弾力性に富んだフォームが内蔵されていて良心的です。
付属品
「H7」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- Micro-USB & USB-A充電ケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- 収納バッグ
- 取扱説明書
付属品については特筆すべき点はありませんが、個人的にはベロアっぽい素材のヘッドホン収納バッグが付属していたのは嬉しかったです。
ヘッドホンをそのままカバンに放り込むことに抵抗感がある方は、きっと重宝すると思いますよ。
Mpow H7レビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「H7」のペアリング登録方法を解説します。
ペアリング登録手順
- ヘッドホン本体の電源を入れる
- スマホの設定画面で「Mpow H7」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはヘッドホンの電源を入れましょう。
するとヘッドホン本体の電源が入ると同時に自動的にペアリングモードへ移行してくれます。
右イヤホンのLEDインジケーターが素早くレッド&ブルーに点滅しているのがペアリングモード中のサインです。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「Mpow H7」と表示されるので選択しましょう。
「connected」とアナウンスが入って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「Mpow H7」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
一度ペアリングすれば、以後は自動接続してくれます
ペアリング登録以後は、ヘッドホン本体の電源を入れるだけで前回接続したスマホに自動接続してくれます。
自動接続されるまで6~7秒ほどで接続されるので、実用シーンで接続の遅さを感じることはないと思います。
Mpow H7レビュー|使ってみて感じたこと
操作感
「H7」のボタン操作は、下記の通りです。
ボタン操作
- 音楽再生時
- 電源ボタンを1回押す:再生/一時停止
- +ボタンを1回押す:曲送り(次の曲へ)
- ーボタンを1回押す:曲戻し(前の曲へ)
- +ボタンを2秒間押す:音量を上げる
- ーボタンを2秒間押す:音量を下げる
- 通話時
- 電源ボタンを1回押す:着信応答/通話終了
- 電源ボタンを2秒間長押し:通話拒否
必要不可欠な操作はすべてフォロー
音楽の再生に関する操作は、一通りフォローされているので、上々の使い心地です。
ただ曲の早送り操作には非対応なので、その点はご注意ください。
音声アシスタントの呼び出し機能は無し
Siriやアレクサなどの音声アシスタントの呼び出し機能は、残念ながら非対応になっています。
音声アシスタントの連携が欠かせない方は、「H7」の購入はよくよく考えた方がいいかもしれません。
イヤホン本体のバッテリー残量の確認方法
知る人ぞ知る方法ですが、念のためイヤホン本体のバッテリー残量の便利な確認方法について、iPhoneを例にご紹介しておきたいと思います。
まず「H7」をiPhoneに接続させましょう。
接続したらホーム画面から左フリックでウィジェット画面を表示させて、下にある「編集」と書かれたボタンをタップします。
ウィジェット追加画面に移るので、「バッテリー」と書かれた項目の左側にある「+」マークをタップして、画面右上の「完了」をタップします。
ウィジェット画面を見ると一番下に「バッテリー」という項目が追加されていて、「Mpow H7」のバッテリー残量がパーセント表示されているはずです。
イヤホン本体のバッテリー残量を確認するなら、このウィジェット表示が一番分かりやすいのでおすすめですよ。
装着感
ややサイズ調整の伸縮スライダーが固めなことが気になるくらいで、装着感はすこぶる良好です。
肉厚のウレタンフォームが超快適
厚さ1.7cmにもなる低反発イヤークッションのおかげで、長時間の装着も一切不快感を伴いません。
程よくフィットする感じで、極度に密閉される印象を受けないのが逆に自然な着け心地を演出できているように感じますね。
あんまり強く固定されるのは好ましくない方には、ちょうど良いフィット感が得られると思いますよ。
装着安定性も良好
「H7」の本体重量が246gと軽量なことも相まって、絶妙なグリップ感が実現している点も見逃せません。
強く押さえつけられている感じがしないにもかかわらず、このグリップ感、この安定感は素晴らしいです。
また本体が軽いおかげで頭や首に負担がかかりにくく、装着による疲労を感じにくいメリットもあると思いますね。
音質
音質にとことんこだわりたい方には、正直もう少しハイエンドな製品を選んだ方がいいと思いますが、価格と性能のバランスを考慮したい方にはベストな一台だと思います。
軽めの音質でPOPS向けな印象
「H7」の音質は、比較的ライトな印象を受けます。
中音域を軸に展開される音質は、ポップスを聴くのに適しているように感じました。
解像度もそれほど悪くありませんし、価格を考慮すれば上々の仕上がりでしょう。
思いのほか低音域も力強い
中音域を中心としたサウンドチューニングが施されている印象を受ける一方で、低音域のパワフルさも兼ね備えているのは面白いポイントですね。
前面にズンズン出てくるような自己主張系BASSではないんですが、後ろの方でしっかりと存在感を示している感じです。
聴く楽曲によっては、この性質が活きることも大いに考え得る気がしますね。なかなか面白いサウンドです。
Mpow H7レビュー|まとめ
「【Mpow H7レビュー】低価格帯の密閉型Bluetoothヘッドホン決定版!40mmドライバーが奏でる高音質サウンドと快適な無線接続を実現させた高コスパヘッドホン」と題して、抜群のコスパ感を誇るMpowのBluetoothヘッドホン「H7」について、詳しくご紹介してきました。
コスパ重視のヘッドホン選びは「H7」で決まり!!
上を見ればキリがないほどのヘッドホン製品が存在しますが、ことコスパ感に着目すれば、今回ご紹介したMpow「H7」はかなり有力な選択肢になると思います。
40mmの大口径ドライバーを搭載し、最大15時間の長時間再生も可能で有線接続すれば半永久的に使用することが可能です。
さらにミドルクラスのヘッドホン製品にも引けを取らない良好な装着感は、完全に価格を度外視しています。
これだけ注目ポイントてんこ盛りで4,000円を下回る価格は、天晴と言わざるを得ません。
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【24年12月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年12月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
「ラインミュージック」の特長
「ラインミュージック」が優れている点をまとめると、次のような感じです。
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