音楽をBGMとして流し聴きするならSpotifyが最適解!
徐々に生活の中にサブスクリプション型の音楽ストリーミングサービスが浸透しつつある昨今ですが、未だに毎月定額料金を支払って音楽を聴き放題することに抵抗感を抱いている方は少なくないと思います。
「音楽は流し聴きでOK」ならSpotifyフリープランで十分!
今回はそんな方の中でも「音楽はBGMとして流し聴きできればOK」という方に最適な音楽ストリーミングサービス「Spotify」の使い方をご紹介したいと思います。
CMも放送されて認知度が一層高まっている「Spotify」の強みを活かせば、無料(フリープラン)で十分音楽ストリーミングサービスを堪能することが可能です。
特定の曲にこだわりがない方にとってはコスパ最強なサービス「Spotify」。集中して作業する際やトレーニングシーンなどで利用しているユーザーは結構多いですよ。
フリープランの機能制限を把握しておきましょう
無料で聴き放題というのは素晴らしいですが、もちろん無料に伴う機能制限があります。
この機能制限がどんなものであるのかをここで把握しておきましょう。ひょっとするとあなたのニーズに合致しないかもしれないので。
フリープランのデメリット
- ダウンロード再生不可
- オンデマンド再生不可
- 「おすすめ曲」が挟み込まれる
ダウンロード再生不可
まずダウンロード再生ができません。つまり再生する際は常にデータ通信が必要ということですね。
自由に使えるWi-Fi環境があれば解消できる問題ではあります。
オンデマンド再生不可
特定の曲を好きに選んで再生させることができません。
あくまでプレイリスト内のシャッフル再生限定ということですね。
この機能制限が無料である最大の所以かもしれません。
そのため「音楽再生は流し聴きでOK」と思えるなら、この機能制限は何の問題もないので「Spotify」フリープランは最高のサービスになるはずです。
「おすすめ曲」が挟み込まれる
プレイリストの合間に「Spotify」が一方的に「おすすめ曲」をプレイリストに挟み込んできます。
頻繁ではないにせよ、人によってはオンデマンド再生できないこと以上にストレスかも・・・。
以上のような機能制限があるフリープランですが、そもそも無料でフル尺楽曲を再生できるのは「Spotify」だけなので、無料版では最強サービスだと思います。これらの機能制限が許せるなら、あなたにとって最良の音楽ストリーミングサービスは「Spotify」かもしれませんよ。
いずれにせよ、ぜひこの機会に音楽ストリーミングサービス「Spotify」を無料で使ってみて、サービスの便利さを体験してみてほしいと思います。
余談ですが、僕も2019年初頭までは音楽ストリーミングサービスはノータッチで、特にその存在を気にすることもなく買い切り型の楽曲ダウンロードやレンタルサービスなどを併用していましたが、今では色んなサービスを使い倒してみてAmazon Music Unlimitedに落ち着いています(残念ながら「Spotify」は邦楽ラインナップが弱い!)。
では早速、無料で良質な音楽をフル尺再生できる音楽ストリーミングサービス「Spotify」の使い方について詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
無料版Spotifyの使い方|Spotifyとは?
ここで簡単に音楽ストリーミングサービス「Spotify」について触れておきましょう。
世界最大手の音楽ストリーミングサービス
「Spotify」は25年現在で2億人3,000万人を超えるユーザー数を誇る、世界最大の音楽ストリーミングサービス。
2006年にスウェーデンで創業、本格的に世界に普及した最初の音楽ストリーミングサービスです。
30億種類から選べるプレイリストが最大の特徴
「Spotify」最大の特徴は30億種類を超える膨大な数のプレイリストの存在でしょう。
その総数からも窺えますが、様々なコンセプトで編纂されたプレイリストが登録されているので、あなたのニーズに適ったプレイリストも必ず見つかる!といっても過言ではありません。
ジャンルや気分、アーティスト別のメニューからこれらのプレイリストにアクセスできて、しかも無料でフル尺が聴き放題というのは唯一無二。
「BGMとして流し聴きする程度でOK」という方に最適な理由として、あらゆるニーズを汲み取ってくれる豊富過ぎるプレイリストの存在も大いにありますね。
無料で5000万曲の音楽を堪能しよう!
「Spotify」なら月額料金を支払わずに5000万曲もの楽曲をプレイリストを介して聴くことができます。
様々な機能制限はありますが、完全無料で5000万曲がフル尺で聴き放題になる音楽ストリーミングサービスは存在しません。
まさに「BGMとしてかけ流す」という目的に適ったサービスですよね。
まずは無料の会員登録をしましょう!
そんな魅力的なサービス「Spotify」を早速使ってみたいところですが、まずは無料会員登録をする必要があります。
次の項目では会員登録方法についてサクッと解説していきます。
いくつかの項目を埋めるだけの簡素な申し込みで即使えるようになるので、気張らずにリラックスして登録手続きを行っていきましょう!
無料版Spotifyの使い方|無料会員登録の方法
ここでは音楽ストリーミングサービス「Spotify」に無料会員登録する方法について解説していきます。
下記の流れに沿って手続きを行いましょう。5分もあれば登録できますよ。
Spotify公式アプリをダウンロードする
スマホやタブレットなどで「Spotify」を利用する場合、公式アプリのダウンロードが欠かせません。
まずは上のアイコンをタップして「Spotify」公式アプリをダウンロードしましょう。
App Storeの場合、上のような画面が表示されます。
ダウンロードが終わったら「開く」ボタンを押してアプリを立ち上げましょう。
Spotify公式アプリから必要事項を入力する
アプリが立ち上がったら「新規登録(無料)」と書かれたボタンをタップして、登録手続きを開始しましょう。
まずメールアドレスを入力します。
続いてパスワードを作成。
自動的に強力なパスワードを生成してくれる「強力なパスワードを使用」、任意のパスワードを設定できる「独自のパスワードを選択」は好きな方を選びましょう。
生年月日を設定して、
性別を選択します。
最後に「Spotify」アカウントのプロフィール名を入力します。
これで入力事項はすべて埋めたことになります。
特に内容に問題が無ければ、利用規約を承諾して次のステップへ移りましょう。
好きなアーティストを3人(3組)以上選択する
必要事項の入力が終わると最後に「好きなアーティストを3人以上選んでください」と表示されるので、適宜選択しましょう。
この選択内容に基づいて「Spotify」があなたにおすすめのプレイリストを探してくれて、アプリホーム画面に表示してくれます。
アーティストを選択し終えたら画面下部の「完了」ボタンをタップしましょう。
「Spotify」が選択したアーティストの趣向性を分析して、あなたにおすすめの音楽を探してくれます。
完了するまでしばらく待ちましょう。
上のようなアプリホーム画面が表示されたら、とりあえず無事に無料アカウントが作れたことになります。
念のため画面右上の設定マークをタップして、自分のプロフィール名が表示されるか確認しておくといいでしょう。
先ほど入力したプロフィール名が表示されていたらOKです。
作成したアカウントの確認を行う
先ほど登録したメールアドレス宛に「Spotify」から新規アカウントの確認をする旨を記載したメールが届きます。
「アカウントを確認する」ボタンをタップすれば、アカウント登録は完了になります。
お疲れさまでした。
無料版Spotifyの使い方|プレイリストをかけ流す方法
ここからは作成したアカウントを用いて「Spotify」でプレイリストをかけ流す方法について解説していきます。
プレイリストをかけ流す方法
既存のプレイリストをかけ流す
早速プレイリストを探してみましょう。
まずアプリのホーム画面下部にある「Search」をタップしましょう。
すると検索ウィンドウと様々なジャンルが書かれたボタンが表示されます。
基本的にここからプレイリストや楽曲を探すことになります。
今回はジャズのプレイリストを探してみたいと思います。
画面をスクロールして「ジャズ」のジャンルをタップしましょう。
「ジャズ」にカテゴライズされたプレイリストの一覧ページが表示されました。
今回は人気のプレイリストにリストアップされている”State of Jazz"をチョイスしてみます。
"State of Jazz"のプレイリストの一覧が表示されました。
あとは曲名をタップすれば再生が始まります。
たったこれだけです。あとはほったらかしでOK。かけ流しておきましょう。
お気に入りのプレイリストに登録してかけ流す
このプレイリストを試聴してみて気に入ったら画面右上にあるハートマークをタップしましょう。
ハートが緑色になったら、以後は画面下部のメニュー「My Library」から"State of Jazz"のプレイリストにアクセスできるようになります。
画面下部メニュー「My Library」の「プレイリスト」タブ内に"State of Jazz"が登録されているのが分かりますね。
このようにお気に入りのプレイリストを登録しておけば、いつでも簡単にアクセスして再生することができますよ。
オリジナルのプレイリストを作ってかけ流す
「Spotify」なら自分だけのプレイリストを作って流し聴きすることもできます。
「My Library」内「プレイリスト」タブにある「プレイリストを作成」をタップしましょう。
プレイリストに名前をつけるためのフォームが表示されるので、好きなプレイリスト名を入力して「作成する」をタップしましょう。
ここでは「1st list」という名前でオリジナルのプレイリストを作成しました。
プレイリスト画面から楽曲を追加登録する
プレイリストのトップページが表示されたら、早速「曲を追加」ボタンを押して楽曲をプレイリストに登録していきましょう。
楽曲を検索できるウィンドウが表示されたら、探したい曲のキーワードを入力してみましょう。
ここではBill Evansの「Waltz for Debby」を探したいので「bill waltz」と入力しました。
目当ての曲が見つかったら右端に表示されている「+(プラス)」マークをタップしましょう。
これでプレイリストに楽曲が追加登録されます。
「Search」から楽曲を追加登録する
画面下部メニュー「Search」からも楽曲を追加してみましょう。
同様に検索ウインドウにキーワードを入力して楽曲を探します。
ここではMiles Davisのアルバム「Kind of blue」収録の「Blue in Green」を追加したいと思います。
「miles davis」と入力したらアーティスト「マイルス・デイヴィス」が表示されたので、ここをクリックしてアルバム「Kind of Blue」を探します。
目当てのアルバムの内容を表示させ、プレイリスト登録したい楽曲を見つけたら、曲名の右端にある「+(プラス)」マークをタップしましょう。
楽曲ごとのメニューが開かれたら「プレイリストに追加」という項目をタップします。
すると登録先のプレイリスト選択画面が表示されるので、先ほど作成したプレイリスト名をタップすればOKです。
オリジナルプレイリスト「1st list」の内容を見てみると、確かに今回登録した2曲が入っていますね。
このようにしてオリジナルのプレイリストを作成してかけ流すことも「Spotify」なら無料ですよ。
無料版Spotifyの使い方|まとめ
「【🎵無料版Spotify使い方を解説】30億種類のプレイリストを流し聴きするならスポティファイがおすすめ!パソコン版も無料|3か月お試し無料トライアルも実施中」と題して、無料でプレイリストをフル尺再生できる高コスパな音楽ストリーミングサービス「Spotify」の使い方などについて解説してきました。
無料でも音楽を十分楽しめる「Spotify」
やはり特定の楽曲に限って再生する機能は使えるに越したことはありませんが、使い方・考え方次第では「Spotify」は最高の音楽ストリーミングサービスになり得ます。
今回提案させてもらった「音楽はかけ流しできればOK」のようなスタンスをはじめ、無料であることに伴う機能制限を許容できる方にとって「Spotify」は最も高コスパで利便性の高いサービスでしょう。
なんと「Spotify」は無料使用期間を定めておらず、半永久的に無料会員として使い続けることができるので、これを良い機会として「Spotify」のプレイリスト再生を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?
「Spotify」最大の弱点:J-POPに弱いこと
無料で5000万曲を堪能できる「Spotify」最大の欠点は、邦楽ラインナップが他社サービスに比べて乏しいことです。
洋楽中心に聴く方は問題ありませんが、邦楽が好きな方にとってはかなり物足りなさを感じると思います。
もし邦楽ラインナップが豊富な音楽ストリーミングサービスを使いたいなら「Amazon Music Unlimited」がおすすめですよ。
理由は簡単。業界最多の楽曲配信数(6500万曲)を誇っていることと、業界最安値で利用できるためです。
無料で使うなら「Spotify」が断然おすすめですが、邦楽が聴きたかったり有料会員としてサービス利用したいなら「Amazon Music Unlimited」をおすすめします。
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