高コスパ完全ワイヤレスイヤホン「Air3」がブラッシュアップ!
発売以来、多くの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)ユーザーに支持されたSOUNDPEATS「Air3」が、ブラッシュアップされて帰ってきました。
それがSOUNDPEATS「Air3 Deluxe」です。
TWSに欠かせない大口径ドライバー・超安定の無線接続・超絶コンパクトな本体サイズ・十分なバッテリー容量などのスペックはもちろん搭載。
さらに装着のしやすさや専用アプリによるカスタムなど「これでもか!」と付加価値を盛り込んだ、まさに高コスパな完全ワイヤレスイヤホン「Air3 Deluxe」の特徴は、下記の通りです。
本機の特徴
- 14.2mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載
- 高音質・低遅延を実現させるBluetooth接続性能
- iPhone・android両方で高音質が楽しめるコーデック対応
- 充電ケースと併用で21時間の連続再生が可能なバッテリー性能
- イコライザーなどイヤホンの機能をカスタムできる専用アプリに対応
- 通話ノイキャン機能でクリアなハンズフリー通話
- IPX4等級の防水性能
- 非常にコンパクトな本体サイズ
- インナーイヤー型&片側4gの超軽量ボディで耳への負担を軽減
6千円弱という価格からは想像できない機能群が詰め込まれた本機は、まさに高コスパ。
派手さはありませんが、手堅いスペックを併せ持っているので、割安で性能の良いものを探している方には是非チェックしてみてほしい一台に仕上がっていますよ。

では早速、高コスパ感にあふれたSONDPEATSの新作TWS「Air3 Deluxe」について詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|製品情報
SOUNDPEATS「Air3 Deluxe」のスペックは、下記のとおりです。
スペック
サイズ | イヤホン(片耳):H34×W17×D16mm 充電ケース:H48×W58×D22mm |
重量 | イヤホン(片耳):約4g 充電ケース:約28g |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
充電用ポート | USB Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.2 |
チップセット | Qualcomm 3040 |
対応プロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
連続再生時間 | 約5時間 (+充電ケースで約21時間) |
バッテリー容量 | イヤホン:40mAh ケース:280mAh |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約90分(実測値) 充電ケース:97分(実測値) |
対応コーデック | SBC AAC APT-X APT-X Adaptive |
防水性能 | IPX4等級 ※イヤホン本体のみ※ |
付属品 |
|
保証 | 12か月メーカー保証 30日間返品・返金保証 |
スペックを見ると、率直に完全ワイヤレスに必要不可欠な性能・機能をしっかり押さえつつ、無駄を削いでコストパフォーマンスを高めているのが分かりますね。
なに不自由無く無線イヤホンを使いたいとシンプルに考える方には最適な一台になっている印象です。

SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|優れているポイント
ここではSOUNDPEATS「Air3 Deluxe」の特に優れているポイントについて取り上げてみます。
大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載
大口径14.2mmというバイオセルロース振動板製のダイナミックドライバーを搭載。
サウンドの迫力や力強さだけでなく、高音域から中低音域にかけてバランスよく音を奏でてくれる音質がポイントです。
環境に左右されにくい安定した無線接続
次世代無線接続のスタンダートコーデックと言われている「APT-X Adaptive」が採用されているので、非常に安定したBluetooth接続で音楽やハンズフリー通話を行えます。
「APT-X Adaptive」は高音質コーデック「APT-X HD」と低遅延コーデック「APT-X LL」を統合した規格なので、無線接続に関しては文句なしの性能を発揮してくれますよ。
ゲーム用イヤホンとしても利用価値大
本機にはQualcomm社製のチップセット「QCC3040」が採用されていることから0.06Sの超低遅延を実現させています。
これによって動画と音のズレが命取りになるゲームプレイ時も快適に利用することが可能です。
ノイズレスなハンズフリー通話
本機ではイヤホン本体の左右それぞれに2基の高感度MEMSマイクが内蔵されています。
さらにCVC8.0ノイズキャンセリング技術も搭載されているので、かなりクリアなハンズフリー通話が行えます。

必要十分なバッテリー容量
ワイヤレスイヤホンに欠かせないバッテリー性能も十分備えていて、イヤホン単体で約5時間、ケース併用で約21時間の連続再生が可能になっています。
ケースを持ち歩けばほぼ1日中使えるだけのバッテリー容量があるので必要十分と言えるでしょう。
イヤホンをカスタムできる専用アプリに対応
イヤホンの機能や音質を自分好みにカスタマイズできるSOUNDPEATS専用アプリに対応しています。
このアプリを使えばイコライザー機能で音質を変えたり、イヤホンの装着検出機能のオン/オフなどが行えるので何かと重宝しますよ。
日本最大級のオーディオアワードで金賞を受賞
「Air3 Deluxe」は、日本最大級のオーディオアワード「VPG2022 SUMMER」の「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(5千円以上6.5千円未満)」部門で金賞に輝いています。
要するにプロのお墨付きが与えられたわけで、この賞を受賞した事実だけ取っても「Air3 Deluxe」がどれほどの製品かは言うまでもないですよね。
僕が言うまでもなく、安心して使えること請け合いです!
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|外観・付属品
外観
インナーイヤー型TWSの典型的なシンプルデザインのSOUNDPEATS「Air3 Deluxe」。
先代からデザインは特に変わっていない印象です。
ハウジング部分から軸の端までが短い印象で、それだけイヤホン全体が小さく感じます。
イヤホンの操作を司るタッチセンサーは、ハウジング前面のSOUNDPEATSロゴマーク部分に搭載されています。
ちなみにこのセンサー部分はやや傾斜がかかっているんですが、この加工が操作感の良好さに結実していますよ。
ハウジング全体がシンプルなマットブラックで統一されていまる関係で、軸に刻印されている左右を示す「L」「R」はやや見にくい印象です(画像では鮮明ですが肉眼では見づらいです)。
お世辞にもイヤホン全体の素材は上質な感じではないですが、造りそのものに手が抜かれているわけでは決してないので、僕個人としてはそれほど気にならないレベル。
充電ケースは先代のマットな印象からグロスな印象に変更されています。
とはいえ非常にスタンダードで、変哲はありません。
SOUNDPEATSのロゴは、ケース裏側に刻印。
手のひらに乗せるとこんな感じで、コンパクトです。
正面のLEDライトはかなり鮮明に光ってくれるので、屋外でも見やすいです。
光ってるのかわからない製品とか実際にあるので、こういう部分って地味に大切。
ちなみにLEDインジケーターの光る色合いによってバッテリー残量をチェックできます。
LEDインジケーターが示す状態は、LEDライトの色で分けられて表示されます。
- 緑:バッテリー残量50%以上
- 黄:バッテリー残量10%以上
- 赤:バッテリー残量10%未満
USB-Cの充電ポートは底面にあります。
ケース内部はマット&グロスなグレーで統一されています。
付属品
「Air3 Deluxe」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- 充電ケース
- USB-C & USB-A充電ケーブル
- 取扱説明書
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「Air3 Deluxe」のペアリング登録方法を解説します。
ペアリング登録手順
- イヤホン本体の入った充電ケースのフタを開ける
- スマホの設定画面で「SOUNDPEATS Air3-Deluxe」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはイヤホン本体が入った充電ケースのフタを開きましょう。
するとイヤホン本体の電源が入って、自動的にペアリングモードへ移行してくれます。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「SOUNDPEATS Air3-Deluxe」と表示されるので選択しましょう。
「Pairing successful, connected」とアナウンスが入って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「SOUNDPEATS Air3-Deluxe」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
片耳だけでも使えます!
SOUNDPEATS「Air3 Deluxe」は片耳だけで使うことができます。
やり方はただ片方のイヤホン本体を取り出すだけ。途中で片側イヤホンだけの使用に切り替えたくなったら、使わない方のイヤホンをケースに仕舞うだけ。
また両耳で聴きたくなったら仕舞った側のイヤホンを取り出して耳に装着するだけでOK。
左右の接続状況の切り替えは非常にスムーズなので、超絶ストレスフリーなな使い心地が実現していますよ。
一度ペアリングすれば、以後は自動接続してくれます
ペアリング登録以後は、イヤホン本体が入った充電ケースのフタを開けるだけで前回接続したスマホに自動接続してくれます。
自動接続されるまで4~5秒しかかからないので、実用シーンで接続のもたつき感にイライラすることはないでしょう。
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|使ってみて感じたこと
操作感
結論から言って、かなりタッチの精度が高いので快適に操作できる印象を受けました。
先代「Air3」よりもさらに使いやすくなった印象です。
やっぱり絶妙に傾斜がかったセンサー部分が秀逸!
先代「Air3」から引き続きイヤホンのハウジング外側にあるセンサー部分の形状にかかった傾斜が絶妙なタッチ操作感を生み出しています。
ちょうど指の腹の角度と傾斜がバチッと合って、メチャ快適にタップできるんですよね。
この操作性の高さは個人的にはApple「AirPods Proに匹敵するものがある」と感じましたね。
装着感
インナーイヤー型であること、イヤホン本体の軽量さ、そしてハウジング形状のデザイン性などが相まって”まるで付けていないような快適さ”が実現していますよ。
とにかく絶妙な装着感で”着けていない”と錯覚するほどの快適さ
やや誇張かもしれませんがw、かなり”着けていない”と思えるほどのストレスフリー感が味わえる着け心地です。
これはひとえにハウジング部分のデザイン性の卓越さの成せる業なんだと察していますが、恐れ入る装着感です。
閉塞感もないから、超絶ストレスフリー
TWSの主流であるカナル型と違い「Air3 Deluxe」はインナーイヤー型を採用しています。
インナーイヤー型は耳穴をあえて密閉しないタイプのイヤホンないので、適度な圧迫感で不快な印象を受けにくいのが特徴になります。
これがまさに装着感の良さに寄与している印象ですね、素晴らしく絶妙なデザイン。

落下しそうな不安感も一切無し
インナーイヤー型だからといって装着感がユルユルということはなく、上下左右に頭を振ってもイヤホンが外れる感覚は一切ありません。
絶妙に計算されたハウジング設計が成せる業といったところでしょうね。素晴らしいです。
音質
「これが6千円弱のサウンドか・・・?」と疑いたくなるようなサウンドの出来栄えに驚愕。
音の広がっていく奥行き感の表現が素晴らしく、低・中・高音域のバランスも高い次元で調和が取れています。
ついにこの価格でこれほどのサウンドを手に入れることができるようになったかと、正直感慨深くなってしまうレベル。
インナーイヤー型としては最高峰のサウンドであることは間違いありません!

抜けるようなクリアサウンドが超気持ちいい
音を聞いていて気持ちいい。
ホント直感でこれを感じるくらいクリアでイイ感じに抜けていくサウンド、最高です。
これが6千円弱で手に入るってことを改めて疑ってしまうほど。価格だけで比較しても釣り合わないナイスな出来栄えです。
音の臨場感がヤバイ
残響に鳥肌が立ちます。
低温から高温にかけての良質なバランス、各音域の粒立ちの良さなどはもちろんですが、何より秀逸なのは音の臨場感。奥行き感。音の残響感です。
地下のライブ会場で演奏を聴き終えた直後に感じる、空間に響き渡り漂う残響。あれが感じられるんです。
何度も価格に言及して恐縮ですが、6千円のイヤホンが発するサウンドとはにわかに信じがたいですよ、これは。
最近のTWSの高性能化は肌で感じていますが、このサウンドクオリティは反則的。ズルささえ抱いてしまいますw
もちろん云万円のイヤホンと比べれば多少の見劣りはないわけではないですが、僕ら素人にとっては些末な問題でしょう。
そう思わせてくれるだけの品質が「Air3 Deluxe」には、あります。
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeレビュー|まとめ
「SOUNDPEATS Air3 Deluxeレビュー|大口径14.2mmドライバー&先進ワイヤレス接続技術で高音質を実現!快適なワイヤレス体験が得られる高コスパTWS」と題して、完全ワイヤレスイヤホンに求められる必要な機能・性能がすべて盛り込まれていると言っても過言ではない高コスパTWS、SOUNDPEATS「Air3 Deluxe」についてご紹介してきました。
コスパ重視でイヤホンを選ぶなら、このイヤホンが超有力!
申し分のないサウンド品質、途切れる不安感ゼロな超安定ワイヤレス接続、ストレスフリーな装着感、必要十分なバッテリー容量にポータブル性能に優れたコンパクトボディ。
多角的なニーズにしっかり応えられるだけのハイスペックを備えながら6千円弱というビックリ価格を実現させている本機は、紛れもなく高コスパ。
「費用対効果の高さでイヤホンを選ぶすべての方にオススメしたい」と疑いなく思える数少ないイヤホンだと、今回実際に触れてみて感じました。
