音質にこだわり抜いたAnker最高峰・完全ワイヤレスイヤホン
ソフトバンクのグループ会社が手掛けるイヤホンブランドGLIDiCは、完全ワイヤレスイヤホン製品の台頭とともに、多くのユーザーに支持されてきたブランド。
「モバイルのために生まれたオーディオブランド」と掲げたGLIDiCは、そのコンセプトに恥じない製品を投入し続けてきました。
そしてこのほど、ブランドのハイエンドモデルとなる「Sound Air TW-7100」をリリースしました。
ブランドを背負って立つハイエンドモデル「Sound Air TW-7100」の特徴を下記にまとめました。
「Sound Air TW-7100」の特徴
- 「カナルワークス」監修の優れた装着感
- 優れた装着感に寄与する2タイプのイヤーピースを同梱
- 周囲の音に耳を傾けられる「外音取り込機能」搭載
- イヤホン単体12時間、ケース併用30時間のバッテリー性能
- 10分の充電で約3時間の再生が可能な急速充電機能
- イヤホンをスマホで探せる「Tile機能」
- 生活防水IPX4対応
- iPhone&android対応の高音質コーデック
やはり目につくのは圧倒的なバッテリー性能で、イヤホン本体のバッテリー駆動時間12時間は、左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンとしては圧巻です。
装着感に対するこだわりも強く感じられる内容で、非常にコストパフォーマンスの高い製品であることを感じさせられます。
では早速、GLIDiCが満を持してリリースしたハイエンド完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-7100」について詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|製品情報
まずはGLIDiC「Sound Air TW-7100」のスペックについてザッと見てみましょう。
スペック
サイズ | イヤホン(片耳):H23×W19×D24mm 充電ケース:H38×W82×D30mm |
重量 | イヤホン(片耳):約7g 充電ケース:約77g |
充電用ポート | Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.0 |
対応プロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
ドライバー | φ5.6mmダイナミック型 |
連続再生時間 | 約12時間 (+充電ケースで約30時間) |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約60分 ※急速充電:10分充電で3時間駆動※ 充電ケース:約90分 |
対応コーデック | SBC AAC APT-X |
防水性能 | IPX4等級 ※イヤホン本体のみ※ |
付属品 |
|
保証 | 12か月メーカー保証 |
圧倒的なバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンにとって一つの肝となるのは、やはりバッテリー性能の良し悪しでしょう。
その点で本機はイヤホン単体12時間という驚異的なバッテリー駆動時間を確保しているので、最高と評する他ありません。
急速充電性能も10分の充電で約3時間の再生が行えるとあって、申し分ありません。
高音質コーデックもiPhone&android対応ですし、充電ポートはType-Cを採用しています。
イヤーピースはこだわりの2タイプ同梱ということで素晴らしく、外音取り込み機能まで搭載。
防水性能がやや弱めという点を除けば、基本スペックはパーフェクトだと思いますね。
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|優れているポイント
ここでは特に「Sound Air TW-7100」が優れているポイントに注目してみましょう。
「カナルワークス」監修の独自イヤホン形状で快適な着け心地
カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修による独自のイヤホンデザインによる良好な着け心地が実現しています。
耳穴にフィットしやすい装着感と遮音性を併せ持っていて、これが音質の良さにも好影響を与えていますよ。
イヤーピースもこだわりの2種類を同梱
本機の付属品にはGLIDiC独自開発のイヤーピース「ベーシック」と「コンフォート」の2種類が同梱されています。
耳穴の形状に合わせて2種類・4サイズから選べる自由度の高さは、GLIDiCの装着感向上に対する姿勢の表れと言えるでしょう。
周囲の音に耳を傾けられる「外音取り込機能」を搭載
イヤホンを取り外さずに周囲とコミュニケーションを取ることに寄与する「外音取り込み機能」が搭載されています。
GLIDiCの前世代モデルにも搭載されていた本機能をブラッシュアップして、一層自然な形で周囲の音を取り込むことが可能になっています。
テレワークする機会が増えてきた昨今、イヤホンつけっぱなしでコミュニケーションが取れるのは嬉しいポイントですね。
優れたバッテリー性能
イヤホン単体で12時間、充電ケース併用で最大30時間のバッテリー性能を誇ります。
さらに10分の充電で約3時間の再生時間が得られる急速充電機能も搭載。
これだけロングライフなバッテリー性能は、完全ワイヤレスイヤホンとしては異例中の異例。
恐らくバッテリー性能で右に出る製品は皆無でしょう。
イヤホンをスマホアプリで探せる「Tile機能」搭載
探しものトラッカー「Tile」の機能を搭載していて、スマホアプリを使って見失ったイヤホン本体を探すことができる機能も搭載しています。
スマホからイヤホンに遠隔で電子音を鳴らすことができるので、どこかへ行ってしまったイヤホン本体をサクッと見つけることができますよ。
生活防水「IPX4」対応
雨天時やジムで汗を流す際などでも安心な防水性能を有しています。
シャワーを浴びながら使うことはできませんが、必要十分な防水性能と言って差し支えないでしょう。
iPhone&android対応の高音質コーデック
iPhoneの高音質コーデック「AAC」、androidの高音質コーデック「APT-X」の双方に対応しているので、どちらのスマホでも低遅延・高音質なサウンドを楽しむことができます。
特に「APT-X」対応の完全ワイヤレスイヤホンはそれほど多くないので、androidユーザーにとっては嬉しいポイントですね。
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|外観・付属品
外観
シンプルかつ洗練されたデザイン性を感じさせるGLIDiC「Sound Air TW-7100」。
同時リリースされた下位モデル「Sound Air TW-5100」よりも、さらに洗練されたフォルムが特徴的です。
関連記事【GLIDiC Sound Air TW-5100レビュー】バッテリー性能・充電性能に優れたリーズナブル完全ワイヤレス!外音取り込み機能搭載で音質も上々な高コスパTWS
指で摘まみやすい凹凸加工を施している点は、ユーザーの利便性を追求している姿勢が窺えます。
実際のところ、この窪みが指の腹にフィットして、イヤホンを扱いやすくしていますよ。
ハウジングの突起部分は、多機能ボタンになっています。
LEDライトは物理ボタンとは対極の位置に配されています。
付属のイヤーピースは、秀逸なイヤーピースとして知られるfinal「Type-E」を彷彿とさせる形状。
直接的に関係はありませんが、とても良好な装着感を実現しています。
ハウジングの裏側は、左右が瞬時に判別できるよう「L」「R」の刻印が施されています。
充電ケースは、シンプルな形状ながらもインパクトのあるカプセル型。
やや重量感がある印象です。
前面には3点式のLEDインジケータを内蔵。
背部にはType-C充電ポートを搭載しています。
ケース内部はマットな印象で統一されていて、重厚感が漂います。
さすがハイエンドモデルといった面持ちですね、下位モデル「TW-5100」と比べると質感やディテールによりリッチな印象を受けます。
付属品
「Sound Air TW-7100」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- 充電ケース
- イヤーチップ(7種類:XS/S/M/M+/L/L+/XL)
- イヤーウィング(3種類:S/M/L)
- USB-C & USB-A充電ケーブル(約55cm)
- クイックスタートガイド
- 安全マニュアル
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「Sound Air TW-7100」のペアリング登録方法を解説します。
ペアリング登録手順
- イヤホン本体の入った充電ケースのフタを開ける
- スマホの設定画面で「GLIDiC TW-7100_R」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはイヤホン本体をいったん充電ケースに入れて、再び充電ケースからイヤホン本体を取り出すと、自動的にペアリングモードへ移行してくれます。
イヤホンのLEDインジケーターがレッドやホワイトに点滅しているのがペアリングモード中のサインです。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「GLIDiC TW-7100_R」と表示されるので選択しましょう。
「ピロリッ」と電子音が鳴って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「GLIDiC TW-7100_R」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
片耳だけでも使えます!
GLIDiC「Sound Air TW-7100」は片耳だけで使うことができます。
やり方は簡単で、ただ片側のイヤホン本体を取り出すだけ。途中で片側イヤホンだけの使用に切り替えたくなったら、使わない方のイヤホンをケースに仕舞うだけ。
また両耳で聴きたくなったらイヤホンを取り出して耳に装着するだけでOK。
電子音を間に噛ませてから接続されるのでシームレスとは言い難いですが、いずれにしてもイヤホン側で自動切替してくれるのは助かりますね。
一度ペアリングすれば、以後は自動接続してくれます
ペアリング登録以後は、イヤホン本体を充電ケースから取り出すだけで前回接続したスマホに自動接続してくれます。
自動接続されるまで5~6秒ほどかかりますが、実用シーンでストレスを感じるようなもたつき感は無いので特に問題ないでしょう。
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|使ってみて感じたこと
操作感
「Sound Air TW-7100」のボタン操作は、下記の通りです。
ボタン操作
- 音楽再生時
- 右ボタンを1回押す:再生/一時停止
- 右ボタンを2秒長押し:曲送り(次の曲へ)
- 左ボタンを2秒長押し:曲戻し(前の曲へ)
- 右ボタンを2回押す:音量を上げる
- 左ボタンを2回押す:音量を下げる
- 通話時
- 左or右ボタンを1回押す:着信応答
- 左or右ボタンを長押し:通話終了/通話拒否
- 外音取り込機能
- 左ボタンを1回押す:機能のON/OFF
- 音声認識システム
- 左or右ボタンを3回押す:Siriなどの音声認識システムを呼び出す
物理ボタンの完成度が高い
誤操作が生じる可能性があるタッチセンサー式のボタンと違って、物理ボタンは安心感があります。
本機の物理ボタンは、押す際に耳穴に負担が掛からないようなデザインが施されているので、ボタン操作時にストレスを感じません。
またハウジングの形状が指で摘まみやすくなっていることも功を奏しているようです。
曲送り・曲戻し操作は、ちょっと残念・・・
ちょっと欲張りな点を指摘するなら、一度の操作で曲を連続送り戻しできたら良かったと思いました。
例えば曲送りする場合はボタンを2秒間長押しして行いますが、2曲飛ばしたいときは2秒押していったん放し、再度ボタンを2秒押さえる必要があります。
曲数が増えれば増えるほど煩雑ですよね、一度曲送り・曲戻し機能がONになったと認識したら操作を継続するだけで連続送り・戻しできたら最高だったんですが・・・。
装着感
「カナルワークス」監修という謳い文句のとおり、上々の装着感が得られます。
イヤーピースの耳穴への密着感が良い
final「Type-E」を彷彿とさせるGLIDiC製のイヤーピースは、耳穴に過度な負担をかけずに快適な装着感を実現してくれます。
まるっと膨らんだラウンド形状と、適度にソフトなラバー素材が耳穴に適度に密着してくれますよ。
選べる2種類のイヤーピースが装着安定性に寄与
複数のイヤーピースを選択できることは、個々人の装着感の向上に直接貢献するので、ありがたいですね。
本機には2種類の独自開発イヤーピース「ベーシック」「コンフォート」が同梱されています。
しかもそれぞれ4サイズ展開という徹底ぶり。
これらのおかげもあって、装着感のアジャストはかなり柔軟に行えるので、理想的なフィット感を追求できます。
音質
全体的にバランスが取れていて、聴きやすい印象を受けるサウンドを体感できます。
音がクリアで、粒立ち良好
音の粒立ちがなかなか良好で、透明感が素晴らしい印象です。
特にボーカルの声が映えますね。
中音域から高音域にかけてのサウンドクオリティは伸びやかで上質。
良い意味で万人向けのサウンドチューニング
低音域にやや力不足を感じますが、音楽を成立させるために必要な低音はしっかりと発してくれるので、音全体のバランスは良好です。
全体的な評価としては、程よく力強さが感じられる一方、全体のバランスが取れた万人が受け入れやすい傾向のサウンドに仕上がっていると感じました。
外音取り込み機能は、価格相応
Apple「AirPods Pro」、BOSE「QuietComfort Earbuds」あたりと比較するのは酷で、さすがにそれらに匹敵する性能は持ち合わせていません。
とは言ってもApple・BOSEが秀逸過ぎるということで、本機の外音取り込みは十分な実用性を伴っています。
他者との会話も滞りなく行えるレベルですし、駅構内のアナウンスなども問題なく聴くことができます。
なお下位モデルの「TW-5100」より外音取り込み機能は優れている印象ですね。
「ジィー」というノイズ音が感じられず、マッチベターな印象です。
GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー|まとめ
「【GLIDiC Sound Air TW-7100レビュー】バッテリー&充電性能と装着感にこだわった完全ワイヤレス!外音取り込み機能搭載で高コスパなGLIDiCハイエンド機」と題して、高い基本性能をベースにした圧倒的なバッテリー性能と装着安定性、そして外音取り込み機能を有したGLIDiCのハイエンドTWS「Sound Air TW-7100」について、詳しくご紹介してきました。
圧倒的なバッテリー性能・装着感が魅力の完全ワイヤレスイヤホン
「Sound Air TW-7100」は類稀なバッテリー性能を有し、装着感にも並々ならぬこだわりのある完全ワイヤレスイヤホンです。
さらに周囲の環境音を取り込む「外音取り込み機能」も搭載している気前の良さも併せ持っていて、コスパの高さを感じさせます。
同価格帯の製品と比較すれば明らかなアドバンテージが特徴的に映る「Sound Air TW-7100」は、1万円台前半の完全ワイヤレスとしてはかなり有力な購入候補モデルと言えそうです。
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【24年11月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年11月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
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