dマガジンに最適なタブレット端末をあぶり出す!!
本記事の想定読者
- 雑誌読み放題サービス「dマガジン」に興味・関心がある
- dマガジンの雑誌を読むためのタブレット端末を買い渋っている
- iPadは高いし、Fireタブレットは何だか不安、他社製は怪しいと思っている
- 電子雑誌向けタブレット端末を選ぶときに考慮したい条件は?
- サクッとdマガジンに最適なタブレットについて教えてほしい
dマガジンの雑誌は、あらゆるデバイスで読めますが・・・
雑誌読み放題サービス「dマガジン」の電子雑誌は、スマホ・タブレット・パソコンと多様なデバイスを使って閲覧することができます。
ただ正直なところ、タブレット以外の端末を用いることは快適とは言えず、オススメはできません。
それは”雑誌を読む”という行為を著しく阻害し、dマガジンが本来持つ価値を損ねるためです。
電子雑誌をタブレット端末で読みたい理由
「電子書籍・雑誌=タブレット端末」というのが一般的に最もシックリくるイメージで、その一方でスマホ・パソコンで読むイメージはさほど強くないというのが、恐らく多くの方の認識だと思います。
とはいえタブレットに固執する必要はないのですが、それでも実際に使ってみるとスマホ・パソコンそれぞれで次のような点に不都合を感じました。
電子雑誌を読むときに感じる不都合:スマホ編
スマートフォンで電子雑誌を読むときに真っ先に感じる不都合は、ディスプレイが小さいことです。
今回使用感をテストするにあたって、スマホはアップル「iPhone 11 Pro Max」を引き合いに出しました。
もちろん操作感は良好でキビキビ動いてくれますし、使い勝手もタブレット端末を凌駕する部分が少なくありませんが、大型スマホをもってしても、やはり画面が小さいことを窮屈に感じる不満は払拭できませんでした。
上の画像は大型スマホ「iPhone 11 Pro Max」(6.5インチ 2688×1242ピクセル/458ppi)と今回タブレット比較する際に取り上げるAmazon「Fire 7」(7インチ 1024×600/171ppi)を並べて、同じ雑誌の目次を表示させたものです。
こうして並べてみると、0.5インチの明らかな差を感じませんか?
昨今ではスマホ・タブレットの境界が曖昧になってきた感がありますが、電子雑誌を読む場面においてその境界は明らかなようです。
実際に使ってみるとこの差は一層実感するところで、画面が小さい分だけパッと見で認識できる情報量が少なくなるので、それが想像以上のストレスを生んでいるように感じました。
紙媒体が持つ”目から一瞬で入ってくる情報量”をスマホでは再現できない
紙の雑誌最大のメリットは、「一目で見て入ってくる情報量の多さ」と「その情報に瞬時にフォーカスできる人の目の凄さを利用できること」でしょう。
この2点を補ってはじめて電子雑誌の利用に乗り換えられるとするならば、スマホには画面の大きさに限界があるので前者に絶対的な見劣りがあり、それゆえ電子雑誌を読むデバイスとしては不適格と言えるわけです。
電子雑誌を読むときに感じる不都合:パソコン編
パソコンの場合は、仮にノートPCだとしてもスマホ以上のディスプレイサイズは確保できると思うので、画面の小ささはそれほど問題にはなりません。
むしろパソコンで電子雑誌を読む不都合は、”紙の雑誌の代わり”感がゼロという点に尽きます。
「電子雑誌、電子雑誌と散々言っておいて、何を今さら・・・」と思うかもしれませんが、この感覚も電子雑誌を読むうえでマストな要素だと考えています。
雑誌は気楽に・気軽に読むもの
基本的に雑誌というのは、学術書でもHow to系の知識本でもなく、もっとカジュアルに読むものだと思うんです。
姿勢をキチンと正して読むものではなく、ソファで寛ぎながら読んだり、思い立った時にササッと取り出して目を通したりするものだと思いませんか?
その気楽さ・気軽さがパソコンには致命的に欠けています。
僕はパソコンで電子雑誌を読む際、この点に強く違和感を感じるんです。これは大型の外部モニターを使っても変わりません。
やっぱりタブレット端末が電子雑誌にはベストマッチ
タブレット端末には、スマホ・パソコンに欠けている「画面の大きさ」と「上々なモバイル性能」の両方が備わっています。
特に雑誌の閲覧においてタブレット端末のバランスの良さはその他のデバイスを圧倒します。
これは実際に電子雑誌を読んでみると如実に実感できるところです。
dマガジンに適したタブレット端末を徹底比較!
以上の理由から本記事では、dマガジンで雑誌を読むのに最適なデバイスを比較検討するうえでスマホ・パソコンを除外し、タブレット端末に絞り込んで比較することとします。
そして今回はタブレット端末の中でも高性能タブレットの代表格としてアップル「iPad」、お手頃価格で手に入る本命タブレットとしてAmazon「Fireタブレット」シリーズを取り上げて、それぞれの良し悪しを見極めていきます。
本記事の内容
dマガジン向けタブレット端末|タブレットの条件
ここでは雑誌読み放題サービス「dマガジン」を利用することを目的にしたタブレット端末を選ぶ際に着目したい具体的な条件について、解説していきます。
電子雑誌向けタブレット端末は「読みやすさ」が重要
電子雑誌を読むことに適したタブレット端末で最も重視したいのは、「読みやすい」ということに尽きます。
その読みやすさを追求するために着目したいポイントは、次の通りです。
【着目ポイント1】画面の大きさ・重量
雑誌を読むという用途にタブレット端末を利用するのであれば、タブレット端末の「画面の大きさ(ディスプレイサイズ)」と「重量」に注目することが大切です。
画面の大きさが確保できていないと”雑誌を読む”という行為に支障が出ますし、それを意識するがあまり過度に大きな画面にしてしまうと、今度は重すぎてストレスを感じてしまいます。
電子雑誌に最適な画面サイズは7~8インチ
一般的に電子雑誌向けタブレットに最適な画面サイズは、7~8インチ(文庫本とほぼ同じ大きさ)と言われています。
タブレット端末としては小さな部類に入りますが、実際に手に取ってみると程よいサイズ感と重量感が得られるのが分かります。
小ぶりなタブレット端末になれば、その分だけ価格も安くなるので、コスパ的にも7~8インチのタブレットは優れています。
雑誌・マンガ・書籍を読むのがメインで、コストパフォーマンスも重視したい方には「7~8インチ」がオススメですよ。
【着目ポイント2】適度な性能(スペック)
電子雑誌を読むためのタブレット端末であれば、それほど性能にこだわる必要はありません。
本記事を執筆するにあたって性能の異なるタブレット端末の使用感を比較しましたが、タブレット端末の性能差は電子雑誌を読むときの快適さにそれほど影響しませんでした。
つまり電子雑誌向けタブレット端末に過度なスペックは不要ということです。
ハイスペックであることは製品の高価格化に直結しているので、コスパ面からも高性能タブレットは購入候補から外しておきたいところですね。
【着目ポイント3】リーズナブルな価格
最後に電子雑誌を読むためにタブレット端末を新調するのであれば、良心的な価格であることも重視したいところです。
潤沢な資金がある方はその限りではありませんが、基本的にお金は有限。
しかも用途が基本的に電子雑誌を読むことなのであれば、高価なタブレット端末に手を出す必要性は皆無でしょう。
電子雑誌を読むくらいなら”そこそこ”のタブレットで十分ですよ。
電子雑誌向けタブレットの条件まとめ
改めて電子雑誌向けタブレットの条件をまとめておきましょう。
電子雑誌向けタブレット端末の条件
- 画面サイズ:7~8インチが目安
- 本体重量が軽いこと
- 過剰な性能は不要
- リーズナブルな価格
以上の条件を一つの目安にしてタブレット端末の取捨選択を行えば、きっとあなたにとって最良のタブレット端末が見つかるはずです。
dマガジン向けタブレット端末|タブレット端末を比較
ここでは雑誌読み放題サービス「dマガジン」の利用に適したタブレットを探し出すべく、厳選したタブレット端末の使用感を比較して、それぞれのタブレット端末の良し悪しをチェックしていきます。
比較するタブレット端末
今回比較対象タブレットとして厳選した端末は、次の5機種です。
Fire 7
Amazon「Fireタブレット」シリーズで最安の入門モデル「Fire 7」です。
タブレット端末としては価格破格的な販売価格5,980円が最大の魅力でしょう。
もちろん電子雑誌を読むうえで必要な条件は満たしていますよ。
Fire HD 8
「Fireタブレット」シリーズのミドルクラスに位置するのが「Fire HD 8」です。
エントリーモデルである「Fire 7」の性能を全体的に高めたモデルで、より画面が高精彩になっていて、画面も1インチ大きくなっています。
価格も9,980円と変わらぬコストパフォーマンスを誇っていますよ。
FIre HD 8 Plus
「Fire HD 8」のプロセッサ性能を高めたモデルが「Fire HD 8 Plus」です。
RAMが1GB増量したことでよりキビキビした軽快な動作感が実現しているので、特にゲームをする方にオススメです。
なおこのモデルは「Fireタブレット」シリーズで唯一、ワイヤレス充電に対応しています(専用充電スタンドは別売りです)。
Fire HD 10
「Fireタブレット」シリーズの最上位機種にあたるのが「Fire HD 10」です。
10インチを超える大型ディスプレイが採用されていて、シリーズ最高の高精彩さが魅力です。
性能のあらゆる面でその他のFireタブレットを凌駕するので、電子雑誌の閲覧に留まらず、音楽鑑賞・動画視聴・ゲームプレイなどあらゆるニーズに応えてくれる1台ですよ。
iPad Pro(9.7インチ)
登場以来、タブレット業界を牽引し続けているパイオニア的タブレット端末、アップル「iPad」シリーズにラインナップされている「iPad Pro (9.7インチ)」です。
タブレット業界最高の性能と使い心地の良さを誇る、まさに最強タブレット。
それ相応の価格がしますが、それだけの性能と価値があることは間違いありません。
dマガジンには「Fireタブレット」がオススメ
正直なところdマガジン向けタブレット端末としては、Amazon「FIreタブレット」シリーズがコスパに断トツで優れているのでオススメです。
24年12月時点で「Fireタブレット」は4機種がラインナップされていて、いずれも電子雑誌を読むには十分なスペックを備える一方、販売価格5,980円~という圧倒的にリーズナブルな価格設定も魅力ですね。
実際の使用感を踏まえても、「Fireタブレット」以上にコスパ面で優れたデバイスは存在しないと断言できます。
その他メーカーのタブレット端末について
タブレット端末には「iPad」「Fireタブレット」以外の製品も存在しますが、条件に適うライバル機として挙げられるファーウェイ「MediaPad M6 lite 8」やレノボ「Tab M8」などは、それぞれ2.6万円もする高額タブレットで、”電子雑誌向け”としては割高です。
また価格面で言えば、アップル「iPad」シリーズに至っては7.9インチの「iPad mini(第5世代)」が45,800円~という超高価格な時点で電子雑誌向けとしては論外です。
今回の比較では、あえて「iPad Pro(9.7インチ)」をラインナップに入れていますが、これは「Fireタブレット」と雑誌の表示速度などを比較するために他なりません。
なおその比較結果を見れば、表示スピードにそれほどストレスフルな差が無いことがお分かりいただけるはず。
dマガジンに適したタブレット比較
まずは今回比較するタブレット端末のスペックは、下記の通りです。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | iPad Pro (9.7inch) | |
画面サイズ (インチ) |
7 | 8 | 8 | 10.1 | 9.7 |
解像度 | 1024×600 (171ppi) |
1280×800 (189ppi) |
1280×800 (189ppi) |
1920×1200 (224ppi) |
2048×1536 (264ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz 1GB RAM |
クアッドコア2.0GHz 2GB RAM |
クアッドコア2.0GHz 3GB RAM |
オクタコア2.0GHz 2GB RAM |
デュアルコア2.25GHz 2GB RAM |
ストレージ (GB) |
16 / 32 | 32 / 64 | 32 / 64 | 32 / 64 | 32 / 128/ 256 |
USB規格 | USB 2.0 | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | Lightning |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi6(802.11ax)非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi6(802.11ax)非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大10時間 |
本体サイズ (mm) |
192×115×9.6 | 202×137×9.7 | 202×137×9.7 | 262×159×9.8 | 240×170×6.1 |
重量 (g) |
286 | 355 | 355 | 504 | 437 |
価格 | 5,980円 | 9,980円 | 11,980円 | 15,980円 | 66,800円 |
端末のサイズ感
とりあえず全機種を並べて、端末のサイズ感を俯瞰してみました。
左からFIre 7、Fire HD 8、FIre HD 10になります。
「Fire HD 8 Plus」は「Fire HD 8」とまったく同じサイズなので、ここでは省きました。
一般的な雑誌と比較したサイズ感は、このような感じです。
やはり実際に隣り合わせで置いてみると、端末それぞれの大きさの違いが顕著に分かります。
特に「Fire HD 10」は断トツで大きい(わりと縦に長い)ですよね。
一方で紙の雑誌と比べると、いずれのタブレット端末も小さく感じます。
ちなみにiPad Pro(9.7インチ)を並べると、このような感じです。
タブレットを手に持ってみた感じ
まず「Fire 7」から手に取ってみましたが、収まりが最も良いのは、やっぱりコレですね。
幅11.5cmということで片手で楽々鷲掴みにできるサイズ感はスマホの領域と重なるので、大型スマホをお持ちの方なら違和感なく使えると思います。
続いて手にしたのは「Fire HD 8 (=FIre HD 8 Plus)」です。
「Fire 7」より2cm以上も幅が広くなっていますが、まだ片手に収まるサイズ感。
また「Fire 7」よりも1インチしか大きくありませんが、存在感はかなり増した印象を受けましたよ。
そして最後はFireタブレット最大の大きさを誇る「Fire HD 10」です。
男性の手のひらでギリギリ鷲掴みにできる約16cmの幅感は、やはり他の機種とは段違いの存在感。
タブレット中央を持つと手首を優に超えてくるレベルなので、片手持ちはアンバランスであまり現実的ではないかもしれませんね。
三機種を並べた先の画像を見てもお分かりいただけるように、端末の大きさは断トツですよ。
ディスプレイのサイズ感
続いては各端末のディスプレイの大きさを比べてみましょう。
左からFIre 7、Fire HD 8、FIre HD 10と三機種を並べて俯瞰すると、上のような印象です。
こうして比べてみると、やはりというか、当然ながらディスプレイサイズが最も大きい「Fire HD 10」がよく見えるように感じますね。
今度はダブルタップで拡大表示(雑誌と同じサイズに拡大)した状態を比べてみました。
ここでもやはり最大の画面を持つ「Fire HD 10」の存在感が際立ちますね。
画面が大きい分だけパッと見で入ってくる情報が多いので、ストレスを感じることなく閲覧できる感じです。
とは言っても「Fire HD 8」くらいの大きさでも閲覧が苦に感じるようなこともありませんでした。
それは意外と「Fire 7」でも同様でした。
左からFire 7、Fire HD 8、FIre HD 10。
ダブルタップした際の文字の大きさを比較してみました。
当然ながら原寸大の雑誌のサイズに合わせる形で拡大されるので、各端末の間で文字サイズに違いはありません。
ちなみにディスプレイの色合いは、カメラのピント調節に伴って変化したものなので、画像ほど顕著な違いはありませんが、文字表示のきめ細かさ(解像度)には違いを感じましたね。
そういう意味では、結局タブレット選びは価格に見合う(コスパが良い)タブレットを購入すればいいのかもしれません。
dマガジンを閲覧しているときの動作感
最後に実際にタブレットでdマガジンの電子雑誌を閲覧するときの動作感について比べてみました。
【結論】雑誌を読む際の動作に大きな違いは無し
最初に結論からお伝えすると、「雑誌を読む」という行為に関しては、エントリーモデルにあたる「Fire 7」とハイエンドモデル「Fire HD 10」の間に体感的な違いはありませんでした。
性能差が顕著に表れたのは「アプリが立ち上がるまでの所要時間」や「雑誌を読み込んで表示させるまでの所要時間」で、平均1~2秒、最大でも3秒ほどの差が生じました。
つまりアプリや雑誌の立ち上げの際のわずかな待ち時間を許せるのなら、タブレット間の性能差は考えなくても問題ないということです。
あとは販売価格とサイズの大きさで、あなたにとって最良の電子雑誌向けタブレット端末をチョイスすればOKでしょう。
アプリの立ち上げスピード
上の動画は、dマガジンのアプリを立ち上げるまでの所要時間を比較したものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
Fire HD 10がアプリを立ち上げてからFIre 7が同様にアプリを立ち上げ切るまで、約3秒ほどの差がありました。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、約1秒ほどでした。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
これらの立ち上げスピードは僅差で0.5秒ほどでした。
タブレット間で最も違いが顕著に表れるのが「アプリ起動の所要時間」ですが、それでも上の動画のような程度なので、実用性に支障をきたすレベルではないと思います。
雑誌の読み込みスピード
続いては、dマガジンで雑誌を読み込むまでの所要時間を計ったものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
これも雑誌の立ち上げには、約1秒ほどの差でした。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、0.5秒ほどでした。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、約1秒ほどでした。
雑誌の立ち上げもタブレット間で若干の差が確認できましたが、先の「アプリ立ち上げの所要時間」に比べればさらにその差は希薄なので、これもまたさほど気になるものではないと思います。
雑誌の操作感
最後は「dマガジン」で雑誌を読む際の操作感を比較したものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
いずれの比較においても、雑誌を読むという操作感に体感的な差は見られませんでした。
今回ご紹介しているすべての端末の性能は、雑誌の閲覧には十分と言っていいでしょう。
比較の総括
以上「アプリの立ち上げスピード」「雑誌の読み込みスピード」に関しては、比べてみると確かな性能差は確認できましたが、実際に日常の中で使っていて大きなストレスに繋がるような差ではないように感じました。
特に「雑誌の操作感」においては、タブレット間で体感的な差は皆無で、それゆえどのタブレットを選んでも雑誌の読み心地に大差がないことが分かりました。
やっぱり?iPadの性能はすごかった・・・
さすがiPadと言うべきか、Amazon最上位モデル「FIre HD 10」と比較しても、iPadは明らかな性能差を見せつけてくれました。
ちなみに左がFire HD 10、右がiPad Pro(9.7インチ)です。
雑誌の読み込みスピードも明らかな差がありました。
ただこの性能差と価格差が釣り合っているのかは、正直個々人の価値観次第だと思いますね。
ちなみに雑誌の操作感には、やはり特別な違いは感じられませんでした。
いずれにしても「雑誌を読む」という点において、iPadがオーバースペックであることは間違いありません。
【結論】dマガジンにオススメのタブレットは「Fire HD 8」
これまで検証してきたタブレット端末ごとの比較を通じて、dマガジンに最適なタブレットは、Amazon「Fire HD 8」だという確信に至りました。
【最適な理由その1】十分な性能が備わっている
「Fire HD 8」には、雑誌を読みやすい8インチの大きな画面と2.0GHzクアッドコアプロセッサ・2GB RAMが搭載されているので、電子雑誌をサクサク読むことができます。
さらに音楽を聴いたり、動画を視聴したり、ゲームをしたり、ネット検索したりと幅広い用途でストレスフリーに利用することも可能。
あらゆることを自由にこなすのに十分な性能を備えている端末と言っていいでしょう。
雑誌を読むときと違って動画やゲームをする場合、「Fire 7」だとちょっと画面が小さく感じ、「Fire HD 10」はスペックが必要以上かなぁという印象を受けました。
性能という点で「Fire 7」は、メモリがわずか1GB、スピーカーはモノラル、USBはタイプA、高速Wi-Fi規格「ac」非対応など劣る部分が多く見られるので、購入の際は注意しましょう。
スマートスピーカーとしても使えるのも嬉しい
余談ですが「Fire HD 8」には「Showモード」が搭載されていて、スクリーン付きのスマートスピーカーとして活用することもできます。
デュアルステレオスピーカー内蔵だからアレクサの音声がクリアに聴こえますし、8インチの画面が付いているので、視覚的な情報を閲覧するのも便利!
- 「アレクサ、今日の天気は?」
- 「アレクサ、タイマー3分に設定して」
- 「アレクサ、今日のニュースは?」
などなど様々な音声操作がハンズフリーで行えるので、とても便利ですよ。
【最適な理由その2】コストパフォーマンスに優れている
何よりも注目したいのは、十分な性能を備えていながら販売価格が9,980円(税込)と1万円を切る割安さを実現している点です。
同じ8インチサイズのタブレット端末ファーウェイ「MediaPad M5 lite」、レノボ「Tab M8」はいずれも販売価格2.6万円、アップル「iPad mini(第5世代)」に至っては45,800円~と超高額・・・。
ライバル機が余裕で2万円を超えている中で、わずか1万円で購入できるアドバンテージは唯一無二、もはやタブレット端末最強のコスパを有していると言っても過言ではありません。
Fireタブレットシリーズで最高のスペックを誇る「Fire HD 10」は、雑誌向けタブレットとしては申し分ありませんが、価格が約1.6万円というのが気に掛かります・・・。
Fireタブレットは、分割払い(手数料・利息0円)で購入可能!!
「Fireタブレット」は、Amazonの分割払い(手数料・利息0円)に対応しています。
これを活用すれば、分割手数料・利息一切無しの月々1,996円(5か月払い)で購入可能に!
1か月あたり約2,000円の出費なら、毎月購入している雑誌代を当てるだけでほとんど経済的負担ゼロでFireタブレットを手に入れることができますよね。
メチャ魅力的なソリューション・・・!!
ゲームをする方は「Fire HD 8 Plus」へのアップデートもおすすめ
ちなみにタブレットでゲームもしたい方で、購入価格にプラス2,000円しても良いと思えるなら、「Fire HD 8 Plus」へのアップグレードはかなりオススメです。
わずか2,000円を上乗せするだけで1.5倍も高い処理能力(RAMが2GBから3GBに増加)が手に入るので、アップグレードする価値はあります。
dマガジン向けタブレット端末|まとめ
「【dマガジンに最適なタブレット端末】雑誌読み放題サービス「dマガジン」の利用にオススメのタブレット端末まとめ|コスパ重視ならFireタブレット一択!」と題して、雑誌読み放題サービス「dマガジン」で雑誌を読む際に最適なタブレット端末について、詳しくご紹介してきました。
最良のタブレットを見つけたら、dマガジンを活用してみましょう!
今回ご紹介したFireタブレットは、いずれのモデルもコストパフォーマンスに優れたものばかりで、特に電子雑誌をこれから読み始めようとしている方にとっては手の届きやすいタブレット端末です。
雑誌を読むという実用シーンにおいてタブレットの性能差は気にするに値しないレベルであることは、本記事の比較で明らかになったので、Fireタブレットは「サイズ感」と「電子雑誌以外の用途」を考慮して選べば間違いないでしょう。
割安なタブレットでも必要十分な性能を有しているFireタブレットシリーズなら、快適な電子雑誌ライフをきっと身近な存在にしてくれるはず。
タブレット選びに迷っているなら「Fire HD 8」
今回のタブレット端末比較を通じて、Amazon「Fire HD 8」こそ電子雑誌を読むことに最も適した高コスパタブレット端末であると確信しました。
8インチの必要十分な大きさと高精彩さを兼ね備えたディスプレイ、これまた必要十分な処理能力(クアッドコア 2.0GHz/2GM RAM)、そして1万円を切るリーズナブルな価格。
すべてがちょうど良い、「電子雑誌を読む」というニーズにピタッと当てはまるタブレット、それがAmazon「Fire HD 8」です。
関連リンク【FireタブレットにGooglePlayを入れてdマガジンを楽しむ】グーグルプレイはFireタブレットにインストール可能!dマガジンをFireタブレットで読む方法
雑誌読み放題サービス9社の比較記事も公開中
圧倒的な価値を提供している「dマガジン」ですが、「楽天マガジン」「ブック放題」など他にも魅力的なサービスは存在します。
「dマガジン」を含めた雑誌読み放題サービス9社を徹底比較したまとめ記事を公開しているので、気になる方はチェックしてみましょう。
関連記事【雑誌サブスク比較】選んで損なしのサービスを厳選!!毎月500誌以上が読み放題になるオススメ雑誌読み放題サービス|雑誌サブスクは「dマガジン」が神サービス
サービス選びに迷っているなら「dマガジン」で読み始めましょう!
「dマガジン」は、僕が今ある「雑誌読み放題サービス」すべてを使い倒して辿り着いた雑誌サブスクの最適解です。
これから初めて「雑誌読み放題サービス」を契約する方はもちろん、既に他のサービスを利用中の方にも「dマガジン」はオススメです。
「dマガジン」が雑誌サブスクサービス最強の理由
迷わず「dマガジン」をオススメすることには、もちろん理由があります。
【理由1】「dマガジン」は、サービス内容に死角が無い
まず「dマガジン」は、「雑誌読み放題サービス」が備えておくべきサービスの基本事項・契約するうえでの前提条件をすべて押さえていることが挙げられます。
つまりサービスとして致命的な欠点が存在しないということです。
「dマガジン」はサービスの基本スペックに死角なし
- 月額料金440円(税込)は、業界トップクラスの割安さ
- 雑誌の取り扱い数が業界最多(独占配信している雑誌数も最多)
- アプリ操作がシンプルで使いやすい
- 雑誌に特化したサービスだから雑誌が読みやすい
- ダウンロード機能でオフライン環境でも読める
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- お気に入り機能・ブックマーク機能で読みたい雑誌に即アクセス可能
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以上のポイントはサービス選びの際にチェックしてほしい項目ですが、「dマガジン」はこれらを網羅的に押さえているので、まずサービスを使っていて不満に感じることはないでしょう。
【理由2】「dマガジン」を選ぶ最大の理由は、最強の検索機能
「dマガジン」の検索機能ならレシピや有名人の名前で記事検索が可能
そして「dマガジン」を最強の雑誌読み放題サービスたらしめている根拠であり、「dマガジン」を選ぶべき最大の理由は、業界最強の検索機能を持っているためです。
他社サービスの検索機能は、検索キーワードを含む雑誌を単純に表示するだけに留まります。
一方で「dマガジン」の検索機能は、500誌以上の雑誌の中から検索キーワードを含む記事ページを明確に提示してくれるんです。
例えば「鬼滅の刃」と入力して検索をかけた場合、他社サービスでは鬼滅の刃について書かれた内容が掲載されている雑誌名が表示されます。
これが「dマガジン」の場合、鬼滅の刃について書かれた特集ページ一つひとつをピックアップして表示してくれて、その検索結果をタップするだけで瞬時に読みたいページにアクセスすることができるんです。
これなら調べたいこと・知りたいことだけにフォーカスして次々と雑誌を斜め読みできますよね。
超画期的。
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