電子雑誌を読むのに最適なタブレット端末をあぶり出す!!
本記事の想定読者
- 「雑誌読み放題サービス(雑誌サブスク)」に興味・関心がある
- 雑誌サブスクのためのタブレット端末を買い渋っている
- iPadは高いし、Fireタブレットは何だか不安、他社製もよく分からない・・・
- 電子雑誌を読むタブレットを選ぶポイントは?
- 電子雑誌に適したタブレットについて知りたい
【結論】電子雑誌向けタブレットはAmazon「Fire HD 8」が最適
雑誌サブスクリプションサービスなどで読むことができる電子雑誌に最適なタブレットは、Amazon「Fire HD 8」です。
【最適な理由その1】十分な性能が備わっている
「Fire HD 8」には、雑誌を読みやすい8インチの大きな画面と2.0GHzクアッドコアプロセッサ・2GB RAMが搭載されているので、電子雑誌をサクサク読むことができます。
さらに音楽を聴いたり、動画を視聴したり、ゲームをしたり、ネット検索したりと幅広い用途でストレスフリーに利用することも可能。
あらゆることを自由にこなすのに十分な性能を備えている端末と言っていいでしょう。
雑誌を読むときと違って動画やゲームをする場合、「Fire 7」だとちょっと画面が小さく感じ、「Fire HD 10」はスペックが必要以上かなぁという印象を受けます。
性能という点で「Fire 7」は、メモリがわずか1GB、スピーカーはモノラル、USBはタイプA、高速Wi-Fi規格「ac」非対応など劣る部分が多く見られるので、購入の際は注意しましょう。
スマートスピーカーとしても使えるオマケ付き
余談ですが「Fire HD 8」は、スクリーン付きのスマートスピーカーとしても活用することができます。
8インチの画面が付いているので、視覚的な情報を閲覧するのも便利!
- 「アレクサ、今日の天気は?」
- 「アレクサ、タイマー3分に設定して」
- 「アレクサ、今日のニュースは?」
などなど様々な音声操作がハンズフリーで行えますよ。
【最適な理由その2】コストパフォーマンスに優れている
何よりも注目したいのは、十分な性能を備えていながら販売価格が9,980円(税込)と1万円を切る割安さを実現している点です。
同じ8インチサイズのタブレット端末ファーウェイ「MediaPad M5 lite」、レノボ「Tab M8」はいずれも販売価格2.6万円、アップル「iPad mini(第5世代)」に至っては45,800円~と超高額・・・。
ライバル機が余裕で2万円を超えている中で、わずか1万円で購入できるアドバンテージは唯一無二、もはやタブレット端末最強のコスパを有していると言って間違いありません。
Fireタブレットシリーズで最高のスペックを誇る「Fire HD 10」は、雑誌向けタブレットとしては申し分ありませんが、価格が約1.6万円というのが気に掛かります・・・。
Fireタブレットが手数料ゼロ円・分割払いで手に入る!!
「Fireタブレット」はAmazonの分割払い(手数料ゼロ円)に対応しています。
これを活用すれば、分割手数料・利息一切無しの月々1,996円(5か月払い)で購入することができてしまいます。
1か月あたり約2,000円の出費なら、毎月購入している雑誌代を当てるだけで相当経済的負担を軽くすることができますよね。
ゲームもしたい方は「Fire HD 8 Plus」へのアップデートがおすすめ
ちなみにタブレットでゲームもしたい方で、購入価格にプラス2,000円しても良いと思えるなら、「Fire HD 8 Plus」へのアップグレードはかなりオススメです。
わずか2,000円を上乗せするだけで1.5倍も高い処理能力(RAMが2GBから3GBに増加)が手に入るので、アップグレードする価値はあります。
電子書籍に適したタブレット端末を厳選・徹底比較!
結論を先にお伝えしましたが、他にも候補となる魅力的なタブレット端末があります。
本記事ではイチオシの「Fire HD 8」を含めた、電子書籍を読む際に使えるタブレット端末の中から特に魅力的な製品を厳選して徹底的に比較しました。
これさえ読めば、雑誌読み放題サービスを利用する際に用いる最適なタブレット端末は分かったも同然ですよ。
では早速、雑誌読み放題サービスなどで電子雑誌を読むのに最適なタブレット端末について、詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
電子雑誌向けタブレット端末について|電子雑誌はタブレットで読むのが最適
ここでは電子雑誌を読むうえで最も適したデバイスが、スマホやパソコンではなく、タブレット端末であるということについて解説していきます。
なお本記事では、数ある雑誌読み放題サービスの中で最も魅力的なサービス内容を誇る「dマガジン」で配信される電子雑誌をタブレットで読むことを想定して解説しています。
雑誌サブスクの雑誌は、あらゆるデバイスで読めますが・・・
雑誌読み放題サービスの電子雑誌は、スマホ・タブレット・パソコンといったデバイスを用いて読むことが可能です。
ただ”可能”ではありますが、正直なところタブレット以外の端末を用いることはオススメしません。
それは雑誌を読むという行為を著しく阻害し、雑誌読み放題サービス本来の価値を損ねるためです。
電子雑誌をタブレット端末で読みたい理由
「電子書籍・雑誌といえば、タブレット端末」というイメージが一般的に強く、その一方でスマートフォン・パソコンで読むイメージは強くないというのが概ね皆さんの共通認識だと思います。
とはいえ必ずしもタブレットに固執する必要はないのですが、それでも実際に使ってみた感想としては、スマホ・パソコンでそれぞれにサービスを利用するうえでの不都合を感じました。
”欠点”とまでは言いませんが、次のような点が気になりました。
電子雑誌を読むときに感じる不都合:スマホ編
スマートフォンで電子雑誌を読むと真っ先に、そして最も強く感じる不都合がディスプレイの小さいことです。
今回スマートフォンはアップル「iPhone 11 Pro Max」を引き合いに出してみました。
もちろん操作感は良好でキビキビ動いてくれますし、使い勝手もタブレット端末を凌駕する部分が少なくありませんが、大型スマホをもってしても、やはり画面が小さいことに窮屈に感じる不満は払拭できませんでした。
上の画像は大型スマホ「iPhone 11 Pro Max」(6.5インチ 2688×1242ピクセル/458ppi)と今回比較対象の一台として取り上げるAmazon「Fire 7」(7インチ 1024×600/171ppi)を並べて、同じ雑誌の目次を表示させたものです。
こうして並べてみると、0.5インチの差が如実に感じられるのではないでしょうか。
今やスマホとタブレットの境界が曖昧になってきたなぁと強く感じるところですが、電子雑誌を読むという場面においてその違いは明らかなようです。
実際に使ってみるとこの差を一層実感するところで、画面が小さい分だけパッと見で認識できる情報量が少なくなるので、それが想像以上のストレス感を生んでいるように感じました。
目から一瞬で入ってくる情報量をスマホでは再現できない
紙の雑誌最大のメリットは、「一目で見て入ってくる情報量の多さ」と「その情報に瞬時にフォーカスできる人の目の凄さを利用できること」でしょう。
この2点を補ってはじめて電子雑誌の利用に乗り換えられるとするならば、スマートフォンには前者に絶対的な劣りがあるため不適格といえるわけです。
電子雑誌を読むときに感じる不都合:パソコン編
パソコンの場合は、仮にノートPCだとしてもスマホ以上のディスプレイサイズは確保できると思うので、画面の小ささはそれほど問題にはなりません。
むしろパソコンで電子雑誌を読む不都合は、”紙の雑誌の代わり”感がゼロだという点に尽きます。
「電子雑誌、電子雑誌と散々言っておいて、何を今さら・・・」とお思いかもしれませんが、この感覚も電子雑誌を読むうえでマストな要素だと考えています。
雑誌は気楽に・気軽に読むもの
基本的に雑誌は学術書でもHow to系の知識本でもなく、もっとカジュアルなものだと思うんです。
雑誌は姿勢をキチンと正して読むものではなく、ソファで寛ぎながら読んだり、思い立った時にササッと取り出して目を通したりするものだと思いませんか?
その気楽さ・気軽さがパソコンには致命的に欠けています。この点に僕はパソコンで電子雑誌を読むことの違和感を感じるんです。
これは大型の外部モニターを使っても変わりません。
やっぱり電子雑誌はタブレットで読みたい
タブレット端末には、スマホ・パソコンに欠けている「画面の大きさ」「画面の大きさに付随する情報に瞬時にフォーカスできる拡大・縮小機能」「高いモバイル性」の全てが備わっています。
特に雑誌の閲覧においてタブレット端末のバランスの良さはその他のデバイスを圧倒します。これは実際に電子雑誌を読んでみると如実に感じられるところです。
【結論】やっぱり電子雑誌を読むならタブレット端末が最良
以上の理由から本記事では電子雑誌を読むのに最適なデバイスを比較検討するうえでスマホ・パソコンは除外し、タブレット端末に絞り込んで厳選・比較することとします。
また今回はタブレット端末の中でも高性能タブレットの代表格としてアップル「iPad」、お手頃価格で手に入る本命タブレットとしてAmazon「Fireタブレット」シリーズを取り上げて、それぞれの良し悪しを見極めていきます。
電子雑誌向けタブレット端末について|電子雑誌向けタブレットの条件
ここでは電子雑誌向けデバイスとして最適なタブレット端末を選ぶ際に意識したい具体的ないくつかの条件について、解説していきます。
電子雑誌向けタブレット端末は「読みやすさ」が重要
電子雑誌を読むことに適したタブレット端末で最も重視したいのは、「読みやすい」ということに尽きます。
その読みやすさを追求するために着目したいポイントは、次の通りです。
【着目ポイント1】画面の大きさ・重量
雑誌を読むという用途にタブレット端末を持ち込むのであれば、日常生活の中に溶け込むように利用したいものです。
そこで重要なのがタブレット端末の「画面の大きさ(ディスプレイサイズ)」と「重量」です。
画面が適切でないと”雑誌を読む”という行為に支障が出ますし、それを意識するがあまり過度に大きな画面を採用してしまうと、今度は重すぎることによるストレスを感じてしまいます。
このあたりのバランスが大切ですね。
電子雑誌に最適な画面サイズは7~8インチ
一般的に電子雑誌向けタブレットに最適な画面サイズは、文庫本とほぼ同じ大きさの7~8インチと言われています。
タブレット端末としては小さな部類に入りますが、実際に手に取ってみると程よいサイズ感と重量感が得られるのが分かります。
小ぶりなタブレット端末になれば、その分だけ価格も安くなるので、コスパ的にも7~8インチタブレットは優れています。
雑誌・マンガ・書籍を読むのがメインで、コストパフォーマンスも重視したい方には「7~8インチタブレット」がオススメですよ。
【着目ポイント2】適度な性能(スペック)
電子雑誌を読むことを目的としたタブレット端末であれば、性能にはそれほどこだわる必要がありません。
本記事を執筆するにあたって性能の異なるタブレット端末の使用感を比較しましたが、電子雑誌を読むシーンにおいてタブレット端末の性能差は快適さにそれほど貢献しませんでした。
つまり電子雑誌向けタブレット端末に過度なハイスペックは不要ということです。
ハイスペックであることは製品価格の釣り上げにも直結しているので、なおさら高性能タブレットは購入候補から外しておきたいところですね。
【着目ポイント3】リーズナブルな価格
最後に電子雑誌を読むためにタブレット端末を新調するのであれば、良心的な価格であることも重視したいところです。
潤沢な資金がある方はその限りではありませんが、基本的にお金は有限。
しかも用途が基本的に電子雑誌を読むことなのであれば、高価なタブレット端末に手を出す必要性は皆無でしょう。
電子雑誌向けタブレットの条件まとめ
改めて電子雑誌向けタブレットの条件をまとめておきましょう。
電子雑誌向けタブレット端末の条件
- 画面サイズ:7~8インチが目安
- 本体重量が軽いこと
- 過剰な性能は不要
- リーズナブルな価格
以上の条件を一つの目安にしてタブレット端末の取捨選択を行えば、きっとあなたにとって最良のタブレット端末が見つかるはずです。
電子雑誌向けタブレット端末について|タブレット端末を厳選比較
ここでは厳選したタブレット端末の使用感を比較して、それぞれのタブレット端末の良し悪しをチェックしていきます。
比較するタブレット端末
今回比較対象タブレットとして厳選した端末は、次の5機種です。
Fire 7
Amazon「Fireタブレット」シリーズで最安の入門モデル「Fire 7」です。
タブレット端末としては価格破格的な販売価格5,980円が最大の魅力でしょう。
もちろん電子雑誌を読むうえで必要なスペックは搭載されていますよ。
Fire HD 8
「Fireタブレット」シリーズのミドルクラスに位置するのが「Fire HD 8」です。
エントリーモデルである「Fire 7」の性能を全体的に高めたモデルで、より画面が高精彩になっていて、画面も1インチ大きくなっています。
価格も9,980円と変わらぬコストパフォーマンスを誇っていますよ。
FIre HD 8 Plus
「Fire HD 8」のプロセッサ性能を高めたモデルが「Fire HD 8 Plus」です。
RAMが1GB増量したことでよりキビキビした軽快な動作感が実現しているので、特にゲームをする方にオススメです。
なおこのモデルは「Fireタブレット」シリーズで唯一、ワイヤレス充電に対応しています(専用充電スタンドは別売りです)。
Fire HD 10
「Fireタブレット」シリーズの最上位機種にあたるのが「Fire HD 10」です。
10インチを超える大型ディスプレイが採用されていて、シリーズ最高の高精彩さが魅力です。
性能のあらゆる面でその他のFireタブレットを凌駕するので、電子雑誌の閲覧に留まらず、音楽鑑賞・動画視聴・ゲームプレイなどあらゆるニーズに応えてくれる1台ですよ。
iPad Pro(9.7インチ)
登場以来、タブレット業界を牽引し続けているパイオニア的タブレット端末、アップル「iPad」シリーズにラインナップされている「iPad Pro (9.7インチ)」です。
タブレット業界最高の性能と使い心地の良さを誇る、まさに最強タブレット。
それ相応の価格がしますが、それだけの性能と価値があることは間違いありません。
電子雑誌向けタブレットは「Fireタブレット」で決まり
正直なところ電子雑誌向けタブレット端末としては、Amazon「FIreタブレット」シリーズがコストパフォーマンスに断トツで優れているのでオススメです。
24年10月時点で「Fireタブレット」は4機種がラインナップされていて、いずれも電子雑誌を読むには十分なスペックを備える一方、販売価格5,980円~という圧倒的にリーズナブルな価格設定も魅力ですね。
実際の使用感を踏まえても、「Fireタブレット」以上にコスパ面で優れたデバイスは存在しないと断言できます。
その他のタブレット端末について
もちろんタブレット端末には「Fireタブレット」以外の製品も存在しますが、条件に適うライバル機として挙げられるファーウェイ「MediaPad M6 lite 8」やレノボ「Tab M8」などは、それぞれ2.6万円もする高額製品で、”電子雑誌向け”としては割高な感が否めません。
アップルのiPadシリーズに至っては、7.9インチの「iPad mini(第5世代)」が45,800円~という超高価格な時点で論外です。
今回の比較では、あえて高価格帯タブレット端末の代表として「iPad Pro(9.7インチ)」をラインナップに入れていますが、これは「Fireタブレット」と雑誌の表示速度などを比較するために他なりません。
なおその比較結果を見れば、それほど表示スピードに差が無いことがお分かりいただけるはず。
電子雑誌向けタブレット比較
まずは今回比較するタブレット端末のスペックは、下記の通りです。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | iPad Pro (9.7inch) | |
画面サイズ (インチ) |
7 | 8 | 8 | 10.1 | 9.7 |
解像度 | 1024×600 (171ppi) |
1280×800 (189ppi) |
1280×800 (189ppi) |
1920×1200 (224ppi) |
2048×1536 (264ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz 1GB RAM |
クアッドコア2.0GHz 2GB RAM |
クアッドコア2.0GHz 3GB RAM |
オクタコア2.0GHz 2GB RAM |
デュアルコア2.25GHz 2GB RAM |
ストレージ (GB) |
16 / 32 | 32 / 64 | 32 / 64 | 32 / 64 | 32 / 128/ 256 |
USB規格 | USB 2.0 | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | Lightning |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi6(802.11ax)非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi6(802.11ax)非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大10時間 |
本体サイズ (mm) |
192×115×9.6 | 202×137×9.7 | 202×137×9.7 | 262×159×9.8 | 240×170×6.1 |
重量 (g) |
286 | 355 | 355 | 504 | 437 |
価格 | 5,980円 | 9,980円 | 11,980円 | 15,980円 | 66,800円 |
端末のサイズ感
とりあえず全機種を並べて、端末のサイズ感を俯瞰してみました。
左からFIre 7、Fire HD 8、FIre HD 10になります。
「Fire HD 8 Plus」は「Fire HD 8」とまったく同じサイズなので、ここでは省きました。
そしてこちらが比較のため典型的な雑誌を置いたバージョンです。
やはり実際に隣り合わせで置いてみると、端末の大きさに違いがあることが分かります。
特に「Fire HD 10」は断トツで大きい(わりと縦に長い)ですよね。
一方でリアルな雑誌と比べると、いずれのタブレット端末も小さく感じます。
ちなみにiPad Pro(9.7インチ)を並べると、このような感じです。
タブレットを手に持ってみた感じ
まず「Fire 7」から手に取ってみましたが、収まりが最も良いのは、やっぱりコレですね。
幅11.5cmということで片手で楽々鷲掴みにできるサイズ感はスマホの領域と重なるので、大型スマホをお持ちの方なら違和感なく使えると思います。
続いて手にしたのは「Fire HD 8 (=FIre HD 8 Plus)」です。
「Fire 7」より2cm以上も幅が広くなっていますが、まだ片手に収まるサイズ感。
また「Fire 7」よりも1インチしか大きくありませんが、存在感はかなり増した印象を受けましたよ。
そして最後はFireタブレット最大の大きさを誇る「Fire HD 10」です。
男性の手のひらでギリギリ鷲掴みにできる約16cmの幅感は、やはり他の機種とは段違いの存在感。
タブレット中央を持つと手首を優に超えてくるレベルですからね、片手持ちっていうのはアンバランスであまり現実的ではないかもしれませんね。
三機種を並べた先の画像を見てもお分かりいただけるように、端末の大きさは断トツですよ。
ディスプレイのサイズ感
続いては各端末のディスプレイの大きさを比べてみましょう。
左からFIre 7、Fire HD 8、FIre HD 10と三機種を並べて俯瞰すると、上のような印象です。
こうして比べてみると、やはりというか、当然ながらディスプレイサイズが最も大きい「Fire HD 10」がよく見えるように感じますね。
今度はダブルタップで拡大表示(雑誌と同じサイズに拡大)した状態を比べてみました。
ここでもやはり最大の画面を持つ「Fire HD 10」の存在感が際立ちますね。
画面が大きい分だけパッと見で入ってくる情報が多いので、ストレスを感じることなく閲覧できる感じです。
とは言っても「Fire HD 8」くらいの大きさでも閲覧が苦に感じるようなこともありませんでした。
それは意外と「Fire 7」でも同様でした。
左からFire 7、Fire HD 8、FIre HD 10。
ダブルタップした際の文字の大きさを比較してみました。
当然ながら原寸大の雑誌のサイズに合わせる形で拡大されるので、各端末の間で文字サイズに違いはありません。
ちなみにディスプレイの色合いは、カメラのピント調節に伴って変化したものなので、画像ほど顕著な違いはありませんが、文字表示のきめ細かさ(解像度)には違いを感じましたね。
そういう意味では、結局タブレット選びは価格に見合う(コスパが良い)タブレットを購入すればいいのかもしれません。
電子雑誌を閲覧しているときの動作感
最後に実際にタブレットで雑誌読み放題サービスを介して電子雑誌を読む際の動作感について比べてみました。
【結論】雑誌を読む際の動作に大きな違いは無し
最初に結論からお伝えすると、「雑誌を読む」という行為に関しては、エントリーモデルにあたる「Fire 7」とハイエンドモデル「Fire HD 10」の間に体感的な違いはありませんでした。
性能差が顕著に表れたのはあくまで「アプリが立ち上がるまでの所要時間」や「雑誌を読み込んで表示させるまでの所要時間」という点です。
これらについては平均1~2秒ほど、最大でも3秒ほどの差が生じました。
つまりアプリや雑誌の立ち上げの際のわずかなもたつき感を許せるのなら、タブレット間の性能差は考えなくても問題ないということです。
あとは販売価格とサイズの大きさで、あなたにとって最良の電子雑誌向けタブレット端末をチョイスすればOKでしょう。
アプリの立ち上げスピード
上の動画は雑誌読み放題サービス「dマガジン」のアプリを立ち上げるまでの所要時間を計ったものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
Fire HD 10がアプリを立ち上げてからFIre 7が同様にアプリを立ち上げ切るまで、約3秒ほどの差がありました。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、約1秒ほどでした。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
これらの立ち上げスピードは僅差で0.5秒ほどでした。
タブレット間で最も違いが顕著に表れるのが「アプリ起動の所要時間」ですが、それでも上の動画のような程度なので、実用性に支障をきたすレベルではないと思いますね。
雑誌の読み込みスピード
続いては「dマガジン」で雑誌を読み込むまでの所要時間を計ったものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
これも雑誌の立ち上げには、約1秒ほどの差でした。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、0.5秒ほどでした。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
これらの立ち上げスピードの差は、約1秒ほどでした。
雑誌の立ち上げもタブレット間で若干の差が確認できましたが、先の「アプリ立ち上げの所要時間」に比べればさらにその差は希薄なので、これもまたさほど気になるものではないと思いました。
雑誌の操作感
最後は「dマガジン」で雑誌を読む際の操作感を比較したものです。
左がFIre 7、右がFIre HD 10になります。
続いて左がFire 7、右がFIre HD 8の場合です。
最後に左がFire HD 8、右がFire HD 10の場合です。
いずれの比較においても、雑誌を読むという操作感に体感的な差は見られませんでした。
すべての端末のスペックは、雑誌を読む程度なら十分なようです。
比較の総括
以上「アプリの立ち上げスピード」「雑誌の読み込みスピード」に関しては、比べてみると確かな性能差は確認できましたが、実際に日常の中で使っていて大きなストレスに繋がるような差ではないように感じました。
特に「雑誌の操作感」においては、タブレット間で体感的な差は皆無で、それゆえどのタブレットを選んでも雑誌の読み心地に大差がないことが分かりました。
やっぱり?iPadの性能はすごかった・・・
さすがiPadと言うべきか、Amazon最上位モデル「FIre HD 10」と比較しても、iPadは明らかな性能差を見せつけてくれました。
ちなみに左がFire HD 10、右がiPad Pro(9.7インチ)です。
雑誌の読み込みスピードも明らかです。
ただこの性能差と価格差が釣り合っているのかは、正直個々人の価値観次第だと思いますね。
ちなみに雑誌の操作感には、やはり特別な違いは感じられませんでした。
いずれにしても「雑誌を読む」という点において、iPadがオーバースペックであることは間違いありません。
【結論】電子雑誌向けタブレットはAmazon「Fire HD 8」が最適
これまで検証してきたタブレット端末ごとの比較を通じて、電子雑誌向けに最適なタブレットは、Amazon「Fire HD 8」だという確信に至りました。
【最適な理由その1】十分な性能が備わっている
「Fire HD 8」には、雑誌を読みやすい8インチの大きな画面と2.0GHzクアッドコアプロセッサ・2GB RAMが搭載されているので、電子雑誌をサクサク読むことができます。
さらに音楽を聴いたり、動画を視聴したり、ゲームをしたり、ネット検索したりと幅広い用途でストレスフリーに利用することも可能。
あらゆることを自由にこなすのに十分な性能を備えている端末と言っていいでしょう。
雑誌を読むときと違って動画やゲームをする場合、「Fire 7」だとちょっと画面が小さく感じ、「Fire HD 10」はスペックが必要以上かなぁという印象を受けます。
性能という点で「Fire 7」は、メモリがわずか1GB、スピーカーはモノラル、USBはタイプA、高速Wi-Fi規格「ac」非対応など劣る部分が多く見られるので、購入の際は注意しましょう。
スマートスピーカーとしても使えるのも嬉しい
余談ですが「Fire HD 8」には「Showモード」が搭載されていて、スクリーン付きのスマートスピーカーとして活用することもできます。
デュアルステレオスピーカー内蔵だからアレクサの音声がクリアに聴こえますし、8インチの画面が付いているので、視覚的な情報を閲覧するのも便利!
- 「アレクサ、今日の天気は?」
- 「アレクサ、タイマー3分に設定して」
- 「アレクサ、今日のニュースは?」
などなど様々な音声操作がハンズフリーで行えるので、とても便利ですよ。
【最適な理由その2】コストパフォーマンスに優れている
何よりも注目したいのは、十分な性能を備えていながら販売価格が9,980円(税込)と1万円を切る割安さを実現している点です。
同じ8インチサイズのタブレット端末ファーウェイ「MediaPad M5 lite」、レノボ「Tab M8」はいずれも販売価格2.6万円、アップル「iPad mini(第5世代)」に至っては45,800円~と超高額・・・。
ライバル機が余裕で2万円を超えている中で、わずか1万円で購入できるアドバンテージは唯一無二、もはやタブレット端末最強のコスパを有していると言って間違いありません。
Fireタブレットシリーズで最高のスペックを誇る「Fire HD 10」は、雑誌向けタブレットとしては申し分ありませんが、価格が約1.6万円というのが気に掛かります・・・。
Fireタブレットは、分割払い(手数料・利息0円)で購入可能!!
「Fireタブレット」は、Amazonの分割払い(手数料・利息0円)に対応しています。
これを活用すれば、分割手数料・利息一切無しの月々1,996円(5か月払い)で購入可能に!
1か月あたり約2,000円の出費なら、毎月購入している雑誌代を当てるだけでほとんど経済的負担ゼロでFireタブレットを手に入れることができますよね。
メチャ魅力的なソリューション・・・!!
ゲームをする方は「Fire HD 8 Plus」へのアップデートもおすすめ
ちなみにタブレットでゲームもしたい方で、購入価格にプラス2,000円しても良いと思えるなら、「Fire HD 8 Plus」へのアップグレードはかなりオススメです。
わずか2,000円を上乗せするだけで1.5倍も高い処理能力(RAMが2GBから3GBに増加)が手に入るので、アップグレードする価値はあります。
電子雑誌向けタブレット端末について|まとめ
「【電子雑誌向けタブレット端末は?】雑誌サブスク利用に必要な性能を備えたタブレット端末まとめ|コスパで選ぶならAmazon Fireタブレットが最強」と題して、雑誌読み放題サービスなどの電子雑誌を読むのに適したタブレット端末について、ご紹介してきました。
最良のタブレットを見つけたら、早速電子雑誌ライフを始めましょう!
今回ご紹介したFireタブレットは、いずれのモデルもコストパフォーマンスに優れたものばかりで、特に電子雑誌をこれから読み始めようとしている方にとっては手の届きやすいタブレット端末です。
雑誌を読むという実用シーンにおいてタブレットの性能差は気にするに値しないレベルであることは、本記事の性能比較動画でも明らかなので、Fireタブレットは「サイズ感」と「電子雑誌以外の用途」を考慮して選べば間違いないでしょう。
割安なタブレットでも必要十分な性能を有しているFireタブレットシリーズなら、あなたの望む電子雑誌ライフをきっと身近な存在にしてくれるはず。
タブレット選びに迷っているなら「Fire HD 8」
今回のタブレット端末比較を通じて、Amazon「Fire HD 8」こそ電子雑誌を読むことに最も適した高コスパタブレット端末であると確信しました。
8インチの必要十分な大きさと高精彩さを兼ね備えたディスプレイ、これまた必要十分な処理能力(クアッドコア 2.0GHz/2GM RAM)、そして1万円を切るリーズナブルな価格。
すべてがちょうど良い、「電子雑誌を読む」というニーズにピタッと当てはまるタブレット、それがAmazon「Fire HD 8」です。
関連リンク【FireタブレットにGooglePlayを入れてdマガジンを楽しむ】グーグルプレイはFireタブレットにインストール可能!dマガジンをFireタブレットで読む方法
雑誌読み放題サービス9社の比較記事も公開中
圧倒的な価値を提供している「dマガジン」ですが、「楽天マガジン」「ブック放題」など他にも魅力的なサービスは存在します。
「dマガジン」を含めた雑誌読み放題サービス9社を徹底比較したまとめ記事を公開しているので、気になる方はチェックしてみましょう。
関連記事【雑誌サブスク比較】選んで損なしのサービスを厳選!!毎月500誌以上が読み放題になるオススメ雑誌読み放題サービス|雑誌サブスクは「dマガジン」が神サービス
サービス選びに迷っているなら「dマガジン」で読み始めましょう!
「dマガジン」は、僕が今ある「雑誌読み放題サービス」すべてを使い倒して辿り着いた雑誌サブスクの最適解です。
これから初めて「雑誌読み放題サービス」を契約する方はもちろん、既に他のサービスを利用中の方にも「dマガジン」はオススメです。
「dマガジン」が雑誌サブスクサービス最強の理由
迷わず「dマガジン」をオススメすることには、もちろん理由があります。
【理由1】「dマガジン」は、サービス内容に死角が無い
まず「dマガジン」は、「雑誌読み放題サービス」が備えておくべきサービスの基本事項・契約するうえでの前提条件をすべて押さえていることが挙げられます。
つまりサービスとして致命的な欠点が存在しないということです。
「dマガジン」はサービスの基本スペックに死角なし
- 月額料金440円(税込)は、業界トップクラスの割安さ
- 雑誌の取り扱い数が業界最多(独占配信している雑誌数も最多)
- アプリ操作がシンプルで使いやすい
- 雑誌に特化したサービスだから雑誌が読みやすい
- ダウンロード機能でオフライン環境でも読める
- マルチデバイス対応で最大6台同時利用できる
- お気に入り機能・ブックマーク機能で読みたい雑誌に即アクセス可能
- バックナンバーも最大1年分遡って読める
- 無料お試し期間も31日間あるから安心
以上のポイントはサービス選びの際にチェックしてほしい項目ですが、「dマガジン」はこれらを網羅的に押さえているので、まずサービスを使っていて不満に感じることはないでしょう。
【理由2】「dマガジン」を選ぶ最大の理由は、最強の検索機能
「dマガジン」の検索機能ならレシピや有名人の名前で記事検索が可能
そして「dマガジン」を最強の雑誌読み放題サービスたらしめている根拠であり、「dマガジン」を選ぶべき最大の理由は、業界最強の検索機能を持っているためです。
他社サービスの検索機能は、検索キーワードを含む雑誌を単純に表示するだけに留まります。
一方で「dマガジン」の検索機能は、500誌以上の雑誌の中から検索キーワードを含む記事ページを明確に提示してくれるんです。
例えば「鬼滅の刃」と入力して検索をかけた場合、他社サービスでは鬼滅の刃について書かれた内容が掲載されている雑誌名が表示されます。
これが「dマガジン」の場合、鬼滅の刃について書かれた特集ページ一つひとつをピックアップして表示してくれて、その検索結果をタップするだけで瞬時に読みたいページにアクセスすることができるんです。
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