先日iPhoneXのTrueDepthカメラが突然使えなくなってFace ID機能が死んでしまい、使い勝手の悪さに軽くブルーだったチャンス(@kachishare)です。
(Apple Care+入っててよかった・・・)
先のiPhone7イヤホンジャック廃止をきっかけに、イヤホンを新調された方は多いのではないでしょうか(僕もその内の一人です)。
そんな折、イヤホンについて調べていて気になったアイテムが今回ご紹介する「イヤーピース」。
イヤーピースはイヤホンの音質や装着感に大きく関わるパーツで、イヤーピースを交換することは最も費用対効果が高いイヤホンスペック向上術だったりするんですよ。
僕も実際にいろいろ試してみて、かなりのスペック向上を実感しました!
今回はこれからイヤーピースに手を出そうという入門者の方に向けた購入にあたっての注意点なども含めて、手持ちのイヤホンに組み合わせたい良質なイヤーピース情報をシェアしたいと思います。
【結論】特に初心者におすすめしたいイヤーピース
じれったいのは嫌なので、いきなり結論から言っちゃいましょうw
僕が特に初心者の方におすすめしたいイヤーピースはfinal「Eタイプ」です。
「なぜ?」を詳しく知りたい方は下の記事をザッと読んでほしいと思いますが、何といっても探す煩わしさや経済的負担を一挙に解消してくれる製品なんですよ。
おすすめポイントをまとめると・・・
- 品質に定評のあるメーカー
- 5種類ものサイズが一つになったバラエティパックがある
- 800円と割安な価格(寿命3か月としても1日あたり約9円!)
これだけの条件が整った製品なんです。これはイヤーピース初心者(難民)にはありがたい限りです。
final「Eタイプ」が気になった方はコチラから詳細を見てくださいね(※イヤーピースはイヤホンに合ったノズルタイプを選ぶようにしましょう!)。
ちなみに今回イヤーピースの良し悪しを検証には、下記の気張らないお手頃機材で行いました。
高価なイヤホンではない分、市民感覚に近いイヤーピースの比較ができたんじゃないかと思います。
- イヤホン:JPRiDE model 708(ノズルタイプ「コンプライ200サイズ」)
- プレイヤー:iPhoneX
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【JPRiDE model 708レビュー】完全防水&8.5時間再生のiPhone・android対応Bluetoothイヤホンがコスパ最強説
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早速ですが、今回ピックアップしたイヤーピースの比較表を下に掲載しておきます。
製品の概要が把握できるので、参考までに。
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イヤーピースについて
出典:Amazon.co.jp
イヤーピースを交換することは「最も手軽で効果の大きいカスタマイズ」と言われます。
取り換えるだけで音質を変化させられるなら、非常に魅力的ですよね。
でもあまり聞き慣れない「イヤーピース」とは、何なのでしょうか。
イヤーピースとは
イヤーピースとは、カナル型イヤホンの先端に取り付けるゴム製パーツのことです。
(「イヤーチップ」「イヤーパッド」などは、通常同じものを指します)
主な役割は、周囲の音が入らないようにしたり、装着した際のイヤホン本体のグラつきを抑えることですが、音質を多様に変化させる効果も見込めます。
またイヤーピースは、主に「シリコン」と「フォーム」の2タイプに分けられます。
- シリコンタイプ
薄くて柔らかい素材であるシリコンを使って、耳のカーブに合わせて密着させるタイプです。
製品の付属品とされることが多く、安価で耐久性に優れ、手入れがしやすい(洗えます!)のがポイント。
遮音性はフォームタイプに比べて劣ります。
音質は基本的に全体的にバランスがよく、フラットな印象になります。 - フォームタイプ
低反発ポリウレタンが用いられているため、潰して耳穴に入れることでピタッとした密着感が得られるタイプです。
耳穴に合わせて優しく形状変化させる程よいフィット感が特徴で、これは長時間の快適な着用やノイズキャンセル機能並みの遮音性にも貢献します。通気性も高いので、耳が窮屈な印象を受けにくいメリットも。
手入れができないので基本的に消耗品であることや比較的高価なのが難点です。
音質は基本的に低音域に厚みが生まれ、中低域に寄った印象になります。
まずは「シリコンタイプ」と「フォームタイプ」のどちらが好ましいかを考えると一気に商品を絞り込めますよ。
特にイヤーピース初心者の方におすすめの選び方です。
イヤーピースを購入する意義
イヤーピースは、音質や装着感に対して大きな影響力を持っています。
それだけに「自分の耳に合ったイヤーピース」や「自分の音楽的趣向に合ったイヤーピース」に交換することは、イヤホンの音質を自在に変化させることができ、最高の音楽体験を得るための一助になります。
およそ1セット1000円ほどで音質と装着感をかなり改善させられるので、イヤーピースの交換は費用対効果が高い音質改善法ですよ。
イヤーピースの取り付け方
上の動画のようにイヤーピースの交換は、とても簡単です。
イヤーピースの取り付け方は、イヤホンによって若干異なっても概ね同じです。
ちょっとイヤーピース部分をつまんでひねるだけで、ポロッと取れるのでお試しあれ。
イヤーピースの意外なメリット
主なメリットとして語られることはありませんが、イヤーピースには「音質」や「装着感」の向上の他に、次のような恩恵もあります。
- 耳の健康に寄与する
音漏れなどが起こりにくくなる結果、ボリュームを下げて聴いても十分な音量を確保できるので、ボリュームの上げ過ぎによって耳を傷める可能性が低くなります。 - イヤホンの落下防止
装着感の向上によってイヤホンのぐらつきが改善され、結果的にイヤホン本体の落下を防ぐことができます。
このようなメリットも享受できるイヤーピースの交換は、イヤホン使いにとって至れり尽くせりなカスタマイズ行為といえるでしょう。
イヤーピースの交換時期
イヤーピースの交換時期には特にルールがあるわけでも、メーカー側で交換時期が明示されているわけでもありませんが、長くイヤーピースを愛用している僕としては1セット3か月、お財布事情的に許されるなら1セット1か月で交換することをおすすめします。
期間については長くイヤーピースを使ってきた僕の経験則的なもので根拠は無いんですが、交換すべき理由については確固たる2つの根拠に基づいています。
理由1:品質・耐久性の低下
あくまでイヤーピースは消耗品です。製品や素材などにも左右されますが、遅かれ早かれ使っていれば必ず品質は落ちていくので、定期的に交換した方が良質な音楽を聴くことができますよ。
理由2:衛生面
品質の低下より深刻なのが衛生面の問題です。
イヤーピースは直接的に耳穴に入れて使用するので、どうしても汚れが付着します。その汚れをそのままに長期間使用し続けるとバイ菌が繁殖し、耳に炎症を起こす危険性があります。
そのためイヤーピースはある程度の期間を決めて、定期的に交換することをおすすめします。
なおシリコンタイプのイヤーピースであれば洗浄して清潔に保つことができるので、キットを使った定期的なクリーニングもおすすめですよ。
僕もBispaのクリーニングキットで定期的にケアしてるんですが、思っている以上にイヤーピースって汚れるんですよね。ひと拭きして乾かすだけで質感が蘇って肌触りが良くなる印象がすごくあります。
クリーニングすることでイヤーピースは長持ちしますし、何より心地よく使えます。それと衛生面も考慮すれば、1セット持っておいて損はないアイテムだと思いますよ!
イヤーピースの選び方
では、理想的なイヤーピースを見つける流れについてご説明しましょう。
1.イヤーピースの素材を選ぶ
まずは素材である「シリコン」か「フォーム」のどちらがお好みか考えましょう。
それぞれの特徴をザックリ説明すると、次のような感じです。
- シリコンタイプ
長所:価格が安い、耐久性が高い、手入れがしやすい(洗える)、
短所:遮音性が高くない、
音質:全体的にバランスが良く、フラットな印象 - フォームタイプ
長所:程よいフィット感(長時間の着用も快適)、高い遮音性、
短所:手入れ不可能な消耗品であること(1セット3か月程度?)、比較的高価、
音質:低音域に厚みが生まれる、中低音域に寄った印象
このような性質を持つ2者のどちらがあなたの趣向に合っているか、考えてみましょう。
この条件を決めることで特定のメーカーを候補から外すことも可能なので、選別がスムーズに運びますよ。
2.イヤーピースの対応機種を確認
素材が決まったら、その素材を用いたイヤーピースを探します。
その際にはあなたのイヤホンのノズルタイプ(内径)を基準に候補を選りすぐりましょう。
ノズルタイプが適合していないとイヤホンに装着できないためです。
ノズルタイプとは
イヤホンのイヤーピースがはめ込まれている突起部分(ステム)を指します。
この突起部分のサイズによって、イヤーピースメーカーそれぞれの適合サイズが決まります。
実はノズルタイプ(内径)がちょっと厄介で、必ずしもイヤホンのスペックに記載されているわけではありません。お手持ちのイヤホンのノズルタイプが分かればよいのですが、分からない場合も案外多くあると思います。
そんな時はコンプライ社の製品対応表を見て、自分のイヤホンがどのモデルと互換性があるのか調べてみましょう。これで他社製イヤーピースが自分のイヤホンで使えるか判断できます。
3.イヤーピースのサイズを決める
イヤーピースは「S・M・L」の3サイズ展開が基本です。
試着して決められたらベストですが、なかなかそういう環境が無いのが実情です。
そのため「女性=S」「男性=M」という一般的なサイズ感を基準に、自分の耳の穴の程度を考えてサイズを選ぶのが落としどころになります。
音質から考える最良のフィット感とは?
装着感においてはストレスを感じないフィット感が良いのですが、音質との兼ね合いも大切になります。
音質を考慮するなら気持ち大きめのイヤーピースを選ぶと良いというのが一般的な見方です。
以上の1~3の流れでお眼鏡にかなった製品を絞り込んでいくと、わりとスムーズですよ。
では以下からは、定評のある実力派イヤーピースを厳選してご紹介しましょう。
ノズルタイプが合っていれば、基本的にハズレ無しのラインナップになっています。
タイトル末尾に素材も併記してあるので、参考までに。
1.おすすめイヤーピース「SONY EP-EX11」【シリコン】
SONY「EP-EX11」の特徴
「EP-EX11」はソニーの市販イヤホンに標準搭載されている普通のイヤーピースですが、一番の注目はコスパが高いことです。
執筆時点のAmazon販売価格は370円ですが、実は2セット入っているので1セットあたり185円と、もはや価格崩壊。
にもかかわらずソニー品質といえる十分な性能を持ったイヤーピースに仕上がっていて、コストパフォーマンスの高さでは唯一無二の存在といえます。
SONY「EP-EX11」の装着感
最高の装着感とはいきませんが、ぴったりと耳の穴にフィットする納得感が得られます。
まさに「ザ・イヤホン」と思わせるスタンダードなイヤーピースといえ、安心感にも似た安定したクオリティに間違いはありません。
また値段不相応に満足感のある装着感を実現させているともいえますね。
SONY「EP-EX11」の音質
音質もこの価格に似つかわしくない出来の良さです。
下手なメーカーのイヤーピースを着けるなら「EP-EX11」を着けた方が全体的な音質のバランスは間違いなく向上するでしょう。
それだけの音質を実現させるスペックを備えたイヤーピースで、コスパで考えたら最強かもしれません。
>>ソニーのハイブリッドイヤーピース「EP-EX11」レビューはコチラ
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【対応表あり】ソニーEP-EX11レビュー|SSからサイズ展開!高品質・低価格を両立するおすすめイヤーピース
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2.おすすめイヤーピース「茶楽音人 SpinFitシリーズ」【シリコン】
茶楽音人「SpinFitシリーズ」の特徴
茶楽音人と書いて「さらうんど」と読みます。
「夜露死苦」みたいなメーカー名ですが、定評のあるメーカーですw
多くの独自技術を持つ茶楽音人だからこそ成し得た、迫力のある美しいサウンドをイヤーピースによって実現させています。
茶楽音人「SpinFitシリーズ」の装着感
イヤーピース内軸の根元部分に施されたクッション構造によって、独自のフィット感を生み出しています。
装着後に耳の中で角度調整が自由に行えるのがユニークな点で、この構造の甲斐もあってか圧のかかり方が絶妙な着け心地。
耳の奥にしっかり入り込んでフィットする感覚は、イヤホン付属のイヤーピースとは一線を画しています。
茶楽音人「SpinFitシリーズ」の音質
装着感も相まって、「SpinFitシリーズ」による音質の変化には目を見張るものがあります。
シリコン製ということで、音質は全体のバランスが良くなる印象です。
特に中音域から高音域が鮮明になる効果は、評判に違わず見事です!
茶楽音人のイヤーピースSpinFit「CP100」レビューはコチラ
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【茶楽音人 SpinFit CP100レビュー】耳穴に合わせて動く!?独自のフィット感が心地良いおすすめイヤーピース
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3.おすすめイヤーピース「コンプライ Ts-type」【フォーム】
コンプライ「Ts-type」の特徴
出典:COMPLY
多くのイヤホンメーカーや米軍ヘリコプター部隊で採用される信頼のブランドであるコンプライのイヤーピースは「選んで間違いなし!」の定番イヤーピースと断言しましょう。
補足説明すると、イヤーピースは実に多種多様な製品が溢れているので、まず定評のあるコンプライ製を自分の中の「一つの基準」に据える意味で最良の選択であり”定番”ということになります。
今回紹介する「Ts-type」を含めすべてのコンプライ製品に言えますが、独自開発の「低反発ポリウレタン」が最大の特徴です。体温によって柔らかくなり耳の形に優しくフィットして、長時間の使用でも快適な着け心地を実現。アクティブな動きでも耳から外れない安定感や高い遮音性も備えています。
耐久性がフォームタイプの弱点ですが、「Ts-type」は製品自体の耐久性と衛生面を考えると3か月ほどでの交換が一つの目安になると思います。
コンプライ「Ts-type」の装着感
「Ts-type」はアジアンフィットと称されるように、アジア人特有の湾曲した耳の穴にフィットするように設計されたモデルです。
ただでさえ独自開発の「低反発ポリウレタン」によって耳の穴にピタッとフィットする装着感・密閉性を実現させていますが、さらにその謳い文句だけあって、装着感は程よい圧迫感で窮屈な印象もなく非常に快適です。
多くの日本人の耳にも合う設計がなされていることは、Amazonカスタマーレビューの高評価が大いにそれを証明していますね。
コンプライ「Ts-type」の音質
フォームタイプは主に低音域に影響を与えますが、「Ts-type」の重低音に対する改善具合は半端じゃないです。
イヤーピースを変えただけで「イヤホン変えたっけ!?」と錯覚するほど、鮮明な音の変化を体感できることでしょう。
低音をより良くしたい方には、疑いなく最適なイヤーピースです。
例えば電車内のような雑音の多い喧騒感のある環境での使用も、高い遮音性が活かされるのでおすすめですよ。
コンプライの「x-type」
出典:COMPLY
「Ts-type」の場合は「Tsx」、「T-type」なら「Tx」と表記されますが、この「x」は耳垢ガードが付いた製品に与えられます。
一般的なイヤーピースに比べて音を通す穴がコンプライ製は大きいため、耳垢の侵入を防止するガードが付けられています。
装着感や音質に影響はないので、特に気にならない方は「X」が付いていない製品を選ぶといいでしょう。
あなたのイヤホンに合うコンプライ製品を探しましょう!!
コンプライの公式サイトでは、イヤホンのブランドとモデルを入力するだけで適合するイヤーピースが一覧表示されるサービスが提供されています。
簡単にお手持ちのイヤホンに合うイヤーピースのノズルタイプが分かるので、とっても便利ですよ!
コンプライ公式サイト
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【コンプライ おすすめイヤーピース徹底レビュー】コンプライ製イヤーピースの装着感と音質の違いを比較!対応イヤホンや付け方もご案内
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4.おすすめイヤーピース「コンプライ SPORT PRO」【フォーム】
コンプライ「SPORT PRO」の特徴
上で紹介した「Ts-type」と同じコンプライ製ですが、「Ts-type」とは別に紹介したくなるイヤーピースなんです。
独自開発の「低反発ポリウレタン」が秀逸なのは「Ts-type」同様ですが、「SPORT PRO」は「汗ガード」付きなのでスポーツ時の利用に最適化されているんです。
この性質によって「Ts-type」の装着感をさらに向上させたようなフィーリングが得られる仕上がりになっていますよ。
耐久性については「Ts-type」同様、製品の耐久性と衛生面から3か月程度での交換を目安にしましょう。
コンプライ「SPORT PRO」の装着感
「Ts-type」が更に改良された装着感で、特に「SPORT」という冠しているだけあって発汗時のグリップ力の向上が目覚ましいです。
試しにジムでトレーニングした際に装着してみましたが、かがんでも激しく動いてもビクともしませんでした。
本来スポーツを行う場合を想定した製品ですが、スポーツ用途以外でも抜群の性能を発揮するので、元々のコンセプトを気にせず使う価値は大アリですよ。
コンプライ「SPORT PRO」の音質
ボリューム感のある低音域に特徴が現れる「Ts-type」同様の性質がしっかり継承されています。
低音~中音域の音質の向上を望んでいる方に適したイヤーピースといえるでしょう。
「Powerbeats Pro」を使ってシリコン製・コンプライ定番モデル「Tsシリーズ」との比較を行った記事を公開しているので、よかったらチェックしてみてくださいね。
スポーツ向けイヤーピースとしては「SPORT PRO」最強です。
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【コンプライ製おすすめイヤーピース:SPORT PROレビュー】ウレタンで装着安定性・遮音性抜群!スポーツに最適なイヤーピース|Powerbeats Proとも相性抜群!
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5.おすすめイヤーピース「final Eタイプ」【シリコン】
final「Eタイプ」の特徴
フィット感の良好さ、音質を改善する機能性の高さのいずれも疑いのないクオリティです。
ただfinal「Eタイプ」を皆さんに強く強くプッシュしたい最大のポイントは、5種類(SS/S/M/L/LL)のサイズが一緒くたになったオールインワンセットが売られていることにあります!
定評のあるクオリティを持ったイヤーピースがリーズナブルな価格で、しかも自分に合ったサイズ選びが自由にできる製品は他に類を見ません。
final「Eタイプ」の装着感
「Eタイプ」の特徴である溝が彫られた太い内軸が、耳の穴に入れたときに確かな安定感を生みます。
耳の中でピタッと吸着する感じが心地よく、これが音質の良好さにもつながっていますね。
またウレタン製イヤーピースが苦手な方にとっては、シリコン製である「Eタイプ」の良質な着け心地は魅力だと思います。
final「Eタイプ」の音質
公式サイトにあるタイプ別イヤーピースの分布図が参考になりますが、「Eタイプ」は密閉性が高く低音域がしっかり聴こえるイヤーピースといえます。
この図が示すとおり、絶妙な装着感が音質全体、特に低音域をより鮮明なものにしているのを感じられますよ。
final「Eタイプ」のバリエーション製品
タイプ別のバリエーションには「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」が用意されています。
「Aタイプ」は「Eタイプ」に比べて密閉性が低下するとともに低音が気持ち抑えられたイヤーピース。
「Bタイプ」は密封性と低音がさらに抑えられています。
「Cタイプ」は「Bタイプ」にかなり近いタイプのイヤーピースで、形状がやや異なります。
目移りしそうになりますが、まずは「Eタイプ」を試して、その感触に基づいて適宜他のタイプにチャレンジするのが適当だと思います。
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【final おすすめイヤーピースレビュー】シリコン製で音質に定評のあるfinalのイヤーピースシリーズの良し悪しを徹底比較!!
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6.おすすめイヤーピース「クリスタルラインオーディオ クリスタルチップス」【フォーム】
出典:Amazon.co.jp
クリスタルラインオーディオ「クリスタルチップス」の特徴
クリスタルラインオーディオはイギリスで2015年に設立された新進気鋭のメーカーで、イヤーピース業界の雄コンプライ社を「超えた」という声も聴くほどの品質を誇ります。
クラウドファンディングで開発にこぎ着けただけあって、コンプライ製品に引けを取らないハイクオリティな性能を耳で感じることができるイヤーピースであることは間違いありません。
今後イヤーピース業界の台風の目になる可能性も否定できないメーカーです。
クリスタルラインオーディオ「クリスタルチップス」の装着感
フォームタイプに特徴的なフィット感で、耳にピタッと固定されて安心感があります。
決してキツキツではなく絶妙な力加減の装着感は、高音域を損なわないセンセーショナルな出来栄え。
また耐熱・耐汗設計なので、運動時の利用にも適していて、しかも抗菌仕様なのは嬉しいところです。
「クリスタルチップス」のイヤホン対応
ノズルタイプは「Sコア」「Mコア」に分かれ、公式サイト掲載の「全メーカー対応表」を参照すればお手持ちのイヤホンがいずれに対応しているかが分かるでしょう。
概ね「S」コアはコンプライ100サイズ、「M」コアはコンプライ200・400サイズに相当していますよ。
クリスタルラインオーディオ「クリスタルチップス」の音質
低音から高音に至る全音域において音質向上を実感できることから、確かな品質の高さを感じます。
遮音性にも定評があり、公式サイトによると従来のシリコン製イヤーピースの3倍もの遮音性能があるそうですよ。
低音域についてはコンプライ「Ts-type」よりも籠った感じがなく、final「Eタイプ」よりはしっかりした印象。
高い遮音性とジャストフィットな装着感が織りなすサウンドは、間違いなくあなたのイヤホンの音質を変えること請け合いです。
クリスタルラインオーディオ「クリスタルチップス」レビューはコチラ
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【クリスタルラインオーディオおすすめイヤーピースレビュー】コンプライ超え?業界の新興勢力CRYSTALLINE AUDIO「クリスタルチップス」の実力
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【2019年版】厳選おすすめイヤーピース6選|まとめ
「【2019年版】イヤーピース選びに迷ったらコレ!!初心者必見の厳選おすすめイヤーピース6選」について書いてきました。
いかがでしたでしょうか。
ここで改めて、すべての製品の概要を改めてチェックしてみましょう。
初心者に最適なイヤーピースは「final Eタイプ」
今回僕がイヤーピース初心者の方におすすめしたいイヤーピースはfinal「Eタイプ」です。
イヤーピースは何よりも実際に買って自分のイヤホンにつけて試聴することが大切ですが、メーカーごとにサイズ感が異なり、個々人の耳の形なども異なるので、手あたり次第に装着してみないとベストフィットなイヤーピースは見つけることは難しいのが現状です。手間もお金もかかるなんて、率直にいって面倒でイヤですよね。
そんな探す煩わしさや経済的負担を一挙に解消してくれる製品がfinal「Eタイプ」。
この製品は5種類(SS/S/M/L/LL)のサイズ全てを800円足らず(寿命3か月で1日約9円)で購入できる”痒い所に手が届く”セットが存在するんです。これなら一つ買うだけで自分にフィットするイヤーピースに出会えますよね。
そんな粋なセット売りをしてくれているのが信頼の置けるメーカーというのがミソです。これなら性能面でも不安がらずに済みます。
つまり・・・
- 品質に定評のあるメーカー
- 5種類ものサイズが一つになったバラエティパックがある
- 800円と割安な価格(寿命3か月としても1日あたり約9円!)
これだけの条件が整った製品ということになります。これはイヤーピース初心者(難民)には嬉しすぎます。
このセットを買ってfinal「Eタイプ」を自分の基準になるレファレンスイヤーピースにすれば、今後のイヤーピース購入がググ~ッと身近になるので、より華やかなミュージックライフが確約されたも同義!
イヤホンの先端に付いたゴムパーツを交換するだけで実現する、イヤホンスペックのお手軽アップグレード術をぜひこの機会に体感してほしいと思います。
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【final おすすめイヤーピースレビュー】シリコン製で音質に定評のあるfinalのイヤーピースシリーズの良し悪しを徹底比較!!
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思い切って最新Bluetoothイヤホンにグレードアップさせちゃう?
「音質を変えるならイヤホン自体を買い替えたい」
「この機会にBluetooth対応のワイヤレスイヤホンに切り替えたい」
iPhone7の登場以来、Bluetoothイヤホンに注目が集まってますよね。最近は街中でも頻繁に目にするようになりました。
そのせいか最近は多くのBluetoothイヤホンがお店に置かれ、正直どれを選んだらいいのか分からない事態に。もはや手に負えず「無難にブランドで選ぶか・・・」などと思ってしまう始末。
これはモッタイナイ!ということで「音楽を聴くこと」を主な目的とした良質なBluetoothイヤホンを厳選して紹介した記事をご用意してます。
エントリーモデルからハイエンドまで、ハズレ無しの音質に優れたBluetoothイヤホンを集めているので、興味のある方は是非!
マイイヤホンの”スペック劇的ビフォーアフター”体験ができるイヤピ交換、かなりおすすめです。
したっけ、チャンス(@kachishare)でした。
入門に最適なイヤーピース6選
参考サイト
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