携帯用コーヒーミルの定番といえば、ポーレックス製!!
携帯用コーヒーミルの代表格的存在
キャンプや登山などのアウトドアシーンに大活躍する人気のポータブルコーヒーミル、ジャパンポーレックス社のコーヒーミル。
(固有名詞があった方が愛着湧くと思うんですが、そう思うのって僕だけ・・・?)。
「アウトドアユースのコーヒーミル=ポーレックス」
こう言っても過言ではない認知度の高さと人気を誇るポーレックス製コーヒーミルは、玄人の方々だけでなく、これから自分でコーヒー豆を挽いてハンドドリップを手軽にやってみたいビギナーの方にも非常におすすめのミルです。
ただ「使い方がよく分からないから・・・」と興味を抱きつつも敬遠している方が散見されますが、
これはモッタイナイ!
使い方はとってもシンプル!
やったことがないことって、手を出すのが億劫になってしまいますよね。分かります。
でもせっかく
「コーヒーミルで豆を挽いてみよう!」
と思えたわけですから、この機会にぜひ一度チャレンジしてみてほしいと思います。
自然の中で飲むコーヒーは格別
僕も最初は漠然と「ミルで豆を挽くって難しそうだなぁ・・・」と感じていたものですが、完全に杞憂でしたね。今思えば意を決して始めてみて良かったと思っています。
美しい景色を前に飲むハンドドリップコーヒーは格別。これこそポータブルコーヒーミルの醍醐味ですね。
そんなわけで今回は大人気ポータブルコーヒーミル、ポーレックス製コーヒーミルの使い方を詳しくご紹介したいと思います。
一つ一つの工程ごとに解説を挟んでいくので、ビギナーの方も迷うことなく使えるようになるはず。必見です!
本記事の内容
ポーレックス 手動コーヒーミルの挽き方・使い方|ミルの構造
まずはポーレックスのコーヒーミルがどのように組み立てられているのか。
その構造について、組み立て方を解説しながら見ていきましょう。
コーヒーミルを構成する部品
ポーレックスのコーヒーミルをパーツごとに分解したのが上の画像です。
それぞれのパーツの名称は下記の通りです。
ミルの部品名称
- ハンドル
- 本体
- 受け容器
- 本体フタ
- 外刃
- 内刃(+内刃ベース)
- 粒度調節ネジ
以上7つのパーツからできています。
ここからはこれらのパーツを確認しつつ、一つずつ組み合わせていきましょう。
組み立て工程
組み立てる流れは下記の通りです。追って解説していきます。
外刃を本体にセットする
まず外刃を本体にセットします。
外刃の外側にある3か所の窪みが本体側になります。
それらの窪みを本体側にある3か所の突起に合わせてはめ込みましょう。
ちょっと分かりにくいですが、本体側には3か所の突起があります。
これらを併せると、上の画像のように収まります。
外刃が本体から浮き上がったような状態だと、しっかり突起に噛み合っていません。
しっかり本体と外刃がフラットになるようにセットしましょう。
内刃を本体にセットする
続いて内刃を本体にセットします。
(購入時は確か内刃ベースは内刃に取り付けられた状態だと思います。そうではなかった場合は、こちらを参照して組み合わせてみましょう)
まず内刃と内刃ベースを合わせましょう。
画像のように内刃ベースの赤い丸部分が、内刃の内側にある青い丸部分と噛み合うようにはめ込みます。
内刃ベースの先端が内刃の上からしっかり出ていることを確認しましょう。
合わさった内刃のすぼまっている方を本体側に向けて、シャフトに挿し込んでいきます。
この際、飛び出している内刃ベースの溝と本体シャフトの突起の位置を合わせるように挿し込みましょう。
内刃をシャフトに”挿し込む”というより”通して置いておく”イメージですね。
押し込む必要はなく、画像のように浮いた状態でOKです。
粒度調節ネジを本体にセットする
次に粒度調節ネジを本体にセットします。
粒度調節ネジには向きがあって、リング状の出っ張りがある方が本体側になります。
本体シャフトに時計回しに粒度調節ネジを取り付けましょう。
ほぼこれ以上回らないところまで締めます。
本体と受け容器を合わせる
本体と受け容器を一つに合わせましょう。
単純にスポッと本体と受け容器を合わせればOKです。
フタを本体に取り付ける
最後に本体にフタを被せましょう。
フタを本体にセットしたら、組み立ては完成です。
コーヒーミルを回す際に使うハンドルは、実際に豆を挽く際に取り付けましょう。
これでコーヒー豆を挽く準備が整いましたね。
早速、次の項目でコーヒー豆の挽き方を見てみましょう。
ポーレックス 手動コーヒーミルの挽き方・使い方|挽き方・使い方
ここでは本記事の主旨である手動コーヒーミルでコーヒー豆を挽く方法について、詳しく解説していきます。
今回はポーレックスを用いて解説していきますが、同じような形状や構造の手動コーヒーミルは概ね同じイメージで使うことができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
粒度調節ネジを緩める
まずは受け容器から本体上部を外して粒度調節ネジを緩めましょう。
このネジを緩めてあげないとコーヒー豆を挽くことが一切できません。
おすすめの緩め具合は、ネジをちょうど1回転させる程度です。
実際に美味しいコーヒーの挽き具合は十人十色なので、これが決して正解ではありませんが、初めて挽く際は一つの基準点を設ける必要があります。そこで”1回転”という基準を用います。
ポーレックスをはじめ多くの手動コーヒーミルでは、調節ネジを1回転させると中引きから中粗挽きくらいになるのが相場になっているので、最初の一杯としては無難な粒度と考えています。
粒度調節ネジを緩めたら、受け容器に本体を再びセットしましょう。
コーヒー豆を本体に投入する
次はコーヒー豆を本体に投入します。
まずはコーヒー豆の分量を量りましょう。
今回は一人分を挽くので10gを量りました。
量ったコーヒー豆を本体のフタを開けて投入します。
これであとは豆を挽くのみです。
ハンドルをセットして豆を挽く
コーヒー豆を本体に投入したら、フタをしてハンドルをセットしましょう。
ハンドルはしっかり深く挿し込みます。
あとは豆を挽き切るまでハンドルをグルグル回しましょう。
片手で本体をグリップ、もう一方の手でハンドルを握って回します。
本体側もハンドルに連動させるように回すと、より効率的に豆を挽くことができますよ。
コーヒー豆やネジの調節具合によってまちまちですが、今回はすべて挽き切るまで約180回転、時間にして1分40秒ほどで挽くことができました。
ちなみに挽き終わりのタイミングは、挽いているときにハンドルを伝って感じる抵抗感が明らかに変わって軽くなるので、すぐに分かると思います。
受け容器を外して、挽いたコーヒー粉を出す
挽き終わったらまずハンドルを取り外して、続いて受け容器を本体上部から外します。
挽いたコーヒー粉が受け容器にあるので、フィルターなどに移しましょう。
取り外す前に数回テーブルなどにコンコンと当てて、刃についたコーヒー粉を落としておくと、受け容器を取り外した際に周囲を粉まみれにせずに済みます。
これでコーヒー豆を挽くことができました。
いかがでしたか?
思っていたよりも簡単に挽けたのではないでしょうか。
あとは挽いた豆をフィルターに移してドリップすれば美味しいコーヒーの完成です!
挽いた豆で淹れたコーヒーの味を元に、次回の挽き具合を考えてみましょう
今回は仮の基準として調整ネジを1回転させましたが、味の好みは人それぞれ。
そこで今回の味わいを元に、次回の調節ネジの緩ませ具合について考えてみてはいかがでしょうか。
もし今回淹れた味よりも”濃く”するなら細引き(ネジを時計回りに回します)、”薄く”するなら粗挽き(ネジを反時計回りに回します)に再調整しましょう。
調節方法にルールがあるわけではありませんが、わずかな調整でコーヒーの味は大きく変化するので、僕としては一度に調整する角度は45度(四分の一回転)に留めておくことをおすすめします。
ポーレックス 手動コーヒーミルの挽き方・使い方|使用後の手入れ
使用後は、次回も美味しいコーヒーを淹れるためにも、忘れずにお手入れしましょう。
ミルを清潔に保っておかないと雑味をコーヒーに生じさせる原因になってしまいます。
使う手入れ道具
手入れに使う道具は「ボウル」「刷毛」「歯ブラシ」で十分です。
これらを使って、下記の工程で手入れを行いましょう。
ミルを分解する
組み立てとは逆の工程で、パーツごとに分解しましょう。
内刃・外刃を歯ブラシなどで水洗いする
すべてのパーツのうち、内刃・外刃は小さめの歯ブラシなどを使って水洗いしましょう。
ボウルに水を張って内刃・外刃を入れて洗うと、汚れを落としやすいですよ。
刃以外のパーツは刷毛でブラッシングする
刃の部分以外は正直、刷毛でブラッシングしてあげるだけで十分だと思います。
よほどコーヒー粉がこびり付いて見た目もよろしくないのであれば、柔らかいスポンジでこすってサッと洗い流すといいでしょう。
パーツを乾かす
水洗いした内刃・外刃は、しっかり水気を飛ばして乾燥させましょう。
ちなみにコーヒーミルのパーツは小さいので食器用ラックだと落ちてしまいます。そこで僕はダイソーの「珪藻土水切りマット」を使っています。
小さいサイズで300円ですが、耐久性が高いので長く使えますし、こういうパーツを乾かす際には便利ですよ。
乾いたら本体にセットしてお手入れ完了です。お疲れさまでした。
ポーレックス 手動コーヒーミルの挽き方・使い方|まとめ
「【☕ポーレックス・手動コーヒーミルの挽き方まとめ】アウトドアユースにおすすめ!人気のポーレックス製ミルでコーヒー豆を挽く方法|お手入れは水洗いでOK」と題して、アウトドアユースに大人気のポータブル手動コーヒーミル、ポーレックス製コーヒーミルで豆を挽く方法・使い方について紹介してきました。
早速手動コーヒーミルを入手して、挽いてみましょう!
今回はポーレックスを用いて解説してきましたが、必ずしもポーレックスである必要はありません。
ポーレックスのコーヒーミルは、臼引き技術に定評のある老舗日本企業ジャパンポーレックスの製品とあって品質は一級品!ただ如何せん高めの価格が気になります。
そのためポーレックスと人気を二分しているキャプテンスタッグ製コーヒーミルをチョイスするのもアリだと思いますよ。
ポーレックスに比べてサイズが小さく一人分ずつ(約17g)しか挽けないデメリットはありますが、価格がポーレックスの半額程度とリーズナブルで、近年ソロキャンパーを中心に人気が高まっています。
実は僕も持っているんですが、脱着式の滑り止めグリップが付いているのでハンドルが回しやすいんですよね。
ポーレックスと比較した記事も公開中なので、ご興味のある方はぜひ!
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【おすすめ手動コーヒーミル:キャプテンスタッグ】ポーレックスと比較してキャプテンスタッグの魅力を検証!|アウトドア・キャンプに最適なハンディミル
続きを見る
この記事があなたの豊かなコーヒーライフを実現する一助になれば、嬉しく思います。
「美味しいハンドドリップコーヒーの入れ方」まとめ
クリーンで味わい深い本格ハンドドリップコーヒーを、自分自身で入れて飲みたいと思いませんか?
ポイントは、雑味を最大限抑えつつ、うま味だけを抽出すること。
一見難しそうですが、ご紹介する方法を用いれば、誰でも簡単にプロ級の美味しいコーヒーが入れることができるんです!
プロ直伝の美味しいハンドドリップコーヒーの入れ方については、下記の記事を要チェック!
関連リンク【美味しいコーヒーの入れ方】プロ直伝のコーヒーの入れ方を伝授!クリーンな味わいがクセになるハンドドリップ法|バリスタ級のコーヒーをご自宅で!
プロの味を手軽に楽しむならフレシャス「Slat+Cafe」
フレシャス「Slat+Cafe(スラット+カフェ)」とは、プロが入れるハンドドリップコーヒーを再現することができるコーヒーメーカー機能が搭載されたウォーターサーバーです。
グッドデザイン賞・キッズデザインアワードなどを受賞したウォーターサーバー「Slat」に、UCCと共同開発されたハンドドリップ機能が追加された「Slat+Café」は、冷水・温水・常温水に加えて、富士山の天然水で入れる本格コーヒーが味わえる特徴があります。
フレシャス「Slat+Cafe」の3大メリット
カフェ機能が搭載されたウォーターサーバー「Slat+Cafe」には、コーヒー好きが羨む次の3つのメリットがあります。
「Slat+Cafe」の3大メリット
- プロが入れたような本格コーヒーがボタン一つで味わえる
- 富士山の天然水で入れるコーヒーは格別!
- コーヒー器具の用意が不要だから、カンタン手間無し!
1.プロが入れたような本格コーヒーがボタン一つで味わえる
コーヒー豆をセットしてボタンを押すだけで、まるでプロが入れたような本格コーヒーを飲むことができます。
もちろんハンドドリップで重要な「温度調整」や「蒸らし」なども自動で行ってくれるので、まさにバリスタが淹れたような深みのある1杯を味わうことができます。
2.富士山の天然水で入れるコーヒーは格別!
富士山の恵みであるバナジウム天然水で入れるコーヒーは、水道水やペットボトル入りのミネラルウォーターでは味わえない円やかさ、軟水ならではの柔らかい飲み口が得られます。
コーヒーの旨味を最大限に引き出してくれる富士山の恩恵は、病みつきになること必至ですよ。
3.コーヒー器具の用意が不要だから、カンタン手間無し!
コーヒーをドリップする際に必要な器具のうち、コーヒーメーカー、ポット(ケトル)、フィルター、ドリッパー、サーバーなどが「Slat+Café」のカフェ機能で補われるので、器具の用意・後片付けをせずに本格ドリップコーヒーを楽しめます。
まるでカフェに居るような至福のひと時を過ごせますよ。
またコーヒー器具が不要になるので、キッチン周りがスッキリして見栄えも良くなるのも隠れたメリットでしょう。
フレシャス「Slat+Cafe」には、他にもメリット盛りだくさん!
ご紹介した3大メリットの他にも、フレシャス「Slat+Cafe」には数多くのメリットがあります。
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