割安価格と高音質を両立させた正真正銘の高コスパイヤホン!!
2019年にリリースされたSOUNDPEATS「TrueFree+」は全世界で100万台を販売するスマッシュヒットを記録。
非常にリーズナブルな価格と高い性能を両立させた稀有な製品として、多くのユーザーに愛されました。
そして2020年、この系譜を受け継ぐ最新完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。それがSOUNDPEATS「TrueFree2」です。
前モデルのコンセプトをしっかり受け継ぎつつ、さらに磨きをかけてきた「TrueFree2」の特徴は、下記の通りです。
「TrueFree2」の特徴
- 6mmの複合振動板ドライバーを搭載
- 人間工学に基づく絶妙な装着感
- 完全防水に対応
- 4千円を切る圧倒的なコストパフォーマンス
スペックだけを見ると凄さが伝わりにくいですが、実際に使ってみると「なるほどぉ・・・」と唸ってしまう基本性能の高さを感じられる一品です。
完全ワイヤレスイヤホンとして押さえておくべき「音質」「装着感」「接続安定性」「防水性」、これらを踏まえつつ価格を抑えることにも成功しているという、ある意味モンスターのようなイヤホン。
では早速、SOUNDPEATSが満を持してリリースした大ヒット製品の後継機「TrueFree2」について、詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|製品情報
まずはSOUNDPEATS「TrueFree2」のスペックについてザッと見てみましょう。
スペック
サイズ | イヤホン(片耳):H20×W28×D25mm 充電ケース:H38×W72×D34mm |
重量 | イヤホン(片耳):約5g 充電ケース:約38g |
充電用ポート | Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.0 |
対応プロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
ドライバー | φ6mm複合振動板ドライバー |
連続再生時間 | 約4時間 (+充電ケースで約20時間) |
フル充電所要時間 | イヤホン本体:約60分 充電ケース:約90分 |
対応コーデック | SBC |
接続方式 | TWS Plus |
防水性能 | IPX7等級 ※イヤホン本体のみ※ |
付属品 |
|
保証 | 12か月メーカー保証 |
コーデックの欠点を見事にフォローした接続方式
「TrueFree2」のスペックを確認したときに懸念材料だったのが「AAC」「APT-X」のコーデックに対応していないことでした。
それゆえ無線接続が不安定だったり、音の遅延や途切れが生じるんじゃないかと思っていたのですが・・・完全に杞憂でした。
本機ではBluetooth接続の新方式「TWS Plus(TrueWireless Stereo Plus)」を採用していることから、高い接続安定性が確保されているんですね。
動画視聴にも使ってみましたが、音の遅延も見事にクリア!遅延を感じるシーンはありませんでした。
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|優れているポイント
ここでは特に「TrueFree2」が優れているポイントに注目してみましょう。
6mm複合振動板ドライバーを搭載
直径6mmの複合振動板を用いたドライバーを搭載していて、低価格帯の製品とは思えないサウンドクオリティを実現させています。
世界的ベストセラーの前モデル「TrueFree+」をベースに音質を改良し、さらに高音質に仕上げられた音質は必聴に値します。
人間工学デザインに基づく快適な着け心地
エルゴノミクスデザインのイヤホンは、落下の心配を感じさせない上々の着け心地です。
小型のボディが耳の形状にフィットして、ラバー製イヤーウィングの滑り止め効果と相まって、しっかりとしたグリップ感が得られるように設計されています。
軽量なイヤホン本体も装着感に貢献
さらにイヤホン本体は4.7gと軽量化が図られています。
この軽さも装着感の良さに一役買っています。
完全防水に対応
「TrueFree2」は、国際電気標準会議が定めた防滴・防水性能を示す規格「IPX7」に対応しています。
完全防水に相当する等級なので、雨天時や運動の際はもちろんシャワーを浴びながら使用しても壊れることはありません。
圧倒的なコスパ感
4千円を割る販売価格とは思えない基本スペックを考えると、かなりコストパフォーマンスが高いことが分かります。
音質だけを取っても1万円弱の製品にも劣らない性能を有していますし、この価格で完全防水というのは前代未聞です。
装着感もすこぶる良好ですし、低価格帯に分類される完全ワイヤレスイヤホンとしては最強と言っても過言ではないでしょう。
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|外観・付属品
外観
前モデル「TrueFree+」のデザイン系譜を受け継ぎつつ、正当な進化を遂げた「TrueFree2」。
SOUNDPEATSのロゴが際立つハウジング前面。
この部分に物理ボタンが搭載されています。
以前のモデルと違ってボタン部分の素材を摩擦係数の高い素材を使用しています。
おかげで押しやすさが向上していて、操作性が高まっています。
なおLEDライトはロゴのすぐ横に配されています。
それほど明るいようには見えませんが、実際は思いのほか視認性は悪くありません。
ハウジングを横から見ると、イヤーウィングを装着することでブラック&グレーのツートンボディに。
やはりツートンになるとややリッチな印象を受けます。
イヤホンの背部はこのような感じになっています。
イヤーウィングと本体にそれぞれ左右を識別する刻印が施されています。
このイヤーウィングが絶妙なデザインで、耳穴にしっかりフィットするんです。
この装着感は、冗談抜きで1万円台の完全ワイヤレスイヤホンを脅かすクオリティがありますよ。
充電ケースは非常にシンプルなデザイン。
かえって余計なデザインが省かれているので、安っぽさが無くていいですね。
ただし全面を覆っているプラスチック素材は、お世辞にも重厚感があるものではないので悪しからず。
比較的コンパクトなので持ち運びやすさは十分でしょう。
重さもわずか38gと上々のライト感。
ケース背部にはType-C充電ポートとLEDライト。
LEDライトは充電ケースの内部にあります。
以前のモデルは2点式LEDだったのに対して、本機は4点式にアップグレードされています。
より忠実なバッテリー残量を把握できるので、この点は評価できますね。
付属品
「TrueFree2」の付属品は次の通りです。
付属品一覧
- 充電ケース
- イヤーピース(3種類:S/M/L/)
- イヤーウィング(2種類:S*2 / L*2)
- USB-C & USB-A充電ケーブル(約12cm)
- 取扱説明書
充電ケーブルが短い・・・
特に不満はないんですが、気を付けたいのが充電ケーブルの短さでしょうか。
付属の充電ケーブルの長さは約12cmと超ショートなので、充電する環境によっては接続が大変かもしれません。
一応この点は頭に置いておいた方がいいかもしれません。
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|ペアリング方法(接続方法)
ここではiPhoneを使った「TrueFree2」のペアリング登録方法を解説します。
ペアリング登録手順
- イヤホン本体の入った充電ケースのフタを開ける
- スマホの設定画面で「SOUNDPEATS TrueFree 2」を選択する
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
まずはイヤホン本体が入った充電ケースのフタを開きましょう。
するとイヤホン本体の電源が入って自動的にペアリングモードへ移行してくれます。
右イヤホンのLEDインジケーターが素早くレッド&ホワイトに点滅しているのがペアリングモード中のサインです。
ペアリングモードに入るとBluetooth設定画面(「設定アプリ」→「Bluetooth」)に「SOUNDPEATS TrueFree 2」と表示されるので選択しましょう。
「connected」とアナウンスが入って、スマホのBluetooth登録デバイス一覧に「SOUNDPEATS TrueFree 2」が「接続済み」と表示されていればペアリング完了です。
片耳だけでも使えます!
SOUNDPEATS「TrueFree 2」は片耳だけで使うことができます。
やり方は簡単で、ただ片側のイヤホン本体を取り出すだけ。途中で片側イヤホンだけの使用に切り替えたくなったら、使わない方のイヤホンをケースに仕舞うだけ。
また両耳で聴きたくなったら片側イヤホンを取り出して耳に装着するだけでOK。
片耳から両耳に切り替える際は「ピッ」と電子音が鳴りますが、かなりスムーズにイヤホン側で自動切替してくれるので快適です。
一度ペアリングすれば、以後は自動接続してくれます
ペアリング登録以後は、イヤホン本体が入った充電ケースのフタを開けるだけで前回接続したスマホに自動接続してくれます。
自動接続されるまで6~7秒と比較的速く接続してくれるので、実用シーンで接続の遅さにイライラすることはないでしょう。
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|使ってみて感じたこと
操作感
「TrueFree2」のボタン操作は、下記の通りです。
ボタン操作
- 音楽再生時
- 左or右ボタンを1回押す:再生/一時停止
- 右ボタンを2回押す:音量を上げる
- 左ボタンを2回押す:音量を下げる
- 右ボタンを1.5秒長押し:曲送り(次の曲へ)
- 左ボタンを1.5秒長押し:曲戻し(前の曲へ)
- 通話時
- 左or右ボタンを1回押す:着信応答/通話終了
- 左or右ボタンを1.5秒長押し:通話拒否
- 左or右ボタンを2秒長押し:通話切替
- 音声認識システム
- 左or右ボタンを3回押す:Siriなどの音声認識システムを呼び出す
ボタンを押しやすい点がナイス
先ほども言及しましたが、本機のボタンは摩擦係数の高いラバーっぽい素材が使用されていて、ある程度グリップ感が得られるために押しやすくなっています。
前モデルはハウジング本体と同じ素材のボタンだったので指で触れたときのフィーリング的に押しにくい印象がありました。
それが今回の新作では解消された格好ですね。
物理ボタンと言うことでプッシュ時に耳穴に圧がかかる点は否めませんが、操作のしやすさは合格ラインでしょう。
イヤホン本体のバッテリー残量の確認方法
知る人ぞ知る方法ですが、念のためイヤホン本体のバッテリー残量の便利な確認方法について、iPhoneを例にご紹介しておきたいと思います。
まず「TrueFree2」をiPhoneに接続させましょう。
接続したらホーム画面から左フリックでウィジェット画面を表示させて、下にある「編集」と書かれたボタンをタップします。
ウィジェット追加画面に移るので、「バッテリー」と書かれた項目の左側にある「+」マークをタップして、画面右上の「完了」をタップします。
ウィジェット画面を見ると一番下に「バッテリー」という項目が追加されていて、「SOUNDPEATS TrueFree2」のバッテリー残量がパーセント表示されているはずです。
イヤホン本体のバッテリー残量を確認するなら、このウィジェット表示が一番分かりやすいのでおすすめですよ。
装着感
予想を良い意味で大きく裏切られるような装着感が得られたことには驚きました。
装着感が非常に良好な機種として思い出すのは、Anker「Soundcore Liberty 2 Pro」ですが、この機種にも匹敵する着け心地があります。
ちなみにこの機種は、Amazonで14,380円の代物です。
耳穴への絶妙なグリップ感が最高
基本的なハウジングのデザイン、ハウジングから伸びる軸部分の取り付け角度、イヤーピースの質、イヤーウィングの効果などが複雑に絡み合って、絶妙なフィット感が実現しています。
個人差はあると思いますが、これだけ耳にガッチリと、それでいてソフトに装着できる完全ワイヤレスイヤホンは、アンダー1万円で探すのは至難の業でしょう。
言わば”装着感モンスター”といった表現がしっくりくるほどの装着安定性。お見事です。
音質
まさかの高音質。この価格にしてこのサウンド。
前モデルがベストセラーだった理由が分かる気がしますね。
「TrueFree2」でもサウンドに妥協は一切見られません。
音全体の均整が取れていて、完全価格不相応
まず低音がしっかり鳴ってくれます。
割れるような印象はありませんし、力強さもなかなか。
さらに中音域から高音域にかけても粒立ちの良さが際立っています。
特に中音域の音圧の安定感は素晴らしいですよ。
音域全体のバランスも極めて良好。
多くの使用者から好評頂いた前作のTruefree+の良き音質に基づき、細かく調整し、全音域がバランスよく表現します。より一層高音質なオーディオを楽しめます。
このようにメーカーが豪語するだけのことはありますね。
いやはや、これが4千円を切る価格で買えるとは・・・。
このクオリティを4千円で出されたら嫌でしょうね、他社はw
高音域が弱点か・・・?
あえて厳しいことを言えば、高音域にシャリシャリ感やノイズ感があって、やや美しくない気がします。
この点はもう少しお金を積めば、良い音を奏でる機種が存在することを考えると、弱点と言わざるを得ませんね。
とはいえ4千円でこのサウンドクオリティ・・・完全にコスパ良いですよ、コイツは。
SOUNDPEATS TrueFree2レビュー|まとめ
「【SOUNDPEATS TrueFree2レビュー】TrueFree+から更に進化を遂げた最新モデル!音質・防水性能・接続安定性など価格不相応な高コスパ完全ワイヤレスイヤホン」と題して、世界的ベストセラーとなった「TrueFree+」の後継機としてリリースされた低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしては最強のコスパ感を誇るSOUNDPEATS「TrueFree2」について、詳しくご紹介してきました。
4千円未満で最強の完全ワイヤレスイヤホン確定!!
年間で数多くのイヤホンを手に取っていますが、4千円未満でこれだけのスペック、これだけのサウンドを実現できている製品は皆無と言っていいと思います。
しかも装着感にもこだわりを感じ、しっかりとしたグリップ感を味わえるイヤホンは、下手すると1万円を積んでも手に入りません。
「この価格でこのクオリティとか、営業妨害でしょ」という他社のボヤキが聞こえてきそうなくらいコスパ感に優れた製品だと強く強く感じました。
この記事があなたにとって最適なワイヤレスイヤホン選びの一助になれば、嬉しく思います。
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【24年11月現在】「ラインミュージック」で聴けるアーティスト
24年11月現在、「ラインミュージック」で聴ける代表的な音楽アーティストをほんの一部ですが掲載してみました。
洋楽アーティストに関しては、ほとんど網羅されていると言ってよいので、下記は邦楽アーティストに限定して掲載しています。
楽曲聴き放題のアーティストの例示
- 米津玄師
- BTS
- BLACKPINK
- LiSA
- 安室奈美恵
- 嵐
- [ALEXANDROS]
- いきものがかり
- 宇多田ヒカル
- AKB48
- Aimer
- 欅坂46
- コブクロ
- サザンオールスターズ
- スピッツ
- TWICE
- DREAMS COME TRUE
- 乃木坂46
- Perfume
- 浜崎あゆみ
- BUMP OF CHICKEN
- 星野源
- Mr.Children
- ももいろクローバーZ
- ゆず
- L'Arc~en~Ciel
音楽配信サービス全体で権利が解禁されていないジャニーズ系アーティストなどは流石に聴けませんが、これだけ押さえておきたいアーティストが数多く名を連ねているので、ラインナップに不満を感じることはありません。
最近はアーティスト側で音楽配信サービスへの意識が変化していて、続々と音楽配信サービスへの楽曲提供が発表されています。なので現状聴くことのできないアーティストが聴けるようになる日もそう遠くないでしょう!
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