七千円台で買えるBluetoothイヤホンとしては最強の重低音!!
重低音の効いたBluetoothイヤホンといえばBeats by Dr.Dreが有名ではないでしょうか。地を這うように力強く安定した重低音には定評がありますよね。誰もが所有したいと思うような憧れのメーカーです。
ただ如何せん高い!先日リリースされた「Powerbeats Pro」は3万円近くします。
「これじゃあ手が出ないよ・・・」
そんなあなたに救済の手を差し伸べるメサイア的Bluetoothイヤホンがあります。それがSOULの完全ワイヤレスイヤホン「ST-XX」です。
SOULはアメリカの実力派音響メーカー
SOULはグラミー賞受賞HIPHOPアーティスト”リュダクリス”監修のもとアメリカで誕生した音質に定評のある音響メーカー。
そのSOULの完全ワイヤレスイヤホン「ST-XX」は「カラフル、ミニマル、パワフル、そして超ハイコストパフォーマンス」であることを謳い文句にしたSOULが放つエントリーモデル系Bluetoothイヤホンです。
最高のエントリーモデルと評せる完全ワイヤレス
エントリーモデルとしては価格的に上の方にあたりますが、入門として購入して間違いのないスペックを備えています。
実用性十分な5時間連続再生可能なバッテリー性能(+充電ケースで最大20時間再生)、見た目からは想像できないBeatsを彷彿とさせるパワフルサウンド、AirPodsを上回る軽量小型ボディ、わずか60分でフル充電可能な高速チャージ、音楽を聴きながら周囲の音にも耳を傾けられる「外音取り込み(オートトランスパレンシー)機能」搭載、雨や汗などからイヤホンを守ってくれるIPX5等級の防水性能、全6色から選べる豊富なカラーバリエーションなどなど。
入門向けとしては盛りだくさんですが、初めて買うからこそ間違いのない完全ワイヤレスイヤホンを購入したい。そんな気持ちに応えてくれるスペックを誇っています。
では早速、Beatsに迫る迫力サウンドを堪能できる良心価格が嬉しい完全ワイヤレスイヤホンSOUL「ST-XX」について詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
SOUL ST-XXレビュー|製品情報
まずはSOUL「ST-XX」のスペックについてザッと見てみましょう。
サイズ | イヤホン(片耳):H26×W14×D20mm 充電ケース:H34×W40×D40mm |
重量 | イヤホン(片耳):約4g 充電ケース:約23g |
充電用ポート | USB Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.0 |
対応プロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
ドライバー | ダイナミック型φ6mm |
インピーダンス | 16Ω |
連続再生時間 | 約5時間 (+充電ケースで約20時間) |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約60分 充電ケース:約90分 |
対応コーデック | SBC AAC |
防水性能 | IPX5等級 |
付属品 |
|
保証 | 12か月保証 |
特に不足を感じさせることのないスペック、価格を考慮すれば上々の内容だと思います。
防水性能IPX5とは「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」と定義されています。
ちょっとした雨やスポーツシーンでの着用くらいでは壊れないレベルの防水性能と言えますね。
SOUL ST-XXレビュー|優れているポイント
ここでは特に「ST-XX」が優れているポイントに注目してみましょう。
見た目にそぐわないパワフル音質
大げさでも誇張でもなく、重低音に関してはあのBeats by Dr.Dreに迫るポテンシャルを秘めています。
別記事で紹介しているSOUL「ST-XS2」も同様ですが、実に低音域が力強くてクリア。ここまでの重低音を発することのできる完全ワイヤレスイヤホンはかなり少ないと思います。
SOUL自身が「SOULサウンドの持ち味は太い重低音」と謳っていることに嘘偽りがないことは、一度聴いてみると頷けますよ。
-
【SOUL ST-XS2レビュー】Beatsに迫る重低音サウンド!外音取り込み機能・完全防水と場所を選ばず使えるオールラウンド系完全ワイヤレスイヤホン
続きを見る
リーズナブルでこのサウンドはお得すぎる・・・
Beatsに比べてかなり割安な販売価格なので、冗談抜きでBeatsの牙城を崩しかねないと感じさせますね。とにかくこのパワフル重低音が八千円以下で買えるって嬉しすぎますね。
現状SOULの知名度は高くありませんが、この性能が知れ渡れば人気Bluetoothイヤホンメーカーの仲間入りを果たすんじゃないかと、今後は実に楽しみなメーカーです。
AirPodsを上回る軽量小型
片耳約4gのイヤホン本体重量は、あのAirPodsと同じ軽さ。完全ワイヤレスイヤホン最高峰の軽さといっても過言ではありません。
充電ケースも併せると約15gもAirPodsより軽いウルトラライトな重さを実現させています。
見た目で比較してもこのコンパクトさ。言わずもがな、携帯性は抜群ですよ。
-
【🎵Apple AirPodsレビュー】24時間使えるおすすめ完全ワイヤレスイヤホンは重量たった8g!エアポッドは感動体験型Bluetoothイヤホン
続きを見る
5時間連続再生のバッテリー容量
本体単独で約5時間の連続再生が行える必要十分なバッテリー容量を備えています。
完全ワイヤレスイヤホンとして超長寿命というわけではありませんが、本体の軽量さ・コンパクトさを考えるとよく実現できたなぁという印象ですね。これもSOULというメーカーの開発力の賜物でしょう。
また充電ケースを併用すれば最大20時間まで再生可能になります。これだけの駆動時間が確保できれば、ほぼ1日中音楽に浸っていてもバッテリーに不安を抱えずに済みそうです。
わずか60分でフル充電可能なスピーディー充電
5時間連続再生を可能にするバッテリーへのフル充電がわずか60分で行えます。
他社製の多くはフル充電に1.5時間以上を費やすので、約30%ほど高速な充電が行える計算。これは日常的に使うイヤホンの使用感としては嬉しい限りですね。
外音取り込み機能を搭載
音楽を聴きながら周囲の音も聴くことのできる「外音取り込み(オートトランスパレンシー)機能」が搭載されています。
完全ワイヤレスイヤホンとしては割と低価格帯に分類される「ST-XX」にこのようなハイエンド系機能が搭載されることは驚き以外の何ものでもありません。
日本製だとSONYのミドルクラス以上の機種に「外音取り込み機能」の搭載が散見されますが、さすがにSONYほど高機能ではありませんが十分実用レベルに達した代物です。
駅のホームや空港の待合フロアなどにおいては非常に重宝すること請け合いです。
ファッショナブルで豊富なカラバリ
SOUL「ST-XX」の魅力に豊富なカラーバリエーションも挙げられます。
「ST-XX」のカラーバリエーション
- マットブラック
- ネイビーブルー
- サクラピンク
- ラズベリーレッド
- ピュアホワイト
- レモンイエロー
全6色のカラーから選ぶことができて、いずれもキレイなカラーリング。
僕はネイビーブルーをチョイスしましたが、ショッキングな「レモンイエロー」、深紅の「ラズベリーレッド」もいいですよね。ホント色選びは迷いました。
ファッションとの相性を考える楽しさがありますね。こういう楽しさは「ST-XX」ならではだと思います。
SOUL ST-XXレビュー|外観・付属品
外観
ハウジングにはSOULのロゴ「S」が刻印されています。
下に刻印されている「X」はキュートな印象ですね。
この平べったい部分がタッチセンサーになっています。
イヤホン内蔵のLEDは「X」マークのちょっと下にあります。
LEDライトの発色はしっかり光ってくれるので視認しやすいです。
光っているのか分かりにくいBluetoothイヤホンも存在するので、こういう部分は利便性を高めるポイントになりますね。
それにしてもイヤホン本体、小さいです。
AirPodsや同タイプの形状をしたMpow「T5」あたりと比べると、その小ささは一目瞭然。
Mpow「T5」と横から見た感じで比べると三分の二くらいしか厚みがありません。
軽量小型のサイズ感は現在売られている完全ワイヤレスイヤホンの中でもピカイチ。軽さだけでなくコンパクトさも含めるとあのAirPodsを超える小型軽量さ!
デザイン的にも特徴的ですが、何より感じるのはコンパクトさ。
サイズは概ね4cm角の立方体で小さなリングケースのよう。
イヤホン本体と充電ケースを併せても重さはわずか31gと超軽量級。
ミンティアと並べてもご覧の通りのミニマムさ。
この小ささは唯一無二の特徴といっても過言じゃないです。
SOULのロゴがあしらわれたケースに搭載されたストラップも健在。
カラビナを用意すればボトムスのベルトループなどに吊るせるので、モバイル性抜群ですよ。
付属品
「ST-XX」の付属品は次の通りです。
ST-XXの付属品一覧
- 充電ケース
- イヤーピース(3種類:S/M/L)
- USB Type-C充電ケーブル(約20.5cm)
- クイックスタートガイド
付属品に関しては特に不足は感じない必要最低限の内容。
欲を言えばSOUL「ST-XS2」のようにカラビナを同梱してほしかったなぁと思います。せっかく「ST-XX」のケースにもストラップがあるので。
SOUL ST-XXレビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使ったSOUL「ST-XX」のペアリング登録方法を解説します。
製品購入後に初めて充電ケースから取り出した際、自動的にペアリングモードに移行してくれるので、あらかじめ接続させるスマホのBluetooth設定画面を開いておくと作業がスムーズですよ。
ペアリング登録手順
- イヤホン本体を充電ケースから取り出す
- スマホの設定画面で「SOUL ST-XX」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはイヤホン本体を充電ケースから取り出しましょう。
左イヤホンのLEDがホワイトとブルーに点滅していたらペアリングモードに移行している状態です。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「SOUL ST-XX」と表示されるので選択しましょう。
「pairing successful」とアナウンスが入って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「SOUL ST-XX」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
片耳だけでも使えます!
「SOUL ST-XX」は片耳だけでも使うことができます。
やり方は簡単で左右のイヤホンを接続したあとに右イヤホンを充電ケースに戻すだけ。これで自動的に左イヤホンだけで使えるようになります。
また右イヤホンを使いたくなったらケースから取り出すだけ。ホント手間要らず。
左イヤホンを親機としてBluetooth接続しているため、逆に右イヤホンだけで使うことには対応していません。
一度ペアリングすれば、以後の接続は自動接続してくれます
イヤホンをケースから出したあとのスマホ画面右上に注目。ヘッドホンマークが表示されて、自動的に接続されたのが分かりますね。
ペアリング登録以後は「SOUL ST-XX」を充電ケースから取り出すだけでスマホに自動接続してくれるのでとっても便利です。
SOUL ST-XXレビュー|使ってみて感じたこと
操作感
「ST-XX」は左右のハウジングに搭載されたタッチセンサーを使って音楽再生や通話のコントロールを行います。
タッチセンサー操作は下記のような感じで行います。
タッチセンサー操作の方法
- 音楽再生時
- 左or右ボタンを1回タップ:再生/一時停止
- 左or右ボタンを2回タップ:曲送り
- 通話時
- 左or右ボタンを1回タップ:電話に出る/電話を切る
- 左or右ボタンを2回タップ:着信拒否
- 音声認識システム
- 左or右ボタンを3回押す:Siriなどの音声認識システムを呼び出す
- 外音取り込み機能
- 左or右ボタンを2秒間長押し:外音取り込み機能ON/OFF
- イヤホン本体の電源ON/OFF
- 左or右ボタンを3秒間長押し:電源ON
- 左or右ボタンを8秒間長押し:電源OFF
「ST-XX」はイヤホンとしての完成度が高いだけに、タッチセンサー操作で音楽の曲戻し・音量調節ができない点は非常に残念ですね。
イヤホン本体で音楽などのコントロールを行わないタイプの方は気にならないと思いますが、積極的に本体ボタンで操作する方は気を付けてほしいポイントです。
ただ「ST-XX」のタッチセンサーはフラットな部分に配置されていますが、下手に凹凸があるよりもフラットな方がタッチセンサーによる操作はしやすい印象を受けました。反応もキビキビしていていい感じです。
充電ケースの使用感
とにかく驚くほど小さいのが特徴です。iPhoneに標準で付属する充電器に迫るコンパクトさ。
あんまり小さいのでケースごとイヤホンを失くさないように気を付けないと・・・!と肝に銘じたくなるほどw
僕はパタゴニアのボディバック「Atom Sling 8L」の小さめのポケットに付いているフックに充電ケースのストラップを引っ掛けて使っています。
外側のポケットに放り込んでも全くアウトラインに影響がなく、軽量なので持ち歩いている感ゼロ!
これほど快適この上ないモバイル性はAirPodsでも体験できませんでしたね。
発売当時はAirPodsの充電ケースの小ささにも驚いたものですが、「ST-XX」のサイズ感はその衝撃を超えるものがありますね。
イヤホン本体のサイズを考えると、これ以上のコンパクト化はほぼ望めないレベルでしょう。もうイヤホン本体で自給自足チャージでも始めない限り、これ以上のスリム化・携帯性の向上は難しいんじゃないでしょうか。とにかく小さくて軽い、身軽に外出したい方にはピッタリだと思います。
充電ケースのフタが開いた状態でしっかり固定されるのも、何気に嬉しいです。
外出先だと歩きながらイヤホンの出し入れをする機会が多いと思いますが、そんな時にちょっと傾けただけで「バタンッ!」と閉まってしまう緩々なケースのフタは困ります。ちょっとした弾みで閉まってしまうケースって意外と多いんですが、イヤホン本体を出し入れしようとしている時に容赦なく勝手に閉まってしまう作りは地味にストレス・・・。結構ここ重要です。
リセット方法
SOUL「ST-XX」には、片耳から音が聴こえなくなったとか、充電ケースに入れてもイヤホンが充電されなくなったなど、イヤホンの調子が悪いときに使えるリセット機能が搭載されています。
リセットの手順
- 再生機器から「SOUL ST-XX」の登録を削除する
- 両方のイヤホンの電源を切って、タッチセンサーを15秒間長押しする
- 両方のイヤホンの電源を入れて、改めてペアリング登録を行う
まずBluetooth設定画面「SOUL ST-XX」の欄にあるインフォメーションアイコンを選択しましょう。
次に「このデバイスの登録を解除」と書かれたところをタップしましょう。
続いて「デバイスの登録を解除」を選択しましょう。
Bluetooth設定画面に戻ってみると、さっきまで登録されていた「SOUL ST-XX」の表記が無くなっているはずです。そうすれば登録解除が完了です。
続いて左右のイヤホンの電源を切りましょう。タッチセンサーを8秒間長押しで切ることができます。
電源が切れたら、今度は15秒間ボタンを長押しします。
最後にボタンを3秒間長押ししてイヤホンの電源を再度入れ、ペアリング登録をし直せばOKです。
イヤホン本体のバッテリー残量の確認方法
余談ですがイヤホン本体のバッテリー残量を確認する便利な方法について、iPhoneを例にご紹介します。
まず「SOUL ST-XX」をiPhoneに接続させましょう。
接続したらホーム画面から左フリックでウィジェット画面を表示させて、下にある「編集」と書かれたボタンをタップします。
ウィジェット追加画面に移るので、「バッテリー」と書かれた項目の左側にある「+」マークをタップして、画面右上の「完了」をタップします。
ウィジェット画面を見ると一番下に「バッテリー」という項目が追加されていて、「SOUL ST-XX」のバッテリー残量がパーセント表示されているはずです。
イヤホン本体のバッテリー残量を確認するなら、このウィジェット表示を見るのが一番分かりやすいのでオススメですよ。
ケースとイヤホンの同時充電にも対応!
充電ケースをチャージしつつイヤホン本体もケースに入れてチャージさせるパススルー充電にも対応しています。
いざという時にケースとイヤホンを同時充電できるのは何気に嬉しいですよ。結構重宝します。
装着感
イヤーピースはノズルから突き出るタイプではなく、ノズルそのものを覆ってハウジング側に迫るようなタイプ。
見た感じの印象はいたって一般的です・・・が、装着感はSOUL「ST-XS2」を想起させる上々のフィット感。
思いのほか耳穴の奥の方に入り込んでくれて、程よい圧がかかるくらいのグリップ感が得られます。窮屈な感覚に襲われる印象は受けません。
シンプルな構造が万人に通用するフィット感を演出
非常にシンプルなノズル構造とイヤーピースによる装着なので、割と万人受けするようなフィット感を追求している感じでしょうか。イヤーピースのサイズ交換で着け心地は調整できる余地があることを考えると、かなり優秀な装着安定性といっていいと思います。
音質
全体的に高解像度のクリアサウンドですが、やはりSOUL自慢の重低音がズンズン効いてます。
この力強い重低音はBeats by Dr.Dreの重低音を想起させる出来栄えで、Beatsのサウンドに競合する完全ワイヤレスイヤホンの最右翼は間違いなくSOUL「ST-XX」を含むSOUL製品が挙げられます。
Beatsを食いかねないハイクオリティな低音
可愛らしい見た目からは想像できないくらいグイングインに効いた重低音を堪能できます。
これでRage Against the Machineとか聴いたらブッ飛びます。
Beats by Dr.Dre「Powerbeats Pro」と聞き比べてみると、さすがに音全体の解像度、粒立ちの良さは「Powerbeats Pro」に軍配が上がりますが、これに迫る良質な重低音サウンドを堪能できることには舌を巻きました。
コスパを考慮すれば十分「Powerbeats Pro」のシェアを食う可能性があるサウンドクオリティだと思いますよ。その差額、実に2万円!空恐ろしいポテンシャルです。
中音域から高音域にかけての解像度も秀逸
「Powerbeats Pro」には劣るとはいえ、やはり音全体の粒立ちの良さ、中音域から高音域にかけての解像度の高さには驚かされます。これが七千円台のイヤホンがやっていいことなのか・・・?
兎にも角にも澄み渡った空を駆け抜けるように響くクリアな音は聴いていて気持ちいいほど。低音の力強さとの折り合いも、よくつけたもんだなぁ~と感心しきり。
「ST-XX」は重低音を軸に音全体のクオリティが秀逸。Beats製品の購入を考えている方にとってダークホース的存在になることは必至でしょう。
SOUL ST-XXレビュー|好相性なイヤーピース
ここではSOUL「ST-XX」と併せて使うことでより「ST-XX」の良質さが際立つイヤーピースを紹介します。
必要に応じてイヤーピース交換してみましょう
SOUL「ST-XX」は付属のイヤーピースで良好なフィット感が得られるBluetoothイヤホンなので、必ずしもイヤーピース交換が必要ではありません。
ただどうしても装着感がしっくりこない場合や音のチューニング目的など、イヤーピースを交換する必要性がある場合も想定されます。
ここではそうした場合を想定のうえでおすすめしたいイヤーピースを紹介したいと思います。
音全体をよりクリアにしたい
音全体の解像度を高めて包括的にクリアな印象にサウンドチューニングするなら、Spinfit「CP100」がおすすめです。
「ST-XX」の持ち味である重低音を少し弱めて中音域から高音域にかけての音域の透明感を高めることでボーカルの声が強調されたり爽やかさが増したりします。
ポップスなどがより聴きやすくなると思いますよ。
また「ST-XX」の装着感があまり好ましくないと感じる方にも「CP100」をおすすめします。
Spinfitの特許技術「3Dクッション構造」が耳穴に絶妙にフィットするので、かなり装着感の改善が期待できるイヤーピースですよ。耳穴のより奥で圧迫感を最大限かけずにフィットするので装着安定性を損なわずに快適な着け心地を実現させられます。
-
【茶楽音人 SpinFit CP100レビュー】耳穴に合わせて動く!?独自のフィット感が心地良いおすすめイヤーピース
続きを見る
さらに重低音をパワフルにしたい
ただでさえ上質な重低音をさらに爆上げさせたいなら迷わずComply「Ts-200」をチョイスしましょう。フォームタイプの代表格的なイヤピで、重低音の強化と装着安定性の向上の二つの願いを叶えてくれます。
-
【コンプライ おすすめイヤーピース徹底レビュー】コンプライ製イヤーピースの装着感と音質の違いを比較!対応イヤホンや付け方もご案内
続きを見る
スポーツに最適なイヤーピースが欲しい
ウレタンフォームと特殊コーティングで抜群の装着安定性を誇るコンプライ「SPORT PRO」がスポーツシーンでは最強です。
汗や耳垢からイヤホンを守る「汗ガード」搭載なのも秀逸!まさに運動中に音楽を聴きたい人々のために登場したイヤーピースといっていいでしょう。
-
【コンプライ製おすすめイヤーピース:SPORT PROレビュー】ウレタンで装着安定性・遮音性抜群!スポーツに最適なイヤーピース|Powerbeats Proとも相性抜群!
続きを見る
イヤピ交換した際の注意点
SOUL「ST-XX」のイヤーピース交換で注意したいのが、交換したまま(他社製イヤーピースを装着したまま)の状態で充電ケースに入らないことです。今回僕がおすすめしたイヤーピースはいずれも入りませんでした・・・。
これは偏に充電ケースの設計上の問題。明らかにイヤーピースによってイヤホン本体が上に出っ張ります。つまり使う都度イヤーピースを脱着させなければならず、この欠点は結構手痛い・・・(最近だと「Powerbeats Pro」やAviot「TE-D01g」は他社製イヤピを装着したままケースに仕舞えました)。
ただ音質や装着感に変化を与える効果は非常に魅力なので、この点に目をつぶれる方は、ぜひイヤピ交換してほしいと思います。
SOUL ST-XS2レビュー|まとめ
「【SOUL ST-XXレビュー】片耳わずか4gでパワフル重低音!大満足バッテリー性能&防水性能で外音取り込み機能まで搭載した高コスパ完全ワイヤレスイヤホン」と題して、Beatsを彷彿とさせるパワフル重低音や超小型軽量で携帯性に優れたサイズ感が持ち味のSOUL「ST-XX」について紹介してきました。
Beatsとダブる超高コスパ完全ワイヤレスイヤホン
AirPodsを上回る小型軽量さ、たった60分でフル充電可能な本体イヤホン充電、IPX5等級の防水性能、「外音取り込み(オートトランスパレンシー)機能」の搭載などメリット満載ですが、それらを吹き飛ばす勢いで注目なのが、七千円台の価格にしてBeats by Dr.Dreを思い起こさせる重低音グイングインサウンド。これはもう完全ワイヤレスイヤホン業界の事件ですよ。
iPhoneとの密で感動的な連携機能を有する「Powerbeats Pro」に真っ向勝負で勝てるとは思いません。ただそれを補って余りある超高コスパぶりが気にかかるのも事実。リアルにBeatsのシェアを横取りできるだけの潜在能力の高さは疑いようのないスペックが「ST-XX」には備わっています。
如何せん知名度が低いのが難点ですね。1日も早く一人でも多くの人にアメリカ発SOUL製Bluetoothイヤホンの素晴らしさが浸透することを願うばかりです。
上位モデル「ST-XS2」の方が高コスパ!
SOULの完全ワイヤレスイヤホンのラインナップには近い価格帯の上位モデル「ST-XS2」があります。
イヤーピースとイヤーフックによる非常に高い装着安定性、さらに高性能な防水性能(完全防水IPX7)、「ST-XX」より5時間も長い総再生可能時間。
Beatsに肉薄する大迫力重低音、実用性十分な外音取り込み機能などSOULならではの持ち味も健在。ケースに引っ掛けて使えるSOULロゴ入りカラビナも付いてきます。
コンパクトさ・軽量さなどのモバイル性は落ちますが、このようなより高性能な完全ワイヤレスイヤホンが1,300円ほどの上乗せで購入できるので、コスパは断然上位モデル「ST-XS2」の方が上です。
僕個人としてはトレーニングシーンでBluetoothイヤホンを使うことが多いので装着安定性がすこぶる良くて完全防水にも対応した「ST-XS2」がおすすめです!
-
【SOUL ST-XS2レビュー】Beatsに迫る重低音サウンド!外音取り込み機能・完全防水と場所を選ばず使えるオールラウンド系完全ワイヤレスイヤホン
続きを見る
この記事があなたにとって最良となるBluetoothイヤホン選びの一助になっていれば、僕としては嬉しく思います。
【2020年最新版】最強Bluetoothイヤホンまとめました
2020年最新の買って後悔しない最強Bluetoothイヤホンをまとめた記事が公開中です。
それぞれ独自の強みを持った秀逸な完全ワイヤレス・左右一体型Bluetoothイヤホンをまとめました。
これさえ見れば、24年11月時点で最も優れた機種を把握できますよ。要チェック!
1万円以下の優良完全ワイヤレスイヤホン特集【公開中】
SOUL「ST-XX」は間違いなく秀逸な完全ワイヤレスイヤホンで、買って後悔することはない一品ですが、1万円以下で高音質かつ高性能な完全ワイヤレスイヤホンは他にもあります。
もしSOUL「ST-XX」にピンと来なかった方は、現在公開中の「1万円以下で買える高コスパ完全ワイヤレスイヤホン特集」をチェックしてみてほしいと思います。きっとグッとくる完全ワイヤレスイヤホンが見つかるはずです!
CDを購入・レンタルして、お金と時間を無駄にしてませんか?
CDを買ったりレンタルしたりするのは割に合わないし、何より面倒臭い!
たった1枚のCDに2,000円も払うとか、経済的に痛すぎると思いませんか?
レンタルする場合も。店に行ったものの借りたいCDが全部借りられていて時間を無駄にしたり、借りられたとしても返却するために店頭に行かなきゃならないのはダルいですよね。
良心価格で手軽に利用できる音楽配信サービス
音楽配信サービスなら月額980円で数千万曲が聴き放題!
もちろん最新作もリリース当日に聴けちゃいます。
1枚2,000円も支払わなくていいし、わざわざお店に足を運ぶ手間もありません。
そして数ある音楽配信サービスの中で特におすすめなのが、業界最多の楽曲配信数・業界最安値・他社サービスに無い豊富な付加価値の三拍子が揃った「LINE MUSIC(ラインミュージック)」です。
コミュニケーションアプリ「LINE」でお馴染みのLINE株式会社が提供する「ラインミュージック」は、LINEと強力な連携が行えるただ一つの音楽配信サービスになります。
【24年11月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年11月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
「ラインミュージック」の特長
「ラインミュージック」が優れている点をまとめると、次のような感じです。
「ラインミュージック」の特長
- LINEと連携できる唯一の音楽配信サービス
- 業界最高峰8,000万曲の楽曲配信数(他社で聴ける曲はほとんど聴けます)
- ビットレート320kbpsでハイクオリティな音質
- 楽曲の歌詞が見れる「リリック表示機能」搭載
- 人気アーティストに会えるかもしれないスペシャルイベント参加権アリ!
- 中学生以上から利用できる良心的な学割料金・月額480円!!
- もちろん月額料金は業界最安水準
- 最大6人で利用できるファミリープランも業界最安(月額1,480円 / 年払いで月額1,166円)
- 無料会員でもフル尺再生できる(国内サービスで唯一)
- 1か月間の無料トライアル期間が付いてくる
CDアルバムはたった1枚買うだけで2,000円も払わなければなりませんが、「ラインミュージック」は月額980円で8000万曲+今後リリースされる最新楽曲がすべて聴き放題!
比較するまでもなく、「ラインミュージック」の方がお得だと思いませんか?
無料会員でも利用価値がある高コスパな音楽配信サービスなので、まずは1か月間無料お試し利用してみて、「ラインミュージック」の良し悪しをチェックしてみましょう!
>>【無料登録】「LINE MUSIC(ラインミュージック)」をとりあえず1か月間だけ使ってみる
【完全無料】1か月間無料お試しキャンペーン実施中!!
1か月間無料お試しキャンペーン
今なら初回登録で「LINE MUSIC(ラインミュージック)」を1か月間に渡って無料お試しできるキャンペーン実施中!!
いつ終わるか分からないキャンペーンなので、音楽配信サービスが気になっている方は、この機会をお見逃しなく!
>>無料で「LINE MUSIC(ラインミュージック)」を1か月間使ってみる
▼QRコードで無料ダウンロード▼
Amazonプライム会員の方なら「Amazon Music Unlimited」もおすすめ
Amazonプライム会員なら「Amazon Music Unlimited」が特別料金・月額650円で契約できますよ。
LINEとの連携機能や320kbpsのビットレートも非対応ですが、圧倒的な月額料金の安さは魅力的です。
>>無料で「Amazon Music Unlimited」を30日間使ってみる
【2020年】音楽配信サービスを徹底比較
CD1枚2,000円で買う時代が終わり、今や定額料金で好きな曲を好きなだけストリーミング再生で聴く「音楽配信サービス」の時代がやってきました。
そんな高コスパな音楽配信サービスは数多く存在していて、その良し悪しは非常に分かりにくくなっています。
そこで当サイトでは、サービスごとの特徴をまとめた比較記事を公開しています。
自分にとって最良の音楽配信サービスが知りたい方は、下記の記事をチェック!
関連リンク【音楽配信サービス比較】2020年おすすめ音楽ストリーミングサービスまとめ|音楽配信サービスは洋楽・邦楽・アニソンなど強いジャンルで選ぶ
この記事で紹介したアイテム
Amazonで欲しいものを安く買うなら「Amazonチャージ」
Amazonギフト券「チャージタイプ」というギフト券を現金チャージすると、いつでも最大2.5%のポイント還元が受けられます。
コンビニなどであらかじめチャージしておくだけでお得に買い物できるサービスなので、Amazonを日ごろ使っている方は「Amazonチャージ」を利用しない手はありません。
僕は先日Amazonのセールで20万円超のMacBook Proを買ったので、5,000円もお金が浮きました。浮いたお金でポートを増設する周辺機器を購入したんですが、これってお得だと思いませんか?
どう転がってもお得でしかない「Amazonチャージ」が気になる方は、ぜひ下の記事をチェックしてみてくださいね。
関連リンク【Amazonギフト券で高額商品を安く買う】Amazonギフト券(チャージタイプ)+現金払いで最大2.5%ポイント還元|コンビニ払いのチャージ方法を解説