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【録画できないトラブル急増中!】ドライブレコーダー向けおすすめmicroSDカード|あおり運転対策に必須なメモリーカード選び方まとめ

本記事の想定読者

  • 以前ドライブレコーダーに動画が記録されてなくてハラハラした経験がある。
  • ドライブレコーダーに最適なメモリーカードってあるの?
  • microSDカードってなに?
  • ドラレコ向けmicroSDカード選びのポイントは?
  • ドラレコ向けのおすすめmicroSDカードをサクッと教えてほしい

上記のようなお悩みに応える記事になります。

 

近年ドライブレコーダーの録画トラブルが多発!!

車を乗っているといろんなハプニングに見舞われます。最近はあおり運転が注目されていて、事件に発展することも珍しくない事態も散見されます。世知辛いですね。

そんな状況に直面した際に心強い味方になるのがドライブレコーダーによって記録された動画データです。事故の状況が克明に記録された映像があれば、相手が言い逃れる余地を奪うと同時に自分自身の身の潔白を証明できるので、現代の自動車ドライバーにとってドライブレコーダーは自己防衛のための必須装備と言っていいと思います。

でも知っていましたか?最近microSDカードが原因で「動画が録れてなかった!」というトラブルが急増していることを・・・。

 

microSDカードもドラレコの重要な一部と考えましょう

ドライブレコーダーに入れる記憶媒体microSDカード選びを誤ると、万が一の際に「録画できてなかった!!」なんて残念な事態を招くことになります。これではドライブレコーダーを搭載している意味がないですよね。ドライブレコーダーを既にマイカーに付けている方は、必ずドライブレコーダーに適したmicroSDカードを備えてほしいと思います。

そんなわけで今回はドライブレコーダーや防犯カメラなど継続的にデータの読み書きを行う機器に最適なmicroSDカードの選び方についてご紹介します。具体的におすすめのmicroSDカード製品も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

本記事の内容

 

ドライブレコーダー向けmicroSDカード選びのポイント

ここではドライブレコーダーに最適なmicroSDカードを選ぶうえで注目したいポイントについて解説していきます。

おすすめのmicroSDカードをサクッと知りたい方は「【結論】ドライブレコーダーに最適なmicroSDカード」をクリック!

microSDカードの表記説明

種類(カードサイズ)

まず知っておきたい基本的なことは、microSDカードの種類です。3種類のカードサイズが存在しますよ。

種類 データ容量
microSDカード ~2GB
microSDHCカード 4GB~32GB
microSDXCカード 64GB~

現在一般的に販売されているドライブレコーダーの多くは「microSDHCカード」に対応しているので、ドライブレコーダー向けとしては「microSDHCカード」を選べば問題なく使える思いますが、念のためお手持ちのドライブレコーダーのスペック表で対応メディアについて確認しておくことをおすすめします。

 

ドライブレコーダー対応microSDカードの確認方法

各メーカー公式サイトなどで閲覧できるドライブレコーダーのスペック表に「記録媒体」「記録メディア」「対応メディア」といった項目があります。そこで対応するmicroSDカードの種類が確認できるのでので、そこに記載された種類から選びましょう。

また機種の上限を超えた容量を持つmicroSDカードは認識してくれないので、併記されているデータ容量の範囲内で選びましょう。

メーカーによってmicroSDカードの種類が未記載の場合があります。その場合はデータ容量を手掛かりにしましょう。

例えば「microSDHCカード」はデータ容量が4GB~32GBなので、メーカーのスペック表に「8GB」「32GB」と記載があれば、対応カードが「microSDHCカード」であることが分かります。

逆に「64GB」「128GB」と書かれていれば「microSDXCカード」対応だと分かりますね。

 

耐久性

ドライブレコーダーのように書き換え回数が多くなる傾向にある製品に利用するメモリーカードに最も重要なのは「耐久性」です。

microSDカードには書き換え寿命があって、一般向けに販売されているもので耐久性に優れた製品だと約1万回が限界といわれています。一方耐久性の低いと1,000回が限界と言われるのでより早く寿命になり使えなくなってしまいます。また耐久性に優れた製品は高温や低温にも強く、データの保護性能も高くなっています。あらゆる面で丈夫に作られているのが「高耐久モデル」のmicroSDカードというわけです。

そのためドライブレコーダー向けにmicroSDカードを購入する際は「高耐久モデル」を選ぶようにしましょう。これは鉄則です。

 

スピード

耐久性に続いて重視したいのが、動画撮影時の転送速度を表す「スピードクラス」です。

動画撮影では一定以上の速度で書き込み作業ができないと処理が追い付かなくなって、動画撮影がフリーズしてしまいます。これを防ぐために「スピードクラス」は最高のものを選ぶべきで、結論から言って「CLASS10」がベストです。命に関わるドライブレコーダーに備えるmicroSDカードですから、妥協して中途半端な性能のカードを選ぶべきではありません。

 

「スピードクラス」にだけ注意すればOK

microSDカードのスピードクラス一覧表。

スピードクラス一覧表(出典:サンディスク)

なおスピードクラスには、さらに「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」が定められていますが、スマートフォンやビデオカメラ向けの4K画質に絡む指標のためドライブレコーダーにとっては考慮すべき項目ではなく、「スピードクラス」のCLASS10を選んでおけば自ずとフルHD・4K対応の性能が付いてくるので、あくまで「スピードクラス」に注意を払っておけば問題ありません。

 

容量

ドライブレコーダーに搭載するmicroSDカードの容量は、大容量であればあるほど寿命が延びて高コスパになるので、大容量モデルがおすすめです。

ドライブレコーダーの性質上、microSDカードへの書き込み回数は非常に多くなるので、小容量のmicroSDカードはすぐにフルになってデータの上書きが始まってしまいます。つまり早く書き込み回数が増えるのでそれだけ寿命が早まり、短期間で交換しなければなりません。一方大容量であればその分データの上書きに時間を要するので寿命が延びます。単純に4GBよりも32GBの方が8倍長持ちする計算ですが、商品価格にそこまでの差はないので、大容量の方が高コスパになります。

ドライブレコーダーによっては「microSDHCカード」よりも大容量な「microSDXCカード」に対応している場合があります。その場合は64GB以上のmicroSDカードを選ぶことも可能ですよ。もちろんさらにコスパは高くなります!

 

参考程度ですが、データ容量ごとの動画記録時間の目安を掲載しておきます。

録画サイズ 画質 microSDカード容量
4GB 8GB 16GB 32GB
フルHD 高画質 40分 90分 170分 370分
低画質 60分 140分 280分 600分
HD 高画質 65分 150分 290分 620分
低画質 115分 270分 510分 1100分
SD 高画質 95分 210分 410分 900分
低画質 165分 360分 720分 1450分

 

信頼性

ドライブレコーダーに使用するmicroSDカードですから、カメラや家庭用ゲーム機向けのカードを選ぶ際よりも厳しい目で信頼性を見極める必要があります。

信頼と実績を兼ね備えたmicroSDカードのメーカーとしては「SanDisk(サンディスク)」「東芝」「パナソニック」「トランセンド」などが挙げられますが、あえてリスクを取るべきではないので世界シェア・国内シェアともに第1位のフラッシュメモリ業界の先駆的メーカー「SanDisk」のmicroSDカードを選べば間違いないでしょう。

 

SanDisk製microSDカードが世界の基準

SanDisk製microSDカードは、世界で支持される確かな品質で世界シェア第1位の地位を築いています。だからこそ多くの開発メーカーがSanDisk製のmicroSDカードをベースに動作確認テストを行っているため、あらゆる製品との相性が良いことも大きなメリットです。

ちなみに僕もSanDisk製microSDカードを自家用車のドライブレコーダーに使用していますが、まったく問題なく常時録画してくれています。幸い動画データを使う機会には直面していませんが、時折パソコンで動画の質をチェックしてみてもデータに異常はないので安心して使えていますよ。

 

次の項目では、これまで解説してきた情報を踏まえて選び抜いたドライブレコーダーに最適なmicroSDカードをご紹介します。

 

【結論】ドライブレコーダーに最適なmicroSDカード

SanDisk「高耐久 microSDHCカード 32GB」

SanDisk「高耐久 microSDHCカード 32GB」

ドライブレコーダー向けmicroSDカードとして最もおすすめできるのは、確かな性能とリーズナブルな価格のバランスが秀逸なSanDisk「高耐久 microSDHCカード 32GB」です。

耐久性はドライブレコーダー向けとして作られているので抜群!動画撮影時の転送速度を示すスピードクラスも「CLASS10」なのでスムーズに運転状況を記録できます。

容量はmicroSDHCカード最大の32GB、フルHD最高画質でも約370分の動画が記録できるデータ容量で安心です。

信頼性は世界シェア第1位のSanDiskなので文句なし、価格も1,5000円とかなり良心的。

ドライブレコーダー向けmicroSDカードに必要な要素すべてを十分に備えた、これこそドラレコに最適なmicroSDカードです。

 

Transcend「高耐久 microSDHCカード 32GB」

Transcend「高耐久 microSDHCカード 32GB」

SanDisk製以外に注目するなら、近年急速に存在感を高めている、Amazon売れ筋上位の常連Transcend(トランセンド)の「高耐久 microSDHCカード 32GB」がおすすめです。

ドライブレコーダー向けの製品開発も盛んに行っている同社のmicroSDカードは高い耐久性に定評があります。

日本国内のカスタマーサポートセンターも用意されているのでサポート体制も万全。

アフターサポートの安心感を考えると少し割高ですが、Transcendも選択肢に入ってくると思います。

 

ドライブレコーダー向けのおすすめmicroSDカード|まとめ

【録画できないトラブル急増中!】ドライブレコーダー向けおすすめmicroSDカード|あおり運転対策に必須なメモリーカード選び方まとめ

「【録画できないトラブル急増中!】ドライブレコーダー向けおすすめmicroSDカード|あおり運転対策に必須なメモリーカード選び方まとめ」と題して、ドライブレコーダーに最適なおすすめmicroSDカードについてご紹介してきました。

 

確かな性能のmicroSDカードを備えて万が一に備えましょう!

冒頭でもお伝えしたとおり、近年有事の際にドライブレコーダーが機能していなかったというトラブルが急増しています。その原因にmicroSDカードの不備も多く含まれているようで、日ごろからしっかり備えておけば防げたトラブルと考えると悔やまれます。

そんな思いをいざという時にしないよう、この機会にドライブレコーダーに最適なmicroSDカードを購入してほしいと思います。

 

【余談】microSDカードの定期的なフォーマットをお忘れなく

ドライブレコーダーに使用するmicroSDカードは定期的にフォーマットする必要があることはご存知でしょうか。

フォーマットとは、microSDカードの記録内容を消去する作業のことです。

ドライブレコーダー協議会の見解によれば安心して使うには、少なくとも1か月に1回のフォーマットが必要で、microSDカード自体も1年で交換すべきとしています。

あくまでmicroSDカードは消耗品ということをしっかり認識する必要がありそうですね。皆さんもお気を付けください。

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