ついにワクワクする最強サウンドを引っ提げて日本上陸!
いやぁ~・・・待ちましたよ、この時を。アメリカで5月10日にリリースされて以来、待ちわびたBeats by Dr. Dre(以下:Beats)の完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro」、ついに登場です。
Beats「Powerbeats Pro」はBeatsが自信を持って世に送り出す初の完全ワイヤレスイヤホン。2014年にAppleファミリーの仲間入りを果たして以降、いくつかのBeats製品は世に送り出されてきましたが”アップル社の技術との良質なシナジー効果による賜物”といえるBeats製品は正直無かったように思います。
Beats・Apple真のハイブリッド製品がついに誕生!
しかし今回ついにそれぞれユニークさを確立していた両社の技術が絶妙なまでにミックス!素晴らしいシナジー効果を生み出す魅力ある完全ワイヤレスイヤホンという形で実現するに至りました。
Beatsの新次元サウンドが「Powerbeats Pro」を介して体験することができます。これは誇張ではなく、完全ワイヤレスイヤホンの新時代の幕開けです。
本記事の内容
Beats Powerbeats Proレビュー|製品情報
まずはBeats「Powerbeats Pro」のスペックについてザッと見てみましょう。
サイズ | イヤホン(片耳):H62×W40×D29mm 充電ケース:H80×W80×D43mm |
重量 | イヤホン(片耳):約11g 充電ケース:約109g |
充電ポート | Lightning |
Bluetooth規格 | 非公表 |
有効接続距離 | 最大100m / Class 1 |
ドライバー | ピストニックドライバー |
連続再生時間 | 9時間 (+充電ケースで24時間以上) |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約50分 (急速充電:5分充電で90分再生) 充電ケース:約90分 |
対応コーデック | SBC AAC |
防水性能 | 耐汗防沫仕様 (IPX4等級相当) |
付属品 |
|
保証 | メーカー1年保証 |
Beats Powerbeats Proレビュー|優れているポイント
ここでは特に「Powerbeats Pro」が優れているポイントに注目してみましょう。
完全ワイヤレスでも実現したBeatsのパワフルサウンド
いったいどうやってあのBeatsサウンドを再現するのか初試聴を楽しみにしていましたが、さすがBeats。期待を裏切ることはありませんでした。
テクニカルな面から見る進化した音質の所以
まずドライバーからこだわってます。「Powerbeats Pro」では一般的なティンパニックドライバーではなく、ピストニックドライバーを採用しています。より効率的で長時間・長期間の再生において振幅の劣化を最小限に抑えられる性質があるドライバーで、これが常に安定的・均一な音質を実現させることに大きく寄与したんだとか。
さらにハウジングにも一工夫凝らしていて、ドライバーの前後に空気孔を設けて、イヤホン内部の空気の流れを調整。音域に合わせて最適な音質バランスのチューニングを実現させています。
聴けば分かる、明らかな進化を遂げた新次元Beatsサウンド
上記テクニカル面がもたらしたBeatsの新次元サウンド。中音域から高音域にかけての音質強化、そしてそれによる音域全体のバランス向上に今回僕は注目しています。
これまでのBeatsといえばパラフルな重低音が際立ったサウンドが売りでした。それでも十分なサウンドクオリティだったんですが、今回「Powerbeats Pro」では新たな地平を目指して中音域から高音域にかけてのサウンドの向上にも着手した模様。その成果は聴けば分かる、いい音!ワクワクする音楽は健在です。
パワフルな重低音を活かしつつ、全体的にバランスを再調整して実現させた新次元のBeatsサウンドは必聴の価値アリですよ。
抜群のフィット感
変幻自在のフック、4種類から選べるイヤーチップ(イヤーピース)、片方約11gの軽量ボディなどが絶妙に絡み合って、完全ワイヤレスイヤホン史上最高の装着感です。
これまで30種類以上の完全ワイヤレスイヤホンを使ってきた僕の経験から言えば、ここまでフィット感が得られる製品はありませんでした。まさに唯一無二のフィット感!
「Powerbeats Pro」は、元々スポーツシーンでの利用が想定された設計になっていますが、この方向性に偽りなし。運動時に使うなら最高のイヤホンだと思います。
試しにウエイトリフティングやローイングを行った際に装着してみましたが、ビクともしませんでした。メチャクチャ安定感抜群で落ちる不安感ゼロ。運動との相性は最高でしたよ!
防水性能は実質IPX6相当か!?
僕の「Powerbeats Pro」を耐水テストに出すのは不安なので笑、ここはアメリカのMacRumorsが行った耐水テストをベースにお伝えしたいと思います。
「Powerbeats Pro」の防水性能はIPX4と公表されています。もう少し耐水性が高いと嬉しいんだけど・・・と思いきや、かなり耐久性は高いようです。
MacRumorsが行った耐水テストによると、水を入れたボウルに20分間「Powerbeats Pro」を浸し続けても一切故障しなかったんだとか。そう考えると実質的にはIPX6クラスの防水性能を有していて、通常使用の範囲では十二分な防水性能を備えていると考えてよさそうですよね。積極的に水に浸けることは避けるべきとしてもお釣りがくる防水性能の高さ、ホッと一安心ですね。
性能は下記のように定義されています。
IPX4:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
超高速充電機能"Fast Fuel"なら5分チャージ90分キープ!
今回の密かな大注目ポイントかもしれません。
「Powerbeats Pro」は本体単独で9時間連続再生を可能にしていて十分魅力的なんですが、これに輪をかけているのが急速充電機能"Fast Fuel"。充電ケースにたった5分入れるだけで約90分の連続再生ができる優れもので、「Powerbeats3 Wireless」のFast Fuel機能の1.5倍も進化しています。
実際に計測したところ5分チャージして約20%の充電ができました。これは1時間48分の連続再生可能なバッテリー容量に相当し、公表値を上回るハイスピードチャージです。この鬼速充電はかなり重宝しますよ。
次世代OS「iOS13」では第三者と音楽シェアが可能に!
iOS13でリリース予定の新機能にヘッドホンで流れる音楽を他のイヤホンにも転送して音楽をリアルタイムにシェアして楽しめる機能があります。
Powerbeats Proはこの新機能に対応することがアナウンスされています。iOS端末にBluetooth接続している人のヘッドホンに音楽を転送できるので、近くにいる恋人や友人と気軽に音楽シェアができ。
具体的にこの機能に対応するヘッドホンおよび端末は次のような感じ。
iOS13音楽シェア機能対応ヘッドホン・端末
- ヘッドホン
- AirPods(第1世代以降)
- Powerbeats Pro
- iOS端末
- iPhone8・iPhoneX以降のiPhone端末
- iPad Pro(12.9インチ第2世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
- iPod Touch(第7世代以降)
この機能を使えば、自宅のテレビで動画配信サービスを楽しむときなんかも「Powerbeats Pro」か「AirPods」を2台用意して無線通信でサウンドシェアできるはず。他にも面白い楽しみ方があるかも。いずれにせよワクワクしますね。
iOS13のメッセージ読み上げ機能には対応する・・・?
AirPodsの機能としてiPhoneに届いた新着メッセージをSiriを使って音声で読み上げる「メッセージ読み上げ機能」がWWDC19で発表されました。
現時点で公式に「Powerbeats Pro」が対応しているか否か言及はありませんが、AirPodsで使えるんだから・・・と期待。対応するといいなぁ。
Beats Powerbeats Proレビュー|外観・付属品
外観
Beatsファン待望の「Powerbeats Pro」、パッケージから貫禄がすごいです。さすが2万オーバー、パッケージからして高級感あります。
ボディビルダー張りにデカイと話題の充電ケース。
ただ実際見ると案外小さいというか、収まり感は悪くない気がします。
ミンティアケースと比べてみると、言うほど大きくないと思いません?
8センチ四方で厚さ約4センチのサイズ感は手のひらに乗せるとこんな感じ。
正直リリース前のレビュー記事などの”充電ケースいじり”は過剰だったと思います。これくらいのサイズなら全然許容範囲ですね。
充電ケースでちょっと残念だったのは充電ポートがLightningオンリーだったこと。今後のメインストリームになるであろうUSB-Cに対応してくれていたら、携帯するケーブル数が減ってよかったんだけどなぁ・・・というのは正直な気持ちです。まぁデメリットらしいデメリットではありませんけどね。
イヤホンのエクステリア。やっぱBeatsのロゴみるとワクワクしますね。カッコイイ。
肝心のイヤホン本体も、僕的には思ったよりコンパクト。
ディスプレイ越しに見ると結構ゴツイ印象だったんですけど、意外と細身。痩せマッチョな感じ?
さすがに充電ケースは比較にならないくらい「Powerbeats Pro」の方がデカイです。
左右両方のイヤホン本体に物理ボタンを完備。上部に2つ、Beatsロゴもボタンになっていて、操作は左右同一。
やっぱり物理ボタンがあるって使い勝手良いですよ。「Hey, Siri 音量上げて」とか恥ずかしいんで助かります笑
それにしても洗練された出で立ち。線が単純じゃないですよね、アール利いてる感もかっちょいい。
現状デザイン性で太刀打ちできる完全ワイヤレスイヤホンって数えるくらいしかないんじゃないですかね。
付属品
「Powerbeats Pro」の付属品は次の通りです。
Powerbeats Proの付属品一覧
- 充電ケース
- イヤーチップ(4サイズ)
- Lightning - USB-A充電ケーブル
- クイックスタートガイド(取扱説明書)
- Beatsロゴステッカー
箱はメチャクチャ仰々しいですが、付属品はいたってシンプル。
イヤーチップ(イヤーピース)が4種類入っているのは割と良心的で、これだけ入っていればかなりのフィット感が得られるはず。フック部分の調整も併せれば大多数の方は最高のフィット感が得られますよ。
Beats Powerbeats Proレビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「Powerbeats Pro」のペアリング登録方法を解説します。
あんまりイージーすぎて説明の必要があるのか疑問に思ってしまうほど簡単です。
製品購入後、充電ケースを開けるだけで自動的にペアリングモードに移行して接続端末を探してくれるので、あらかじめ接続させるiPhoneのホーム画面などを開いておくと作業がスムーズです。
ペアリング登録手順
- 充電ケースを開ける
- iPhone画面で「接続」をタップする
- iPhone画面で「完了」をタップして完了
まず「Powerbeats Pro」本体が入った状態で充電ケースのフタを開きましょう。すると自動的にiPhoneを探してくれます。
自動的にペアリングが始まらない場合は、イヤホン本体が充電ケースの適切な位置に置かれているかチェックしてみましょう。
充電ケースの給電する端子にはマグネット式になっていてイヤホン本体を吸着するようになっています。しっかりカチッとマグネット吸着されているかご確認を。しっかりはまったらケースのフタをいったん閉じて再度開いてみましょう。ペアリングが始まるはずです。
iPhoneがロック状態の場合は「ロック解除して接続」、ロック解除済みの場合は「接続」と表示されるので、これらをタップします。
現在のイヤホン本体(左右)と充電ケースのバッテリー残量表示の下に「完了」という表示されるので、タップしましょう。
これでペアリング登録完了。これだけ簡略化された登録方法は類を見ません。さすがユーザーインターフェースの鬼・アップル、素晴らしいユーザーエクスペリエンス。
しかも同じアップルIDで登録・管理している他のデバイスへの別途ペアリング登録は不要。同一IDの管理下にあるデバイスには自動的にペアリング情報が共有される徹底ぶりは、もはや最強ペアリングシステム。
例えば既にiPhone・iPad Pro・Macbookを登録しているアップルIDを使って「Powerbeats Pro」をiPhoneとぺリング登録すると、自動的にiPad Pro・ Macbookでもペアリング登録が自動で行われます。便利過ぎる・・・。
追加で他のデバイスともペアリングする
2台目以降のデバイスをペアリング登録する場合は、イヤホン本体を充電ケースに収めた状態でLEDが白色に点滅するまでシステムボタンを長押ししましょう。
すると他のデバイスのBluetooth設定画面で「Powerbeats Pro」と表示されるので、選択して登録します。
例えばWindows10の画面だと上記のように表示されるので「Powerbeats Pro」という表記をクリックして登録しましょう。
Beats Powerbeats Proレビュー|使ってみて感じたこと
操作感
圧倒的にストレスフリー・シームレスな接続
何よりまず使って感じるのはiPhoneとの接続の簡単さ、素早さ、スムーズさ。iPhoneのために設計されたスピーディーな接続は爽快で文字通り手間要らず。
他社製品だとBluetooth設定画面をいちいち開かなければならない手間がありますが、「Powerbeats Pro」なら一度ペアリング登録してしまえば、以後は充電ケースから取り出すだけで自動接続されます。この手軽さは他社製品では不可能な体験。
またスマホやタブレットなど2台以上のデバイスで「Powerbeats Pro」をペアリング登録している場合、このシームレスな接続はさらなる利便性を発揮します。各アプリの再生デバイス選択画面を開いて接続切替画面を開いて「Powerbeats Pro」をタップするだけで接続切り替えしてくれるので、2台以上のデバイスで接続を行き来させるような使い方をする方にとってはメサイア的機能。感動モノの接続性ですよ。
僕はiPhoneとiPad Proに登録して「Powerbeats Pro」を使っていてよく接続切り替えが必要な場面があるんですが、スピーディーかつストレスフリーに切り替えられる感覚は病みつき。他のBluetoothイヤホンを使う気持ちを完膚なきまでに根絶やしにしてくれますよ笑
イヤホン本体に搭載された物理ボタンが使い勝手バツグン!!
「Powerbeats Pro」のイヤホン本体には左右それぞれ3つの物理ボタンがついていて、直感的に再生/一時停止、曲の送り戻し、音量調節、Siriの呼び出しなど行えます。これがAirPodsユーザーには涙ちょちょ切れ級の使い勝手なんです。
物理ボタン操作方法
- MFBを1回押す:再生/一時停止、通話の応答・切断、
- MFBを2回連続で押す:曲送り
- MFBを3回連続で押す:曲戻し
- MFBを音が鳴るまで長押し:Siriの呼び出し
- 音量調節ボタン(前側):音量を上げる
- 音量調節ボタン(後側):音量を下げる
正直タッチ式は長押しの感覚が微妙だったり、反応しなかったりとまだまだ実用性に疑問のあるレベル。一方で物理的なボタンならそんな不安は一切ありません。やっぱりまだまだ物理ボタンに地の利があると思いますね。
イヤホン本体の着脱による再生/一時停止にも対応
AirPods同様、イヤホン本体の耳からの着脱に応じて再生/一時停止を自動的に行ってくれる機能は「Powerbeats Pro」でも健在。
イヤホン脱着で再生/一時停止され、本体ボタンによる曲の送り戻しができる点はAirPodsに通じる操作性の良さを感じます。
片耳でも使用可能
充電ケースに片耳を入れておいて、もう片方だけで使うこともできます。
Bluetoothヘッドセット的な使い方をするかもしれないので、知っておくと重宝すると思いますよ。
充電ケースの急速充電が便利過ぎる
たった5分の充電で90分連続再生できちゃう鬼速充電"Fast Fuel機能"は、Bluetoothイヤホン史上最速。リアルに出掛ける前にちょっと充電すればいいので、重宝しないわけがありません。
兎にも角にも充電ケースを肌身離さず持っていれば、バッテリー残量を気にすることは99.9%ないですね。たまに充電ケースそのものをチャージすることを忘れないようにする必要はありますが。
イヤホン本体のバッテリー残量の確認方法
余談ですがイヤホン本体のバッテリー残量を確認する便利な方法について、iPhoneを例にご紹介します。
まず「Powerbeats Pro」をiPhoneに接続させましょう。
接続したらホーム画面を表示させて左フリックしてウィジェット画面を表示させ、下にある「編集」と書かれた円形ボタンをタップします。
ウィジェット追加画面に移るので、「バッテリー」と書かれた項目の左側にある「+」マークをタップして、画面右上の「完了」をタップします。
ウィジェット画面を見ると一番下に「バッテリー」という項目が追加されていて、「Powerbeats Pro」のバッテリー残量がパーセント表示されているはずです。
イヤホン本体のバッテリー残量を確認するなら、このウィジェット表示を見るのが一番分かりやすいのでおすすめです。
装着感
従来のイヤーフックやイヤーピースを形状や素材から抜本的に作り直しただけあって装着感はバツグン、耳との一体感ハンパないです。装着する感覚は慣れが必要ですが、一度慣れてしまえば気持ちいいくらいスルッと装着できます。Beatsの左右一体型Bluetoothイヤホン「PowerBeats3 Wireless」の装着感も良好でしたが、「Powerbeats Pro」はそれをさらに超えていると感じました。フックとイヤーピースを調整することによるシナジー効果は伊達じゃないです。
なおイヤホンを耳から取り外す際は、前方に向けてクルッと捻るように外すとスルリと抜けるように取れます。前転させるようなイメージですね。
メガネ着用でもストレスフリー!
アメリカの情報サイトMacRumorsのインプレッション動画でも言及されてますが、メガネ着用でもフックとは干渉せず、違和感なく装着できます。もちろんメガネフレームの形状によるんですが、フックの入射角度が絶妙にメガネフレームの耳に掛かる部分と干渉し合わないんですよね。ホント絶妙。
メガネと相性が悪いイヤホンは着けるのが億劫になりがちですが、さすがここまで考えてるBeatsには脱帽です。
購入後はまずフックの調整を!
説明書にも記載がありますが、購入したらまず何よりフックの調整を行いましょう。
フックの根元を指でつまんでしっくりくる位置に曲げてやりましょう。自分にとってのベストポジションが見つかったらその位置で固定させます。以後は装着するだけで最適な装着感が得られますよ。
このフック調整によって耳穴へのフィット感が大きく違ってきます。その違いは音質にも影響を与えるので、面倒でもフックの調整だけはしっかり行うことをおすすめします。
付属のイヤーピースでさらに上質な装着感
「Powerbeats Pro」には4種類のイヤーピース(イヤーチップ)が付属しているので、自分に最適なサイズが見つかるはず。
イヤーピースの存在は案外大きくて、仮に耳穴に対してイヤーピースがスカスカだと中音域から低音域にかけてパンチの足りない音質になってしまいます。一方で耳穴に対して大きなイヤーピースをねじ込んで装着すると高音域に圧迫感が生まれてこもった感じになってしまいます。
こうした大きな影響を音の品質に与えてしまうため、イヤーピース選びは重要ですよ。
別売イヤーピースでさらに良質なイヤホンに!
僕はさらに「フィット感の格段の向上」と「耐汗性能の強化」を目論んで、コンプライ製スポーツ向けイヤーピース「SPORT PRO」に付け替えています。
僕はジムでトレーニングする際に使ったりもするので、ちょっとやそっとじゃ落ちないフィット感(グリップ感)と耐汗対策は必須。付属品のイヤーピースでも十分なんですが、個人的にはコンプライ製イヤピの良さを知っているので、どうしても付け替えたくなってしまいました。実際の着け心地は上々、音質もさらに深みと迫力が増して最高のBeatsサウンドを聴きながらデッドに励めます!
同じようなニーズのある方は「SPORT PRO」に付け替えてみては?あんまり良すぎてさらに「Powerbeats Pro」が手放せなくなること請け合いです。ちなみに付け替えたままでも充電ケースに入るのでご安心を。
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音質
いやぁ~・・・やっぱり裏切らないサウンドクオリティで臨んできましたね。今回もBeatsもいつもの如く素晴らしいサウンド体験を提供してくれていますよ。
自動接続されたときの「ピポーン」という効果音だけで結構心地いいですよ。
最強の重低音サウンドが帰ってきた!これがパワーだ!!
ガリバーボーイも真っ青の「来た来た来た~~~!!!!」なファーストインプレッション。乗っけからレッチリ流したらブッ飛びました笑
俗にいう低音域と高音域を強調したいわゆるドンシャリ系なんですけど、ただのドンシャリじゃなく、重低音グィングィンのワクワク度MAXなドンシャリ笑
この音場感!この臨場感!!この音の広がり!!!これぞBeatsサウンド。地を這うように迫りくるハイクオリティ重低音は、やっぱりBeatsじゃないと表現できない音ですね。今回「Powerbeats Pro」に触れて改めて思い知らされました。
最近はSONYのノイキャン完全ワイヤレスが話題ですが、ズンズン来る重低音を活かしたサウンドチューニングという点では足元にも及びません。最強・最強・最強。いやぁ~、やっぱBeatsは裏切りません。これがアンダー3万円の完全ワイヤレスかと思うと恐れ入りますわ。
今回のサウンドの目玉は重低音ではなく、音の奥行感
これは各所で行われているレビューでも言われていることですが、「Powerbeats Pro」の音はこれまでのBeats製品で最も音域全体のバランスがいいです。ただただ重低音だけ強化したんじゃなく、中音域から高音域にかけても格段に進化を見せてます。
高音の残響感とかメチャクチャ進化してますよ、ヤバイ。まるでこのイヤホンのハウジング内部にだだっ広い空洞があって、そこでスピーカーを鳴らした音が反響して聴こえる、そんな感覚に陥ります。
この奥行の表現力・・・「Powerbeats Pro」は空間創造モンスターですわ。この音の広がりこそ今回Powerbeats Proが最も強化に力を入れてきたポイントであるのは間違いありません。重低音が良いのは当たり前。さらに全体のバランスを整えたうえで、高音には広がり・伸びやかさを与えて音に翼を授けちゃってます。見事な解放感。Cool! Cool!! Cool!!!「PowerBeats3 Wireless」とか「BeatsX」のサウンドクオリティは完全に超えちゃってます。
完全ワイヤレスなのにこんなサウンドを実現させちゃうんだから、こりゃどこのメーカーも敵いませんよ。ダメですよね、こんな超高コスパモンスターを野に放っては笑
ガッツリ楽しめるサウンドエクスペリエンス
これまでのBeatsサウンドは、言ってしまえばソニーサウンドとの対立構図で説明がつきました。ソニーのサウンドチューニングは中音域を中心にちょい高音域寄りで全体的に映えるような音質。ボーカルが活きるポップスに適した音質である一方、Beatsサウンドは真っ向から対立するようなサウンドチューニング。特に十八番の低音域をグイングインさせて凄まじい音場感を創造し、ベースラインが生き物のようにうねり回る。その躍動感が独自の価値を生み、それこそがBeatsをBeatsたらしめるものでした。
ただ今回世に放った「Powerbeats Pro」は一味違います。今お伝えしたようなガツンと来る重低音サウンドはこれまで以上にパワーアップしていますが、それは重低音の先端を行くBeatsにとっては当たり前なんです。むしろ今回はパワフル重低音を活かしつつ音全体の音質・バランスを向上させたことが課題であり、結果「Powerbeats Pro」という形で成し遂げられた格好です。その意味で「Powerbeats Pro」はソニーサウンドに挑戦状を叩きつけ、牙城を崩しに来ていると感じました。宇多田ヒカルの「桜流し」を聴くとこれまでのBeatsでは表現できなかった繊細さを感じ取ることができます。新生Beatsサウンドがここに誕生しましたよ。
今回はレッチリ・宇多田ヒカルの他、Imagine dragons、Adele、Pharrell Williams、アジアンカンフージェネレーション、米津玄師、Miles Davis、Bill Evans、Game of Thrones最終章サウンドトラックなどなど聴いてみましたが、いずれもこれまでのBeatsサウンドを超えるファーストクラスな仕上がり。スキが無さすぎる・・・。
デメリットは何処・・・?
褒めてばかりでもなんなので(?)一言苦言を呈させてもらうと、ソニーサウンドの牙城を脅かす音質を引っ提げた「Powerbeats Pro」ですが、なんだかんだ言ってもBeatsサウンドの真骨頂は重低音。やはりJ-POPなどにとっては最適ではない気がします。Beatsって低音が面白いんですよね。低音でガシガシ遊んじゃってるような楽曲をMAXに活かしてくれるサウンド。だからレッチリの「Around the World」とかブッ飛んじゃうくらいイケるんですよ。それゆえ逆に中音域から高音域を中心に奏でる印象のある多くのJ-POPは味気なく聴こえちゃう。
僕的にはJ-POP聴くならソニーが一番だと思っています。ソニーのノイキャンヘッドホン「WH-1000XM3」で聴く宇多田ヒカル・ミスチルとか鳥肌もんですよ。井上陽水・小田和正なんて最高。
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まぁ、そうはいっても「Powerbeats Pro」が劣っているという話でもなく、あくまで趣味の問題ですね。「Powerbeats Pro」で十分素晴らしいJ-POPが聴けることは間違いありません。
やっぱりBeatsのサウンドは音楽をより楽しいものにしてくれる
毎度毎度Beatsのイヤホンを介して音楽を聴くと思うことなんですが、Beatsのサウンドは「音楽が楽しい」と思える絶妙なチューニングを施している印象を受けます。
今回の完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro」も然り。聴いていて心が躍るとはこういうことを言うんでしょう。
僕は過去にBeats製品で聴いたことでお気に入り曲の新しい一面を知って、さらにその曲が好きになったことがありました。こういう体験はBeatsサウンドだからこそ起こり得たんだと思います。やっぱり他社製イヤホンでは聴こえない・感じられないビートってあるんですよね。
遮音性・接続安定性
特に人の多い地域で気になるのは、「周囲への音漏れ」「無線接続の安定性」ではないでしょうか。
「Powerbeats Pro」は屋外での利用でも遺憾なく秀逸な性能を発揮!電車の中やカフェなどのシーンでも重宝しますよ。
遮音性が高いからで電車内での音楽鑑賞にもおすすめ
「Powerbeats Pro」に備わるパッシブノイズアイソレーション機能は周囲への音漏れ抑制にも一役買っています。完全シャットアウトというわけにはいきませんが上々ですよ。
もちろんパッシブノイズアイソレーション機能は周囲の音が耳に届くことも抑制してくれるので、良質な音楽体験を支える一助にもなっています。さすがにソニーやBOSEのノイズキャンセリング技術には及びませんが、必要十分な性能だと感じますね。例えば運転中の車内で試聴してみましたが、一般的な範囲のロードノイズくらいなら全然気にならなくなったので必要十分かなぁと思います。
他社では比較にならない異次元の接続安定性
混雑した電車内などでも音の遅延や途切れがほぼ100%生じない高い接続安定性はアップル製H1チップのおかげです。
「Powerbeats Pro」は接続デバイスと左右イヤホンがそれぞれ直接的に接続する仕組みを採用していて、これが接続の安定性を格段に向上させています。他社製はたいてい左右どちらかを親機としてデバイスと接続、もう一方のイヤホンを子機として親機に接続する仕組みを採用していますが、これはアップルの仕組みに比べて接続安定性で劣ります。だから他社製は混雑している環境下などでは音の途切れや遅延が生じるんですね。
混雑する時間帯に山手線を一周回りながら使ってみてください。いかに「Powerbeats Pro」の接続安定性が高いか実感できると思いますよ。
動画鑑賞でもチェックしてみたところ、演者の口パクと音の伝わりが完全一致していて違和感ゼロ。音の遅延は体感的には皆無といって問題ありません。
Beats Powerbeats Proレビュー|まとめ
「【Powerbeats Proレビュー】急速充電ヤバし!本体だけで9時間再生&装着感抜群でワークアウトが捗る!完全ワイヤレス最強サウンドを保証するBluetoothイヤホン」と題して、音質・バッテリー性能・装着感・操作性などあらゆる面で満点に近い満足感を叩き出す、最強完全ワイヤレスイヤホンBeats by Dr. Dre「Powerbeats Pro」について紹介してきました。
お金を貯めてでも「Powerbeats Pro」を買いましょう!笑
これ結構切実な願いです。本当に「Powerbeats Pro」は現状で最も高い満足感が得られる完全ワイヤレスイヤホンです。中途半端なイヤホンを買うくらいならちょっと我慢してでもお金を貯めて「Powerbeats Pro」を買うべきです。何なら一度アップルストアや家電量販店に行って試聴してみてください。とりあえず良質な音を聴くだけでも欲しくなりますから笑 これに鬼速充電機能や高い防水性能、何時間着けてても痛くも痒くもない装着感などなどが付帯すると考えたら、完全ワイヤレスイヤホンとしてはホント一択ですよ。
他のBeats製Bluetoothイヤホンも聴き応えあります
最新イヤホン「Powerbeats Pro」が今のベストBeats製Bluetoothイヤホンであることに疑いはありませんが、如何せん高価です。
「ちょっとPowerbeats Proは高いから手が出ない。だけどどうせ買うならBeatsサウンドが堪能できるイヤホンが欲しい」
そんな望みに適ったイヤホンが「PowerBeats3 Wireless」と「BeatsX」です。どちらも「Powerbeats Pro」よりもリーズナブルで確かなBeatsサウンドを享受できる製品です。気になる方は下記の記事をそれぞれチェックしてみてくださいね。
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【2020年最新版】最強Bluetoothイヤホンまとめました
2020年最新の買って後悔しない最強Bluetoothイヤホンをまとめた記事が公開中です。
それぞれ独自の強みを持った秀逸な完全ワイヤレス・左右一体型Bluetoothイヤホンをまとめました。
これさえ見れば、24年11月時点で最も優れた機種を把握できますよ。要チェック!
CDを購入・レンタルして、お金と時間を無駄にしてませんか?
CDを買ったりレンタルしたりするのは割に合わないし、何より面倒臭い!
たった1枚のCDに2,000円も払うとか、経済的に痛すぎると思いませんか?
レンタルする場合も。店に行ったものの借りたいCDが全部借りられていて時間を無駄にしたり、借りられたとしても返却するために店頭に行かなきゃならないのはダルいですよね。
良心価格で手軽に利用できる音楽配信サービス
音楽配信サービスなら月額980円で数千万曲が聴き放題!
もちろん最新作もリリース当日に聴けちゃいます。
1枚2,000円も支払わなくていいし、わざわざお店に足を運ぶ手間もありません。
そして数ある音楽配信サービスの中で特におすすめなのが、業界最多の楽曲配信数・業界最安値・他社サービスに無い豊富な付加価値の三拍子が揃った「LINE MUSIC(ラインミュージック)」です。
コミュニケーションアプリ「LINE」でお馴染みのLINE株式会社が提供する「ラインミュージック」は、LINEと強力な連携が行えるただ一つの音楽配信サービスになります。
【24年11月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年11月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
「ラインミュージック」の特長
「ラインミュージック」が優れている点をまとめると、次のような感じです。
「ラインミュージック」の特長
- LINEと連携できる唯一の音楽配信サービス
- 業界最高峰8,000万曲の楽曲配信数(他社で聴ける曲はほとんど聴けます)
- ビットレート320kbpsでハイクオリティな音質
- 楽曲の歌詞が見れる「リリック表示機能」搭載
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CDアルバムはたった1枚買うだけで2,000円も払わなければなりませんが、「ラインミュージック」は月額980円で8000万曲+今後リリースされる最新楽曲がすべて聴き放題!
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【2020年】音楽配信サービスを徹底比較
CD1枚2,000円で買う時代が終わり、今や定額料金で好きな曲を好きなだけストリーミング再生で聴く「音楽配信サービス」の時代がやってきました。
そんな高コスパな音楽配信サービスは数多く存在していて、その良し悪しは非常に分かりにくくなっています。
そこで当サイトでは、サービスごとの特徴をまとめた比較記事を公開しています。
自分にとって最良の音楽配信サービスが知りたい方は、下記の記事をチェック!
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この記事で紹介したアイテム
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