スポーツシーンでイヤホン使うなら、コンプライ製イヤピがベスト!
どうも、トレーニングシーンで使っているBluetoothイヤホンすべてにコンプライ製イヤーピースを装着させているチャンス(@kachishare)です。
最近はトレーニング用イヤホンに「Powerbeats Pro」が仲間入りして、さらにトレーニングが捗ってます(そんな気がしてます笑)
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スポーツ中に音楽聴くなら、イヤホンの装着安定性は超重要!!
いろんなBluetoothイヤホンを運動中に試している僕ですが、どんなイヤホンをしても運動中にまず気になるのが”装着安定性”です。
特に僕はローイングを必ずと言っていいほどメニューに取り入れているので、AirPodsが登場して以来は完全ワイヤレスイヤホンを中心に使うようになりました。AirPodsはL-park「Apple AirPods イヤホンカバー」を付けて落下防止策を講じつつ運動に勤しんでいましたが、たまに落としてしまうことがあり不安を拭えずにいました。
コンプライ製スポーツ向けイヤーピースの装着安定性は最高!
そんな中、いよいよBeats by Dr. Dreからリリースされた「Powerbeats Pro」を手に入れてメチャクチャご機嫌なトレーニングライフを送っている昨今ですが、気になったのが例の装着安定性。
きっとコンプライ製イヤーピースを着ければ、もっと安定性と音質が向上するはず!そう思ってコンプライのスポーツ向けイヤーピース「SPORT PRO」に付け替えてみたところ、これがドンピシャ。最高の着け心地が実現しました。
「Powerbeats Pro」の純正イヤピでも十分な手応えが得られたんですが、やっぱりイヤピはコンプライってことなんでしょうね。お見逸れしました。
そんなわけで今回はこの機会に改めて確かな存在感を感じたコンプライ製スポーツ向けイヤーピース「SPORT PRO」について、「Powerbeats Pro」の純正イヤーピース(シリコン製)とコンプライの定番イヤーピース「Tsシリーズ」を引き合いに出して、その良さを検証してみたいと思います。
スポーツシーンでBluetoothイヤホン、特に完全ワイヤレスイヤホンを使っている方、必見です!
そもそもイヤーピース選びに迷っている方へ
そもそもイヤーピース選びに迷っている方は、2019年版のおすすめイヤーピースまとめ記事を一読するといいでしょう。
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コンプライ製イヤーピースについて知りたい方へ
コンプライ製イヤーピースの概要やラインナップごとの違いについて知りたい方は、下記のまとめ記事をチェック!コンプライ製イヤーピースの装着感や音質などをまとめていますよ。
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本記事の内容
コンプライ「SPORT PRO」レビュー|イヤーピースの選び方
ここでは手持ちのイヤホンとあなたに適したイヤーピースの選び方をザッとご紹介します。
1.イヤーピースの素材を選ぶ
まずは「シリコン製」または「ウレタン製」のうち好ましい方を選びましょう。
素材ごとの特徴
- シリコンタイプ
長所:価格が安い、耐久性が高い、手入れがしやすい(洗える)、
短所:遮音性が高くない、
音質:全体的にバランスが良く、フラットな印象 - フォームタイプ
長所:程よいフィット感(長時間の着用も快適)、高い遮音性、
短所:手入れ不可能な消耗品であること(1セット3か月程度?)、比較的高価、
音質:低音域に厚みが生まれる、中低音域に寄った印象
2.イヤホンのノズルタイプを確認する
次はイヤーピースを取り付けたいお手持ちのイヤホンのノズルタイプ(内径)を確認しましょう。
「ノズルタイプ」とは、イヤホンのイヤーピースがはめ込まれている突起部分(ステム)の内径のことです。
このステムサイズによって、イヤホンの適合サイズが分かります。
このノズルタイプ(内径)が結構厄介で、ほとんどの場合イヤホンのスペックに記載されていることはありません。そのため確認する方法として当ブログではコンプライ社が提供している製品対応表に照らして確認する方法をおすすめしています。下記サイトにアクセスすると膨大なイヤホンのノズルタイプが記載されたリストが表示されます。その中からお手持ちのイヤホンまたはそれに限りなく近いものを探してサイズを確認しましょう。
3.イヤーピースのサイズを決める
最後に具体的なイヤーピース製品のサイズを選びましょう。基本的には「女性=Sサイズ」「男性=Mサイズ」あたりが妥当だと思いますが、この一般的なサイズ感覚を元にご自身の耳穴に合いそうなサイズを考えてみましょう。
音質のバランスなどを考慮したサイズ選びをするなら、耳穴よりも気持ち大きめのイヤーピースがおすすめです。
コンプライ「SPORT PRO」レビュー|取り扱うイヤーピースについて
今回コンプライ「SPORT PRO」の性能を確かめるにあたって比較対象としてピックアップしたイヤーピースは次の2種類です。
「SPORT PRO」比較対象のイヤーピース
- 「Powerbeats Pro」純正シリコン製イヤーピース
- コンプライ「Tsシリーズ」
シリコン製イヤーピース:「Powerbeats Pro」の純正品
今回は再生機器に「Powerbeats Pro」を使用する関係で標基準になるイヤホン付属イヤーピースには「Powerbeats Pro」純正のシリコン製イヤーピースを使用します。
ウレタン製イヤーピース:コンプライ「Tsシリーズ」
コンプライ同士でも性能の違いを比較したいので、最もスタンダードでアジア人の耳にフィットする設計が施されたモデル「Tsシリーズ」を使用します。
なお「Powerbeats Pro」のステムサイズがComply 200相当なので、今回使用するイヤーピースはすべてComply 200相当のサイズになります。
コンプライ「SPORT PRO」レビュー|シリコン製 vs ウレタン製
まずは「Powerbeats Pro」の純正イヤーピース(シリコン製)とコンプライ「SPORT PRO」(ウレタン製)を比較してみます。
音質
さすがにシリコン製とウレタン製では音質に大きな違いがあります。
一言でいえば純正イヤーピースは中音域から高音域にかけてクリアで華やかな印象である一方、コンプライ「SPORT PRO」は低音域を中心に骨太な力強さを感じます。
コンプライ特有の重低音強化性能はさすが
やはりコンプライ製イヤーピースは重低音の強化に優れている印象を受けました。
音域全体もそうですが、特に低音域の肉厚感は圧巻。ドラム&ベースのサウンドを感じるならコンプライ製イヤーピース一択といっていいほどの音を感じることができます。この重低音クオリティは他社製では真似しきれないですね。
純正シリコン製イヤーピースもかなり優秀
今回は「Powerbeats Pro」を使っていることもあってシリコン製でもかなり重低音が効いていて、改めて「Powerbeats Pro」の性能の高さに驚いています。
正直「Powerbeats Pro」の音質に限っていえばシリコン製はシリコン製の良さがあると感じました。音全体に伸びやかさがあって、開放感のあるサウンドが好ましいと思うのであれば純正イヤーピースもありだと思います。
「Powerbeats Pro」が前提なのでちょっとイレギュラーな評価ですが、結論から言ってしまうと今回音質に関しては甲乙がつくようなものではないです。この完全ワイヤレスイヤホンに限っては”好み”で片付けられてしまいますね。
問題の本丸は装着感です。
装着感
音質に関しては甲乙つけがたいものがありましたが、装着感に関してはスポーツ向けということで明暗がハッキリ別れました。
運動時はコンプライ製の方が段違いに安定する
そもそも素材の時点で勝負は決まっています。装着安定性が高いのは断然ウレタン製、これはほぼ間違いありません。特に今回のような付属品のシリコン製イヤーピースとコンプライ製イヤーピースでは雲泥の差です。
コンプライ「SPORT PRO」の方が圧倒的に耳穴にピタッと吸着している感覚が得られ、よりイヤホン本体の安定感が増しました。たかがイヤーピースと侮ることなかれ。指でイヤホン本体をつまんで動かしてみたら分かります、圧倒的にシリコン製よりもグラつきません。
運動時には激しい運動が伴いますが、これだけピタッと耳穴を塞いでくれていれば落ちることはまずないでしょう。
純正シリコン製イヤーピースはあえて遊びを設けてある印象
2年半の歳月をかけて開発した「Powerbeats Pro」ですから、装着感について何も考えていないわけではないと思います。
純正シリコン製イヤーピースは良い意味で遊びがある印象です。落ちそうな不安感にはつながらない、絶妙な装着感を追い求めたBeatsのランディングポイントがこの遊び感だったんだなぁと前向きに捉えられる感覚ですね。これはこれで秀逸ですが、安定性はコンプライが一枚上手でしたね。
発汗時の装着感はウレタン製の方が好ましい
シリコン製イヤーピースは密封性が低いので汗が容易に耳穴に侵入してしまいます。その際の耳穴内部のフィーリングは断トツでウレタン製の方が僕は好ましいです。
シリコン製だと発汗したとき耳穴に汗が入り込んでイヤーピース表面に居座ってしまうんですが、このときの濡れた感じがちょっと気持ち悪いんですよ。発汗量がすごいと耳に水が入って詰まるような感覚に陥ることも・・・。
その点ウレタン製はピタッと耳穴を塞ぐので汗が侵入してきません。このウレタン製の特長はひょっとすると運動時にウレタン製イヤーピースを使いたくなる最たる理由かも。耳に汗が入ってこないだけで気持ち良さが全然違います。
コンプライ「SPORT PRO」レビュー|Tsシリーズ vs SPORT PRO
続いてコンプライ製イヤーピース同士の比較、「Tsシリーズ」と「SPORT PRO」を比較してみます。
音質
同じコンプライのウレタン製イヤーピースということで大きな差はありませんが、それでも密閉感の差が低音域の響きに影響しています。
この辺りは装着感と密接に関わっている部分ですが、Tsシリーズの方がよりしっかり耳穴を塞ぐので、その分低音域に力強さが生まれます。ズンズン来る感じは一段上な印象を受けますね。
スポーツ向けに最適化された音質とサイズ感
ただなぜスポーツ向けの「SPORT PRO」があえて低音域を強めないのか。それは絶妙な装着感とスポーツ時というシチュエーションに最適化させた結果だと僕は睨んでいます。
運動時に「低音の響きがいいねぇ~。高音の伸びもキレイだねぇ~」なんて味わうように聴き込みませんよね?運動時はむしろ中音域を中心に耳に届きやすい音域が伝わるよう注力しているんじゃないでしょうか。実際に運動をしながら聴いてみると、気持ち「SPORT PRO」の方が音の通りが良く、音色が耳にしっかり伝わってくる気がします。
装着感
装着感は似て非なる印象を受けました。結論から言ってしまうと「SPORT PRO」の方がちょうどいいフィット感。汗ガードが付いていることも併せて考えると断然「SPORT PRO」の方が運動に適していると思いますね。
圧迫感が大きく異なります
Tsシリーズの方が気持ち直径が大きいことや形状がプックリ膨らみのあるフォルムなので、やはり装着感は「SPORT PRO」よりもしっかり耳穴を塞ぐ印象です。
「SPORT PRO」もしっかり耳穴に吸着している印象はあるんですが、過度な圧がかかっていないという感覚でしょうか。ちょうど良いフィーリングなんです。
先にお伝えしたように運動時に最適な音質を突き詰めると、重低音一辺倒ではなく中音域から高音域にかけての音域に関しても最大限活かしたチューニングが必要になってくると思うので、このフィット感はシチュエーションには絶妙にマッチしているんだと感じますね。
汗ガード付きというのは魅力
Tsシリーズと「SPORT PRO」の最大の違いは「汗ガード」が付いているか否かという点です。
汗ガードは汗や耳垢がイヤホン内部に入り込むのを防ぐ役割があるので、完全防水ではないイヤホンにとっては故障の可能性を最大限抑えることに貢献します。
「Tsシリーズ」に比べて「SPORT PRO」の表面がツヤッとしているのが分かるでしょうか。触ると蒸した肉まんの皮のように張り付く感じがあります。
実は「SPORT PRO」はイヤーピースそのものに汗に強い特殊コーティングがかけられていて、汗を吸収して外へ逃がす作用があるんです。さらに汗をかいたときほど耳穴へのグリップ感が強まる特長も。
スポーツ向けイヤーピースとしては決め手とも言える「汗ガード」が付いたコンプライ「SPORT PRO」は、運動時の音楽鑑賞を愛するスポーツパーソン全員におすすめしたい逸品だということが、今回の比較を通じて実感しましたね。
コンプライ「SPORT PRO」レビュー|SPORT PROと好相性なBluetoothイヤホン
スポーツ用イヤーピースとしておすすめのコンプライ「SPORT PRO」と相性の良い、運動が捗るおすすめBluetoothイヤホンをサクッとご紹介します。
ニーズごとに挙げていくので、ご自身のニーズに照らしてご覧ください。
最強のスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方
Beats by Dr. Dre「Powerbeats Pro」
スポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホンといえば、言わずと知れた最強完全ワイヤレスBeats by Dr. Dre「Powerbeats Pro」でしょう。
兎にも角にも装着感は超ファーストクラス。この装着感でズレるんだったら諦めるしかないレベルです。
バッテリーもイヤホン本体単独で9時間も使えるし、防水性能もアメリカの某情報サイトの耐水テストによればIPX6相当なんじゃないかっていうデータもあります。
急速充電もたった5分で約90分使えちゃうっていうオマケ付き。
これだけ材料が揃ってたら、運動シーンに最適なイヤホンって言ったらもう「Powerbeats Pro」しか思いつきません。
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1万円以内でスポーツに適した完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方
リーズナブルな価格で購入できるスポーツに適した秀逸完全ワイヤレスイヤホンならJPRiDE「TWS-520」がおすすめです。
片耳わずか5gの超軽量ボディだから着け心地は良好、イヤーピースをウレタン製にすれば安心感倍増です。
バッテリーは単独で6.5時間使えて、防水性能もIPX5と上々。15分で約60分の再生が可能になる急速充電機能も嬉しいポイントですね。
あとは何と言っても5,280円という破壊的価格!この値段でこのスペックはあり得ません。最強コスパで選ぶなら「TWS-520」一択でしょう。
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スポーツに適した左右一体型Bluetoothイヤホンが欲しい方
JPRiDE「model 708 (Short)」
左右一体型Bluetoothイヤホンで装着感を最重要視するならJPRiDE「model 708 (Short)」がイチオシ。
最大の特長はスポーツシーンでの利用を想定した短めのコードです。あんまり長いと運動時に暴れて邪魔くさいんですよね。この点で「model 708 (Short)」のコードはまとわりつかないので優秀です。
しかも完全防水IPX7、バッテリー駆動8.5時間、コーデックはiPhone・android両方の高音質コーデックに対応と極めてハイスペック。
これで3,880円は他社製の左右一体型Bluetoothイヤホンを駆逐する価格設定。JPRiDEの持ち味全開の逸品です。
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SONY「WI-C310」
一方で装着感最重視ではなく、音質を含めたその他の性能が高くて信頼度の高いメーカー品を購入したい方にはSONY「WI-C310」をおすすめします。
ハイエンド機を脅かすほど良好なサウンドクオリティ、イヤホン単独15時間のバッテリー駆動、10分で約60分再生可能な急速充電機能。
さらに周囲への音漏れ低減加工、絡みにくくタッチノイズが生じにくいフラットコード採用、充電コードにUSB-C採用など多くのメリットが詰め込まれています。
価格もなんとソニーらしからぬ3,690円の良心価格!スポーツシーン最重要視で考えるなら防水性能や装着感が気になりますが、日常でも使いたい場合は最適なBluetoothイヤホンですよ。
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運動時に音楽聴くなら一度「SPORT PRO」を試してみて!
音質もさることながら、コンプライ「SPORT PRO」の抜群の装着感はすべての音楽を聴きながら体を動かしているスポーツパーソン全員におすすめしたい逸品。
「Powerbeats Pro」はもちろん、その他のBluetoothイヤホンでも最高の装着フィーリングが得られる秀逸イヤーピースなので、ぜひこの機会にお試しを!