全方位のニーズに応えるSOUNDPEATSの新作完全ワイヤレスイヤホン
数多くの高コスパ完全ワイヤレスイヤホンを世に送り出してきたSOUNDPEATSから、さらにコスパ感をブラッシュアップさせた機種がリリースされました。
それがSOUNDPEATS「Air3」です。
大口径ドライバー・超安定の無線接続・超絶コンパクトな本体サイズなど欲しいスペックてんこ盛りで5千円台という販売価格に抑えた、まさに高コスパな完全ワイヤレスイヤホン「Air3」の特徴は、下記の通りです。
本機の特徴
- 業界最高峰のコンパクトな本体サイズ
- 大口径14.2mmダイナミックドライバー搭載
- 極めて低遅延で安定したBluetooth接続性能
- iPhone・android両方で高音質が楽しめるコーデック対応
- ノイズレスなハンズフリー通話
- IPX5等級の防水性能
5千円という販売価格によくまぁ押し込めたなぁと感心してしまうほど、多方面からのニーズに応えたスペックが実現しています。
特に完全ワイヤレスイヤホンの肝である無線接続の安定性・サウンド品質については、見事な満足感を創出。
さらに携帯性に優れたボディサイズの小ささまで適っていて、ぐぅの音も出ない完成度の高さ。
では早速、高コスパ感がハンパないSONDPEATSの新作TWS「Air3」について詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
SOUNDPEATS Air 3レビュー|製品情報
まずはSOUNDPEATS「Air3」のスペックについてザッと見てみましょう。
スペック
サイズ | イヤホン(片耳):H17×W18×D34mm 充電ケース:H49×W48×D23mm |
重量 | イヤホン(片耳):約4g 充電ケース:約33g |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
充電用ポート | Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.2 |
対応プロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
連続再生時間 | 約5時間 (+充電ケースで約16.5時間) |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約90分 充電ケース:約90分 |
対応コーデック | SBC AAC APT-X APT-X Adaptive |
防水性能 | IPX5等級 ※イヤホン本体のみ※ |
付属品 |
|
保証 | 12か月メーカー保証 理由に関係なく30日間返品・返金保証 |
SOUNDPEATS Air 3レビュー|優れているポイント
ここでは特にSOUNDPEATS「Air3」が優れているポイントに注目してみましょう。
驚くほどコンパクトなサイズ感
本機最大の特徴と言えるのが超絶的にコンパクトな本体サイズです。
一昔前の完全ワイヤレスイヤホン製品と比較するとイヤホンとは思えないほど小さくて軽量。
特に充電ケースの厚みがわずか23mmと極薄なので、カバンやポケットに入れても一切かさばらずポータビリティ性は最高です。
大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載
バイオセルロース振動板を採用した14.2mmという大口径ダイナミックドライバーを搭載しています。
力強い低音域、煌びやかさが光る中音域から高音域を発するバランスの良さを実感できる優れたサウンドを奏でます。
環境に左右されにくい安定した無線接続
クアルコム社の最新技術「TrueWireless Mirroring」をサポート、さらに最新規格のBluetooth5.2に準拠しているので、周囲の環境に左右されない優れた接続安定性を実現させています。
「TrueWireless Mirroring」とは、スマホなどの音楽再生機器に完全ワイヤレスイヤホンを左右同時接続させる技術。
さらに本機搭載のチップではクアルコム独自の技術によって無線接続の感度向上や低消費電力・低遅延も実現しています。
iPhone・android双方に対応した高音質コーデック
本機はiPhone向け高音質コーデック「AAC」、android向け高音質コーデック「APT-X」に対応しているので、いずれの端末でも低遅延で高音質なサウンドを楽しむことができます。
特にandroid向け高音質コーデック「APT-X」に対応している機種は比較的レアなので、androidユーザーにとっては嬉しいポイントですね。
ゲーム用イヤホンとしても秀逸
さらに本機は無線接続の安定性を向上させたコーデック「APT-X Adaptive」にも対応しているので、極めて低遅延な無線接続を実現させています。
そのため音ズレが命取りなゲームプレイや動画鑑賞といったシーンでも十分な利用価値があります。
ノイズレスなハンズフリー通話
本機では左右のイヤホン本体それぞれに2基の高性能マイクを内蔵させています。
さらにCVCノイズキャンセリング技術も搭載していることから、非常にクリアなハンズフリー通話が可能です。
SOUNDPEATS Air 3レビュー|外観・付属品
外観
インイヤー型イヤホンの典型中の典型、極めてシンプルなデザインのSOUNDPEATS「Air3」。
軸の部分が一般的なインイヤー型に比べて短い印象が強く、それだけイヤホン本体が小さく感じます。
音楽などのコントロールを行うセンサーは、ハウジング前面のSOUNDPEATSロゴマーク部分に配されています。
ちなみにこのセンサー部分、ややアールがかっていて、この加工が操作感の量濃さに結びついてますよ。
ハウジングの裏側は超シンプル、マットブラック一色で統一されています。
軸には左右を示す「L」「R」が刻印されていますが、やや見にくいですね(画像では鮮明ですが)。
素材感などは安っぽさが拭えない点は否めませんが、造り自体はしっかりしていて性能は申し分ないので、僕個人的にはそれほど気になっていません。
充電ケースもイヤホン本体同様、超シンプル。
SOUNDPEATSのロゴは、フタに刻印されています。
本製品の注目ポイントであるコンパクトさは、充電ケースを手にするとよく分かります。
33gというケースの重さも超絶ライトで、かえって不安になるレベルw
ケース前面にLEDが1点配されていて、その下にはマルチボタンがあります。
なおLEDインジケーターの光る色合いによってバッテリー残量をチェックできます。
LEDインジケーターが示す状態は、LEDライトの色で分けられて表示されます。
- 緑:バッテリー残量50%以上
- 黄:バッテリー残量10%以上
- 赤:バッテリー残量10%未満
USB-C充電ポートは底面に。
ケース内部はマット&グロスなブラックカラーで統一されています。
極限まで無駄を配している印象ですね。このおかげで販売価格が割安になっていると考えると有難い限りです。
付属品
「Air3」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- 充電ケース
- USB-C & USB-A充電ケーブル
- 取扱説明書
SOUNDPEATS Air 3レビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「Air3」のペアリング登録方法を解説します。
ペアリング登録手順
- イヤホン本体の入った充電ケースのフタを開ける
- スマホの設定画面で「SOUNDPEATS Air3」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはイヤホン本体が入った充電ケースのフタを開きましょう。
するとイヤホン本体の電源が入って「Power on, Pairing」とアナウンスが入り、自動的にペアリングモードへ移行してくれます。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「SOUNDPEATS Air3」と表示されるので選択しましょう。
「Pairing successful, connected」とアナウンスが入って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「SOUNDPEATS Air3」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
片耳だけでも使えます!
SOUNDPEATS「Air3」は片耳だけで使うことができます。
やり方は簡単で、ただ片方のイヤホン本体を取り出すだけ。途中で片側イヤホンだけの使用に切り替えたくなったら、使わない方のイヤホンをケースに仕舞うだけ。
また両耳で聴きたくなったら仕舞った側のイヤホンを取り出して耳に装着するだけでOK。
着脱を自動検出して再生/一時停止を行う機能が搭載されているため、イヤホンを耳から外した際はいったん音が止まりますが、左右の接続状況の切り替えは非常にスムーズ。
かなり至れり尽くせりな使い心地が実現していますよ。
一度ペアリングすれば、以後は自動接続してくれます
ペアリング登録以後は、イヤホン本体が入った充電ケースのフタを開けるだけで前回接続したスマホに自動接続してくれます。
自動接続されるまで4~5秒しかかからない速さなので、実用シーンで接続のもたつき感にイライラすることは皆無でしょう。
SOUNDPEATS Air 3レビュー|使ってみて感じたこと
操作感
SOUNDPEATS「Air3」のボタン操作は、下記の通りです。
ボタン操作
- 音楽再生時
- 左or右センサーを2回タップ:再生/一時停止
- 右センサーを1回タップ:音量を上げる
- 左センサーを1回タップ:音量を下げる
- 右センサーを1.5秒長押し:曲送り(次の曲へ)
- 左センサーを1.5秒長押し:曲戻し(前の曲へ)
- 通話時
- 左or右センサーを2回タップ:着信応答/通話終了
- 左or右センサーを1.5秒長押し:通話拒否
- 音声認識システム
- 右センサーを3回タップ:Siriなどの音声認識システムを呼び出す
- ゲームモード
- 左センサーを3回タップ:ゲームモードのON/OFF
微妙に傾斜がかったセンサー部分が秀逸!
外観のセクションでもお伝えしましたが、ハウジング外側にあるセンサー部分の形状に少しアールがかかっているんですが、これが快適な操作感に寄与しています。
指の腹の確度と傾斜がベストマッチして、驚愕的な自然さでタッチ操作が行えます。
この傾斜角はかなり研究されたんじゃないでしょうかね、これまで数多くの完全ワイヤレスイヤホン製品を触ってきましたけど、ここまで違和感なくタッチ操作が行えた機種はありませんでした。
装着感
インイヤー型ということで、さすがのストレスフリーな装着感が得られました。
閉塞感がないので、とてもストレスフリー
インイヤー型は、今主流のカナル型と違って耳穴をしっかり密閉しようというタイプのイヤホンではないので、適度な圧迫感で不快な印象を受けにくくなっています。
本機の装着感もまさに不快感フリー。
実際に装着してみても適度な密閉感で、何となく周囲の音(雰囲気)が伝わってくるので程よく空気の通り抜けがあるのが実感できます。
落下する不安感も無し
もちろん装着感がユルユルということはなく、大袈裟に頭を上下左右に振ったりしてもイヤホンが外れそうになることはありません。
絶妙に計算されたハウジング設計が成せる業といったところでしょうか。
比較的割安な部類に入る本機としては、十二分に合格ラインの装着感だと感じました。
音質
低・中・高音域のバランスが高い次元で調和が取れている印象を強く受けました。
そしてそれぞれの音域の音質も素晴らしく、この価格にしてこのサウンドはスゴイ!の一言です。
これはインイヤー型史上最高のサウンドかも・・・。
気持ち良いほどクリアで爽快なサウンド
とにかく全音域がめっちゃクリア!
5千円くらいの価格帯であれば、たいていどこかの音域に欠点があってもおかしくありませんが、本機にはそれが見当たりません。
驚くほど明瞭なサウンド。特に高音域の残響感が垂涎レベルで、この音質に負ける1万円台後半の機種ってたくさんありますよ。
音の臨場感がハンパない
高音域の素晴らしさに加えて、低音域の力強さと明瞭さ、中音域のほど良い肉厚感など、とにかく全体的なバランスに優れている本機ですが、これらの音が織り成す音の臨場感はメチャクチャ良質です。
高音域が空間の奥の方にスゥーッと抜けていってフェードアウトしていく様の描写がハンパないクオリティ。
これだけの空間描写力をもった5千円台で買える完全ワイヤレスイヤホンって、そうお目にかかれないですよ。
迷いなくオススメできる逸品です!
SOUNDPEATS Air 3レビュー|まとめ
「【SOUNDPEATS Air3レビュー】極小サイズ&超安定の無線接続が特徴的!大口径14.2mmドライバー搭載で音質も良好な高コスパ系完全ワイヤレスイヤホン」と題して、上質サウンド・極小サイズ・超安定の無線接続の三拍子が揃った高コスパ完全ワイヤレスイヤホン、SOUNDPEATS「Air3」について詳しくご紹介してきました。
多方面のニーズを汲み取れるバランスに優れたイヤホン!
幅広い音楽ジャンルを良質なサウンドで楽しめる音質、無線接続でも音の遅延などが極めて生じにくい先端テクノロジー搭載のBluetooth接続性能、そして持ち運んでも一切かさばることのない超コンパクトなサイズ感。
携帯して利用する完全ワイヤレスイヤホンに求められる多くのニーズをフォローできるだけのスペックが販売価格5千円台の「Air3」には備わっています。
圧倒的なコスパの良さが光る本機は、初めて完全ワイヤレスイヤホンを買う方やコスパ重視でイヤホンが欲しいと思っている方に迷わずオススメできる製品と言っても過言ではありません!
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【24年10月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年10月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
「ラインミュージック」の特長
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